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『 甘い檻の中で 』

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『 甘い檻の中で 』

1 - 『 甘い檻の中で 』 ❶

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2025年07月12日

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「……んっ、や、だって、もう……っ」





若井の声が震える。触れられすぎて、何がどこから気持ちいいのかわからない。

両腕は柔らかなリボンでベッドのヘッドボードに縛られ、逃げることもできず、ただただ快楽に晒されていた。





「ほら、若井……まだちゃんとお返事してないよ?」





元貴の指が顎を持ち上げ、唇に触れる寸前で止まる。

目の奥に宿した色気が、どこまでも意地悪だ。





「おねだりするなら、ちゃんと“言葉”でしないと……。僕たち、甘やかしてあげないよ?」





「元貴……っ、そんな言い方……ずるい……」





若井が小さく震えると、そのすぐ横で涼架が優しく微笑んだ。

その手は、若井の内腿をなぞっている。





「ふふ、かわいい……若井って、こんな顔するんだねぇ」





「りょ、りょうちゃんまで……っ、優しく、しないで……」





「優しくしてほしいんじゃないの? ほら……ここ、こんなに熱くなってる」






涼架の手がわざとらしくゆっくりと、若井の中心を撫でる。

声が、勝手に漏れた。





「んっ……あ、あっ……っ!」





「可愛いな、若井……そんなに震えて。りょうちゃん、もう少し焦らしてあげて」





「うん、元貴……でも、あんまりいじめすぎたら、壊れちゃうよ?」





「壊れてもいいよ。僕たちだけが直してあげるから」







涼架が微笑み、元貴が低く笑った。

若井は、ふたりの手のひらの中で、どこまでも甘く溺れていくしかなかった。





nxt


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