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ふっかの亮平呼びがまた最高です!! 阿部ちゃんの塩もよかったけどデレデレの方も良きw!!
阿部side
明日は結婚式。
俺と辰哉の、結婚式。
💜「あー、ダメだ緊張する、わら」
💚『しっかりしてってば。笑』
なんて言っているが、俺も内心すごく緊張してる。
💜「阿部ちゃん、ギューしてもいい…?」
💚『ん、いいよ?』
俺がそういうと、俺を優しく抱き締める。
💜「…結婚式、成功しますように、」
💚『大丈夫、きっと上手くいくよ。』
抱き締め返して、背中を優しく擦る。
💜「阿部ちゃんっ、」
💚『んふ、好きだよふっか。』
💜「俺も、阿部ちゃんが大好きっ、」
💚『…ちなみに、明日から阿部ちゃん呼び禁止だからね?』
💜「んぇっ、なんで…」
💚『……苗字、深澤になるんだから、』
💜「あぁ、そっか。阿部は旧姓になるのか…」
💚『そうだよー?しっかりしてよ、笑』
💜「ごめんごめん、わら」
2人して笑顔を見せる。
きっと、明日の結婚式はお日様が見守ってくれるはずだ。
当日、早起きして式場に向かう。
💜「…阿部ちゃん。」
💚『ちょっと、もう阿部ちゃん呼び禁止だって、!』
💜「んは、まだ誓いのキスとかしてないよ?わら」
💚『っ、!』
💜「それまではまだ、阿部ちゃん呼びでいいでしょ?」
💚『い、いいけど…//』
💜「阿部ちゃん。」
💚『…辰哉、』
2人で見つめあって微笑む。
これから俺達、夫婦になるんだ。
💚『…すごい、綺麗、』
ウェディングドレスを見て、思わず口に出す。
今から着る予定のウェディングドレス。
俺には勿体ないくらいに綺麗なドレス。
💚『(こんなの、俺が似合うのかな…)』
『(…やっぱり俺なんか、)』
なんて、着るのを躊躇っていると
スタッフさんが微笑みながら話しかけてきた。
👤「ふふっ、大丈夫ですよ?」
「結婚式は花嫁にとって特別ですから。少しばかり自分の丈に合わないウェディングドレスでも、素敵に見えますよ。」
💚『…!』
『は、はいっ…!』
👤「ふふっ、では着ましょうか。」
そのスタッフさんの言葉で、俺は自信を持てた。
結婚式、本番。
深澤side
💜「(はぁ、緊張する…)」
阿部ちゃんの姿がしばらく見えなく、
タキシードの服の裾をシワが付かない程度に握る。
💜「(…大丈夫、大丈夫…)」
そうしていると、俺達が設定した音楽が流れる。
その瞬間、緊張が解ける。
💜「(よし、大丈夫。)」
俺は開く扉から阿部ちゃんを待った。
新婦入場のアナウンスで扉が開く。
中から、綺麗なウェディングドレスを着た阿部ちゃんが出てくる。
💜「はっ…」
俺は思わず息を飲んだ。
いつもより阿部ちゃんが綺麗に見えたからだ。
まるで天使のような、女神のような微笑みで、
💚『んふっ、そんなじっと見ないでよ、笑』
💜「ごめん、綺麗すぎて…」
💚『…照れるから、』
💜「んは、だって綺麗なんだもん、見ちゃうじゃん?」
💚『だから、それが照れるんだってば…』
2人して微笑んだ。
阿部ちゃんの夫になる。
その言葉だけで幸せなのに、こんなに綺麗な阿部ちゃんの姿を見れるなんて、俺は幸せ者すぎる。
「新郎、深澤辰哉。」
「あなたは、新婦阿部亮平を愛す事を誓いますか?」
💜「誓います。」
「では、新婦阿部亮平。」
「あなたは、新郎深澤辰哉を愛す事を誓いますか?」
💚『誓います。』
「では、誓いのキスを。」
神父の声で、俺は阿部ちゃんに
かかっているベールを上にあげる。
阿部ちゃんは恥ずかしそうに微笑む。
💜「…愛してるよ、亮平。」
俺は微笑み返し、そう呟きながら口付けする。
💚『んふ、俺も愛してるよ。』
口付けを受けた亮平は、
嬉しそうに、にこっと微笑んだ。
改めて宜しくね、
―――愛しい奥さん。
これにて、執拗い先輩と塩対応な後輩。
無事完結致しましたーー!
短い間ですが、お付き合いいただき、
ありがとうございました!
途中から、阿部ちゃんの塩対応な感じが出なかったですが、、そこは許してください。笑(
𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫__