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朝。
俺は、いつも通り始業の時間に起きる。
今日はりうらもほとけもまだ起きていないようだ。
ドアをノックして、部屋に入る。
寝てると思っていた。 だが、2人はベッドに座っていた。
ほとけは、子供みたいに泣きじゃくっていて、りうらは、泣くことを我慢するように目に涙をためている。
「どーしたん。」
2人に目線を合わせるようにベッドに座る。
俺が入ってきたことに気づいたのか、ほとけは、俺の左側にしがみつくように抱きついて、声を上げて泣いた。
それを見て、りうらは目を見開いて、涙を流す。
ほとけがいない右側の手を広げて、微笑むと、りうらが泣き顔を隠すように控えめに服を握る。
2人の背中に手を回して、後頭部を撫でる。
「…りうら、子供じゃない…」
ぐすん、と鼻を鳴らして、反抗的な声を出す。
りうらの照れ隠しだ。
この癖は、小さいときからずっと変わってない。
「俺のかわいい弟やもん。 泣いてええんよ。」
そう言って、りうらを撫でると、本格的に泣き出す。
2人が落ち着くまで背中を擦ったり、頭を撫でたりを繰り返した。