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〖体調不良まとめ〗

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〖体調不良まとめ〗

6 - 熱中症的な

♥

148

2025年07月30日

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⚠️ATTENTION⚠️

・嘔吐表現を含みます

・ほぼ過呼吸じゃない過呼吸あります(?)

・BLです







◯登場人物

・零音(れおん)

・湊(みなと)

零音▶︎左

湊▶︎右

この𝖢𝖯は何回か書いているので詳しい説明は省きます( . .)”




湊side

今日の体育の授業は、持久走。僕が一番苦手なやつだ。先生は5kmとか簡単に言うけど、そんなの口でならいくらでも言える。僕が持久走でどれだけ馬鹿にされてきたか。

「よーい、スタート!」

そんな先生の一言と共に、みんな一斉に走り出した。


どうしよう、ほんとに辛いかも。僕はどれだけ体力がないんだろうか。足は回らないし、息が吸えない。それに暑さのせいか頭もガンガンしてきて。

「っは、っはぁ、っ…」

足元がふらつく。視界も心做しか歪んできた気がする。だけど、だけど…走んないと。歩いたらタイム、なくなる…、


あ…吐き気、すご…

目の前、クラクラ…して、

ーーーガクッ。

僕は膝から崩れ落ちて、反射的に地面に手をついた。

…あ、

そう思うのも、もう遅かった。

「っえ゛、ぅ゛ぁ…っ、」

びたびたびた、と嘔吐物が地面に叩きつけられる。最悪だ。

「湊っ!!」

その時、僕の前に現れたのは恋人の零音くん。僕が周回遅れだったから、近くにいたみたいだ。持久走でもなんでも、運動神経は上位なのに。僕のせいでタイムなくなっちゃったじゃんか…

「走っ…て、おねが、っ」

僕がそう頼んでも、零音くんはこの場を離れる気が全くないみたいだ。

「ごめん、ここにいないと俺の気ぃ済まない。」

「そん、な…!」

「おい、お前もうタイム無しだぞ?」

先生は零音くんに向かって言葉を吐く。もうこんなところまで来てたなんて気付かなかった。

「別にいいです。じゃ、保健室行ってくるんで。」

「は!?……お前って奴は…!」

「湊、肩。」

「え、ありがと…、」

零音くんは僕に肩を貸してくれて、ゆっくりゆっくり歩いてくれる。

「普通保健室の先生呼んだりするだろ…」

あ、ダメだ…気持ち悪い、吐きそう、

「零…音く、っ…?」

「ん?」

「排水溝、んとこ…行く…、」

「あー、トイレまで無理そ?」

僕が頷くと、零音くんがそっと僕を持ち上げる。

「、!?」

「大丈夫、何もしなくていいから。」

そう声を掛けてくれた。どこまで優しいんだろう。


「おけ、頑張った頑張った。」

人目のつかない体育館裏。僕は零音くんに身体を任せていた。背中には少し骨ばった手が添えられている。

「はぁっ、気持ち悪…」

さっきは喉元まで上がってきてたのに、いざとなるとそう上手くいかない。

「どーだろ、吐ける?」

「がんばる…、」

「ん、さすってるな。」

こんなことに付き合わせるのは本当に申し訳ない。すぐ吐くか我慢するかしないと、絶対迷惑だ。

「っえ゛、ぅえっ…」

空嘔吐からえずきばかりだったけど、零音くんは僕のこと、頑張ったなって褒めてくれた。

「もうやめとく?喉とか痛いだろうし。」

「まっ…て、ほんと吐く、でる…っ」

「じゃあもうちょい居るか。」

「お゛ぇええっ…!っう、ごめ、」

胃の中のものが一気に溢れてくる。生理的な涙も、苦しい涙も出てきた。

「ん、大丈夫大丈夫。」

今更、他の人に見られていないか心配になってきた。

「零音、くん、だけ…?」

「そう、俺以外見てない。今のうちに保健室行こ?」

「うん…、」


そして僕は零音くんにおんぶしてもらって、保健室まで着いた。

「失礼しまーす… あ、先生いない感じか、」

保健室には人の気配は無く、とても静か。

「多分、」

「…ちょっとだけ待ってて。一瞬で戻ってくるから!」

そう言って零音くんは職員室に走って行った。


「はっ、はぁ…っ、!」

そしてまた走って戻ってくる。

「そんな走んなくてよかったのに…」

「湊の顔色めっちゃ最悪だから…あ、先生来てくれるって。」

「ありがと、!」

「いいよいいよ、とりあえず中入っとくか。」

「ん、」


保健室の長めの椅子に座る。その椅子の端には洗面器が置かれていた。見るだけで気持ち悪くなってしまうのは、僕だけだろうか。

「頭とか痛い?」

零音くんの肩に頭を置くと、そう言われた。もうほんと、エスパー?

「痛い、」

「分かった、じゃあそれと吐き気だけ伝えたら授業戻るわ。」

そっか、授業戻るのか。穴開けちゃうの、まずいのは分かってるんだけど…それでも…

「寂しー…」

僕が小さな声で呟くと、零音くんは目線をこっちに移した。

「普通に嬉しい、それ…笑」

「…ふへ、」

この時間がもうすぐ終わってしまうことを、受け入れたくなかった。






本当に投稿が遅くなってしまってすみません!!久々の投稿なのにメインの物語の方じゃないのが気になりますが…

次の作品も期間が開くかもしれません!そう思っておいて頂けると助かります…!

それではまた!!

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