/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
at視点
教室のドアを開けた瞬間、ざわつきが少し止むのがわかる。
また、見られてる。
でも、気にしない。
俺はいつも通り無言で、自分の席に向かった。
歩きながら、視線を感じる。
顔は向けないけど、なんとなく、どこからかはわかってる。
前の方、左側の窓際。
また、ちぐが見てる。
席に座って、何気なく教室を見渡すふりをして、目線を流す。
一瞬、ちぐと目が合った。
その瞬間――頭の上に、数字が出る。
「745」
……昨日より、上がってる。
俺の好意メーターは、今日も「0」のまま。
誰に対しても、ずっと変わらない。
でも、ちぐの俺に対しての数字だけは、いつも上がってく。
最初に目が合った時は、「38」だった。
1週間で、もう700超え。
こいつ、顔に出すより先に数字に出るから、見てて飽きない。
てか……ちょっと可愛い。
tg 見ないでよ……
ちぐが友達と話してるのが聞こえた
今日も数字のせいでバレそうになって、慌ててる。
手で隠そうとしてるけど、それ意味ないんだよな。
隠したって、数字は頭の上にずっと浮いてる。
みんな、笑ったり、ひそひそ言ったりしてる。
でも俺は、誰にも言わない。
からかいもしないし、からかわせもしない。
だって、バカみたいにわかりやすいこの数字、
なんか大事にしたくなるんだよ。
俺に「0」しか出せないこのシステムも、
たまには悪くないって思う。
もし、俺に数字が出たら。
ちぐは、もっと慌てるんだろうな。
……うん。
ちょっとだけ、見てみたいかも。
ちぐが「745」なら、
俺は、せめて「1」くらいは出してみたい。
♡➡︎➡︎500
コメント
8件
続きが楽しみですっ！
尊い、、、、( ´ ཫ ` )†┏┛墓┗┓†
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ