この作品に政治的意図は一切ありません
百合要素ありです
女体化注意
実際の国とは関係ありません
思いっきりcp要素ありですね(百合だから当たり前かな?)
カントリーヒューマンズのタグをつけますが、キャラクターとしてお楽しみください
それでも読みたい方はお進みください
🇬🇧side
今日は日本さんとお茶会をする日ですね。日本さんとは一ヶ月ぶりに会いますから、少し気合を入れて準備しましょうか。日本さんは以前お会いしたときにアールグレイを気に入られたみたいでしたので、アールグレイと私の好きなアッサムティーにしましょうか。スイーツはどうしましょうね…日本さんは基本何でも美味しいと言ってくださりますから、私の国のおすすめスイーツを出しましょう。
ピーンポーン
日本「こんにちはーイギリスさん!」
日本「私です!日本です!」
イギ「わざわざ遠いところから足を運んでくださりありがとうございます」ニコッ
日本「いえいえ…///私が来たかったんですから大丈夫ですよ!」
イギ「ふふっ…そうですね」ニコッ
イギ「おや?今日はいつもよりカバンが大きめですね…?」
日本「あっ…気にしないでください…!」
日本「今日はいつもより荷物が多くなってしまっただけです!」
イギ「そうでしたか」
イギ「外にいるのもあれでしょうし、どうぞお入りください」
日本「ありがとうございます!」ニコッ
日本さんのカバンがいつもより大きめなこと以外変わったところはありませんから、本当にただ荷物が多くなってしまっただけなのでしょう。まぁ、そもそもカバンの大きさとか日本さんが決めることですしね…
イギ「今日はアールグレイとアッサムティーにしましたよ」
イギ「日本さんはアールグレイです」ニコッ
日本「わぁ…!私が好きなの覚えててくれたんですね!!」
日本「なんだかとっても嬉しい気分です…//」
イギ「それはよかった」ニコッ
イギ「あぁ、ちなみにアッサムティーとはですね、」
日本「…」(いつもの解説かな?なんだかんだこの解説してるときのイギリスさん可愛いですし、黙って聞いてましょうか…)
イギ「アッサムティーは1839年、イギリスにはじめて輸出され、以降インド紅茶を代表する紅茶としての地位を確立したものなんですよ」
イギ「まぁ、1838年という説もありますがね」
日本「そうなのですね!勉強になりそうです」ニコッ
しばらくの間、日本さんと私は紅茶とスイーツを嗜んだ後、日本さんが日本のお茶を紹介する番となりました。
日本「次は私の番ですね…」
日本「では少し準備をするので待っていてください」
日本さんがカバンから取り出したのは大きめの木の箱で、かなり昔のものであることが見た目から把握できました。日本さんは丁寧に箱の蓋を開けたあと、掛かっている和紙をゆっくりめくりました。
イギ「それって…」
日本「はい。着物です」ニコッ
イギ「見たことならありますが…やはり実物は綺麗ですね…」
日本「お褒めの言葉をありがとうございます」ニコッ
本当に綺麗だったんです。きらきらと輝く糸で刺繍された模様も、帯も、布も。すべてが美しく、まさに和の国。日本さんの紅に染まった瞳も、まるで雪のように白い肌も、本当にお着物によく似合う。
日本「…んしょ…、」シュルシュル…
イギ「…//」
日本さんの一つ一つの動作が私を惚れさせる材料となっていく様子に私は目が離せませんでした。帯をゆっくり丁寧に巻いて綺麗に結ぶ。いつもなら見ないであろう着物姿の日本さん…
イギ「美しい…」
日本「へっ…?////」ビクッ
イギ「ぁ…声に出てましたか…//」
日本「ぁ、ぇと…ありがとうございます…?///」
日本「あと、イギリスさんのもありますよ?」
イギ「私のですか!?」
日本「はい…きっと似合うと思いますよ…?」
イギ「ゔっ…私が上目遣い弱いのを知っててやってるでしょう…っ?///」
日本「ぇへ…//」
日本さんに手招きされ、言われた通りに動くと数十分した頃には私も日本さんと同じように綺麗な着物を着ていました。
日本「とっっってもお似合いです…っ!!」
イギ「ふふっ…//嬉しいですね…」ニコッ
日本「はわ…っ//」
イギ「似合っているならよかったです」ニコッ
日本「…//」カァァァァッ
イギ「日本さん?どうされましたか?笑」
日本「ずるいですぅ…ッ//」
日本「…ッ///コホンッ!!」
日本「今から茶道という日本の総合芸術をお見せしますね…」
そう言って日本さんは先ほど家の冷蔵庫に入れておいた和菓子を綺麗な模様の入ったお皿に移し、
日本「お菓子をどうぞ」ニコッ
イギ「お、お菓子を頂戴いたします…?」
日本「ええ」ニコッ
日本さんは私が和菓子を口に入れたことを確認した後お茶を点て始めました。その動作は誰が見ても惚れ惚れしてしまう程に美しく、儚く、可憐でした。
日本「どうぞお点前頂戴いたします」ニコッ
イギ「お点前…頂戴いたします…」
日本さんに言われた通りに茶碗を右手で時計回りに回して正面を避けてから3~4口で飲む。口の中に濃厚な甘味と、それと調和する上品な苦味・渋味が広がる。苦渋みが少なくまろやかな味わいであまり抵抗はない。飲み終えたら飲み口を指で拭い、再び茶碗を回して正面を日本さんに向けて置く。
日本「随分とお上手なことで…」ニコッ
イギ「お世辞は辞めてくださいね…?」
日本「お世辞なんて私は好みませんよ…?」
イギ「〜〜ッ!?///」
イギ「貴方って人(国)は…ッ!!///」
日本「ふふっ…可愛らしい…//」ニコッ
その後も色々お話をして、日本さんと茶葉の交換をしたら、お茶会はお開きになりました。日本さんから貰った抹茶の缶の見た目からかなり高価なことがうかがえる。
イギ「こんなに高価なものを頂けるとは…」
イギ「とっても光栄ですね…っ!」ニコッ
日本「ひゃ、ひゃい…っ///」カァァァァッ
イギ「では、また今度お会いしましょうね?」
日本「ええ、また逢う日まで…!!///」
イギ「それでは、いつものですね?」
日本「はい!」
イギ「I love you♡」
(愛してますよ♡)
日本「知ってます♡ 」
(I know ♡)
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