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R18 csgt
セフレの☕🌵の話。
都合がいいから毎回飲んだ後にヤる、みたいな。 2人とも頭が良くてイイ。
※途中で力尽きてます
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某日、深夜1時。取り巻くネオン看板の内側。
「…結局、計どれくらい飲んだの?ぐちつぼ」
「え?えー…でも全部合わせて5…いや6杯とかじゃない?多分」
「あぁ…まぁ飲んではいるね。結構」
酒は飲んでも呑まれるな、とはよく言ったもので。俺がコイツとこの関係を始めたのも、身内のちょっとした飲み会の時だったような気がする。
今だってそうだ。ロビーのタッチパネルを操作する後ろ姿は、やけにぼんやりと歪んでいるし。数秒前自分が何と答えたかすら覚えもしない。
テーブルの下で彼に手を繋がれ、くすくすと意味ありげな笑みを見せられてから俺はずっとおかしかったんだ。…主に頭が。
「よし、行こ。俺もあんま来ないからよう分からんわこういうの」
そのうち、まるで酔ってるとは思えない程軽快な声に弾かれて、少し先を進む彼の隣に大股で並ぶ。
上からコイツの頭のつむじをじっと眺めていれば、前回、酷く泣かされた記憶がうっすらと蘇ってきた。無力な俺の腕をあのカカオ野郎に掴まれて、拘束されて、後ろから。後ろから…、
「っ…、なんだよ」
「んや?気分」
「…歩きづらいって。フツーに恥ずかしい」
「え〜なに、まだそんなこと言ってんの?誰も見てないよ別に」
気付けば、腰ごと抱き寄せられていた。言うまでもなく顔に熱が集中するのが分かる。彼の表情はあんまり見えないけど、ニヤニヤしてるんだろうなって。だってもう、コイツの声に溢れんばかりのニヤつきが漏れ出してるより他ない。
こんな、こんなのに振り回されてる俺がバカみたいだろ。それでもからかってるつもりかよ。
「いや…見られたらどうすんだよ、カップルの類いだと思われるだろ」
「笑 良いじゃん。思わせとこうよそんなん」
「黙って聞いてりゃ…」
ひらりひらりと交わし続ける彼は、何を言おうと被弾してる様子がない。
その思わせぶりな態度も、コイツのことをよく知っているからこそイミフなのである。だからその妙な手つきを辞めさせることについては諦めた。そうすれば都合良く酒のせいにできると思ったから。
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チーン。無機質なチャイムと一緒に降りてきたのは、大して綺麗でもない古びたエレベーター。
2人並んでゆっくりと乗り込む。と同時に襟が強く引かれる感覚。
「っちょ、んむッ……ぁ、?」
「…んっ、は、」
「ぁ…ッぉ、い、!っん…♡」
後ろ手で階数のボタンを押すやいなや、扉も閉まってさえいないのに無理やり口付けがなされる。マジで前歯ごと喰らうかのような荒々しいキスだった。し、もはや痛かった。
思わず腰が引け、後ずさりをするが後ろは壁。下から睨みあげるようなそんな視線に、身体が更に熱を纏うのは自然なことで。
「…っぁ、は、こんそめっ…お前酔ってんの…?」
「……そりゃあね。俺も人間ですから。一端の」
息を切らしながら、オマケに顔を真っ赤に仕立てあげて音を上げる。ありえない、ありえない!
たった数階を跨いだ一瞬の出来事が、酷く長い時間のように感じた。
やっとの思いでまたチャイムが鳴り、ゆっくりと焦らすように扉が開いていく。酒で尚更ブーストが掛かった千鳥足でフラフラと歩けば、ここはやはりコイツの悔しくもスマートな部分が露呈した。気の利かせた彼に密着するような形で支えられる。
「っ…ぁりがと、」
期待が最高潮にも達した俺にとって、その良心はホントに毒だった。
手はしれっと恋人繋ぎで繋がれ、俺の腰ごとまとめてコイツの腕の中。そんな中、俺はまんまと頬を染め、少し俯きながら歯を食いしばってる。
生憎、エレベーターホールから1番近い部屋だったので良かったが、偶々廊下の奥からこっちに歩いて来てた男女2人組共には何を思われたかすら分からん。だって、どっからどう見たって、「俺は今からコイツに抱かれます」の顔付き。奴らの記憶…消さなきゃ、とぐちゃぐちゃな脳内でぼんやりと考えた。
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ぐちつぼ先入っていいよ、の言葉に背中をどつかれ、いそいそと頭からシャワーのお湯を被る。ジャーーーといううるさい水の音で世界が遮断され、それが風呂場全体に反響した。
さっと済ませてさっと出てしまおう。未だ火照った顔面を洗い、シャワーヘッドに手を伸ばす。
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あれもこれも、下準備は心地の良いものではない。少し酔いが覚めた感じを肌で確認しつつ、バスタオルで雑に水滴を拭う。それから、さっきまで着ていた服を丁寧にそのまま着戻し、眼鏡をかけた。これで元通り。
この後脱がされるのに?なんて文句はぐちつぼにとってはお門違いだ。特段引き締まってもない身体を大っぴらにしながら待機なんて正気じゃない。見せ物でもないし、恥ずかしすぎる。
ベッドに腰かけているこんそめにひと声掛け、入れ替わるようにしてベッドに横になる。このハリボテモニターテレビは、暇潰し用には使い物にならない事を俺は知っていた。渋々スマホで現X旧Twitterを開き、気を紛らわせておく。
期待半分、得体の知れない寂しさ半分。慣れってこういう事かと、少し思った。
「お待たせ」
「…ぁ、早かったね思ったより」
「え〜まぁこんなもんじゃない?長いより良くない?」
「まあ、…それはそう」
暫くすればペタペタと裸足でフローリングを歩く音が聞こえて、ふっと顔を上げると、それはもう逞しい上半身が視界に入った。いやいや、何回見てもズルくて仕方がない。けど、ウブだとか羨ましがってるだとかも思われたくないから、何も気にしていないですよ〜の顔をしながら会話を続ける。
どうか羨望の視線がバレませんように。
そうこうしているうちに、こんそめが俺のベッドの上までのし上がって来た。
彼の琥珀みたいな瞳に俺が映る。
ああ、と何かを察する。
自然と、会話が途切れた。
「んちゅ、ぁ…っふ…!くっぅ……」
「っ゙……ん、っは、ぁッ…ちゅ、」
「んッ…♡ぁ…も、良い、から!!」
可愛らしいフレンチキスを皮切りにして、ぴちゃぴちゃ、ちゅぱちゅぱといやらしい水音を響かせながらお互いに舌を絡ませる。角度を変えて、顔ごと押し付けるように何度も何度もキスをする。
愛を確かめるというより、性的興奮が高められるからしてる。そんな感じ。
口の端から声と一緒に零れてしまった涎が舐め取られた頃には、もうお腹いっぱいだ、と彼の厚い胸板を押し返していた。今日のコイツは何だかどうもずっとヘンだ!極端に口数が少ないし、それに、
「っおまえ、こんな…キス上手かった、っけ…」
「はぁ〜?いや何様?キス上手い俺は不満だって?」
「いやッ…そういう事じゃなくてさ、」
「でしょ?ね。ほら噛み付いてないで大人しく俺に抱かれてなって」
「っ゙…ぅッ、♡」
そう言ってTシャツの下に立体的な男らしい手が滑り込んで来たかと思えば、胸の突起をぎゅ、と摘まれる。反射で背中は丸まり、堪えるような声が漏れた。ず、ズルい…!!!!
優しく立てられた爪で左右に弾かれてしまえば、たちまち俺の情けない嬌声が耳に入って来てウンザリだ。まるで身体をミミズが這ってくるようで、水滴が伝うようで、ビクンビクンと不可抗力で腰が脈打つ。
「はっ゙…ぁ、あぅ、ぉいちょ、!やめッ…ぅ゙♡♡」
「…あ〜じゃあぐちつぼは喘ぐの上手になったね笑」
「っちが、♡あッ゙…だからやめ゙っ゙…!♡♡早くっ…触れマジで、!!」
「ええ?ッはは、なになに本当にどうしたの今日笑 珍しいよお前」
「あぁ゙っ待っ…♡やばい…ッぐ、ぁ…イ゙ッ、♡♡」
いつの間にか快感が頭までのぼり詰めてしまって、熱を逃がすようにシーツを掴む蹴る。スウェットパンツの下に控えるソレは完全に屹立し、濡れそぼって悲鳴をあげていた。このままだと乳首を弄られただけでイく男とかいう、カスみたいなレッテルが貼られてしまう!本当に、それだけは流石に!
「ぅ゙ッ…やめろ嫌だッあ゙、♡っイ゙きたくない!!♡♡♡」
「…あら〜笑 ぐちつぼそんなに気持ちいい?気持ちいいね、俺に触ってもらってね。好きだもんねここ」
「ちょマジで待っ゙て、♡ やばッ、イ゙っ、〜〜〜…♡♡♡」
あと数mm、ほんのあと数mmでイけるってところでパッと手が離されてしまった。最悪、最悪。ニマニマとまるで勝ち誇ったかのような笑みを浮かべるコイツと、半泣きであばらまでさらけ出してる俺。
「いや胸でイくとか本気?勝手に気持ちよくなりすぎお前」
「っ゙うぁ〜…クソ、マジで、」
「ほら脱いだ脱いだ。もう良いでしょ、俺もう充分我慢したよね」
「好きにしろよもう……っ、」
いやまだイってはないんだけどな。雑に下着ごと脱がされてなければそう言い返していた。妙な残留感と期待で無意識に腰が震える。あっという間に怒張したソレが宛てがわれ、喉の奥が鳴った。
「ゔッ゙…〜〜っ、は、ぁっ♡」
「っん、あぁ…キツイ。痛くない?」
「好きにしろ…てば、っさと動け、!」
「そ。良いんだ?ぐちつぼっ…我慢出来んの、」
「ぁっ゙♡誰がっ…ぃ、くかよアホ…ッ」
「っは、よく言うね」
中で蠢く熱を感じる。手首が固く掴まれ、ベッドに押し付けられるようにして深く沈む。
俺の目には最早奴しか写ってなかった。
優越感と、背徳感と、陶酔感と。全部まとめて、アルコールと一緒に明日には忘れてしまおう。
「じゃ、ちゃ〜んと最後まで付き合って♡」
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気が向けば本番の部分も書くかもしれない
デスゲームに狂わされて1ヶ月が経つけれど、全然自分まだ擦れますദ്ദി^._.^)
契約の亡霊すぎる😩