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ラムネ瓶
ぴょんぽっ。
お出かけが終わり病室に帰ってきた その夜のこと
ハカ「…行ける、かなぁ、」
ハカ「治る…かなぁ、」
そして、次の日
私がいつものようにハカの病院室へ行くと
そこにはハカがいなかった
ふう「ハ…ハカ?」
ハカの代わりにあったのは1枚の手紙 そこには
そう描かれていた
あの写真と一緒に
ふう「…」
ふう「そんな、人間が自ら命をたってしまうと」
ふう「私のいる天界には、行けない…」
ふう「行けたとしても別の所、」
ふう「…それにあの子は、まだ死ぬ運命ではない 」
ふう「急がないとッ…」
そう言いながら私は病室をとびだした
ふう「どこッ?」
昨日行った広場、公園
そこにもいない
ふう「…ここにもいない」
ふう「そういえば…病院の中探してない」
ふう「そもそも、ハカ1人の外出は許可が…」
ふう「……行ってみよう」
そして私は
病院に戻ることにした
病院の屋上に来た
そこには、柵の外にハカが
長い髪を解いで立っていた
ふう「…ハカ」
そう私が言うとハカはこっちを
ゆっくりと振り向く
ハカ「…ふう」
ハカ「やっぱり来てくれた!」
そういう顔はいつものような笑顔で
でも、どこか切ない
ふう「ハカ、ねぇ…」
ハカ「私ね!」
ハカ「治らないのきっと」
ハカ「それに治ったって意味は無い」
ふう「治るよ、きっと…治る…!」
ハカ「…その根拠は?」
ハカ「私何年もここにいる、それでも治らない」
ハカ「それにさ、ふうの所に行きたいの」
ハカ「だから、ここでの生活は終わりにして」
ハカ「ふうの所に行くの!」
ふう「でもっ…人間は、 」
ハカ「ふう」
ハカ「行かせて」
そう言うとハカは
前に向き直し
飛び降りた
ふう「ハカッ…!!」
それから、私も後を追って飛び降りる
羽を広げ、ハカに手を伸ばす
だけど、間に合わない
私は天界で1番遅い、飛ぶのも走るのも
だからなのか、届かない
ハカが落ちていく速度にも追いつかない
ハカ「今…行くよ、ふう」
ふう「ダメッッ!!」
それから、記憶はない
気付いたら天界に戻ってた
それで、色々散らかってたのは覚えてる
あと、気づいたら真っ黒にもなってた
沢山の天界に押さえ付けられてたのも覚えてる
「…ねぇ、ハカ」
「私も、そっちに行っちゃダメ?」
「……」
「ダメだよねぇ」
「あの子なら言うねぇ〜」
そう言ってから私は立ち上がる
「よーしぃ、また神の所に行って」
「文句でも言って来ますかぁ」
ねぇ、ハカ私は
今でも貴方の幸せを願ってるよ
だから、少し待ってて
ちゃんとした方法でそっちに行くから
┈┈┈┈┈┈貴方の幸せを願って┈┈┈┈┈
[完]