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忘れ物.....

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忘れ物.....

4 - 「好きと気づいたこの気持ち」

♥

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2021年11月24日

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どうも!こんにちはクロッちです!

今回も張り切ってコピペしていくよ!

もちろん自分の作品だから安心して!

pixivにあげたのここに乗せてるだけだから、

そして本当はここにも挿絵があったんだけど、あえて乗せませんでした!

理由はBANされるから!

挿絵が見たい人はpixivで同じ名前のこの連載の写真なアイコン探して見て!


長くなったね!ほんじゃ今日も呪術廻戦夏五オメガバース!

続きをどうぞ!






⚠️注意事項⚠️

・前回の続き

・オメガバース➕現代パロ

・呪力術式記憶なし

・誤字脱字あり

・性的表現あり




その日もお互いの話等のいつも通りの楽しい空気のはずなのに、夏油のちょっとした仕草や話に一喜一憂してしまって俺自身がどうにかなりそうだった。その様子に気がついたのか夏油が心配する眼差しで俺を見てきた。


「やっぱり体調が優れていないみたいだね、今日はちょっと早いけどお開きにするかい?」

「えー、さっき来たばかりだろ。私はまだ飲み足りないけど」

「硝子はそうかもしれないけど、五条くんがいつもより言葉数少ないのと会った時から様子が変だから、やっぱり体調良くないんだよきっと。」

「だから暑いだけで体調自体はそんな悪くねーよ、大丈夫だから気にせず飲めって」

「いいや、大事をとって今日は帰ろう。その代わり今帰るなら私が奢るから」

「ヤッターなら帰る」

「えー、俺もっと3人で居たかったのに。」

「はいはいまた今度ね。」


俺が余計な態度をとってしまったからいつもの極楽タイムが短くなってしまった。

少し残念な気もするけど夏油が俺の事そんなに意識してくれてると思うと、とても嬉しかったので、俺としては満更でもない。

夏油に見送ってもらって家に着くと、手を振って見送り、家に入った。


「おかえりなさいませ悟様。本日も遅いおかえりで、旦那様が大変お怒りでございます。」

「あ?んなの知るかよ。ちゃんと稽古はしてるんだからその後の時間くらい好きにしていいだろ。」

「その通りでございますが。夜も遅い時刻、散歩にしては随分と長い距離にございます。」

「・・・」

「悟様、ご無礼を承知で申し上げますが、悟様が記録にない研修に出かけられたあの日、学生間の中でなにかトラブルなどのがございましたか?」

「別に…何も無いって」

「左様でございますか。」

「今日はもう寝るから、用があっても呼ぶんじゃねぇーぞ」

「かしこまりました」

(相変わらずしつこい奴らだ。俺は今までお前らの言うこと聞いてきたんだから、少しくらいやんちゃしてもいいだろ。)


俺は部屋に戻るど布団に横になり、硝子に言われた事を思い返してまた1人で赤面していた。


【お前あいつの事好きだろ】

「・・・好きだよ…好きだけど…でもやっぱ無理だって。男同士だし、ましてやあいつ何か知ってる癖してずっと隠し続けてるし。」


好きな気持ちに変わりはないけど、その思いを伝えることによって今の関係が壊れることが嫌だから、黙っていることを選んだ。

俺が寝返りを打つと、手元に置いていたスマホのマスコットからふわりと香る夏油のフェロモンに体がまた反応し、夏油に会いたくなった。

俺はマスコットを握り強く匂いを嗅ぐと、熱くなる自分の体の欲望に従い、空いてる手を下半身に伸ばした。



「んっ…あ///ふっ……」


グチュックチュッっと音気持ちいい音が部屋に響き、興奮を抑えることができない俺は前だけじゃなく後ろの方にも手を伸ばした。


「あっ///んっ…いぃ、夏油…///も、もっと…」


頭の中は夏油のことでいっぱいで、ずっと夏油に抱かれてることを想像した。

頭の中のあいつは、俺の事をめちゃめちゃにだいたり、優しく耳元で声をかけたり。

普段のあいつからは想像できないことをしてくる。


「アッアッ////夏油、俺もう///」

(イッていいよ悟)

ビクッ

「んっ///〜〜」



頭の中で下の名前で呼ばれた俺は、体が大きく跳ねるように反応してイってしまった。

ある程度満足はできたが、その後に迫り来る恥ずかしさで俺は死にそうだった。


(やってしまったよ。いくらフェロモンに当てられたからって、ほんとにあいつで抜くかよ!もう///ほんとにどうかしてるよ俺!明日は会わない日で良かったけど、次会う時どんな顔して会えばいいんだよ。)


羞恥と申し訳なさから1人部屋で百面相をしていた俺は、気づくと疲れたようにいつの間にか眠っていた。




次の日、昨日のことがあってか起きてからずっと体がだるいので、とりあえず抑制剤を飲んで大学に行く支度をした。

大学に行く時はいつもの使用人が車で連れてってくれるが、今日に至っては何故か親父も車に乗っていた。


「なんで親父がのってんの」

「別によかろう、私も今日は外に出る用があるんだ。たまには見送りもしようじゃないか」

「ふーん、ついでの見送りどうも」

(朝からダルいって言うのに親父がわざわざ見送るって言うのかよ。

これ以上ない朝からの不機嫌要素だなこりゃ。昨日夏油をおかずにした罰ってか?まぁいいや、大学のス〇バでいつもの飲めば機嫌はいくらでも良くなるし。)


俺はいやいや仕方ないので同じ車に乗って大学まで送ってもらった。

「最近夜遅く友達と回っているそうだな、どこに行ってるんだ」

「別にただ夜の道散歩しながら喋ってるだけだよ」

「随分と長い時間散歩するのだな、危ないから辞めなさい」

「なんで?俺もう21歳だしアルファだぞ。何かあっても自分で対処できるっての」

「そうかもしれないが夜は危険だ」

「夜以外自由な時間くれないのどこのドイツですか。それとも外に出したくない理由でもあるんですか。」

「いや、そういう訳ではなくてな…」

「まぁ…あまり深追いはしねーけど、出かけるの辞めるつもりはねーから」

「そうか…」


親父とそんな話をしていると、大学についた。

俺は使用人から今日の家での予定を聞いてすぐ車を降りようとドアを開けた時親父に腕を掴まれた。


ゾワッ

ビクッ!?


掴まれた腕はわかりやすく拒否反応を示しており、すぐにでも振り払いたかったが、親父がこちらに向ける視線に恐怖を感じ、振り払うことができなかった。


「挨拶もなしに行くつもりか、そんな奴に育てた覚えは無いんだがな悟…」

「っ……い、行ってきます」

「あぁ、行ってらっしゃい」


手を離した途端すぐさま車から降りてドアを閉め、校内の中に向かって走った。

掴まれた腕は今でも感覚が残っていて気持ち悪い。校内のトイレで掴まれたところを何度も気が済むまであらった。今までも何度か親父から触れられることはあったが、こんなことは始めてで少し怖くなった。


(オメガがアルファに逆らえないっていうのが少しわかった気がする。)


ほんとに逆らうことができなかった、怖いと何度も思った。


(でも、もう親父は校内にはさすがに入ってこないし、予定があるって言っていたな。大丈夫だろう。)


自分で自分に言い聞かせ、落ち着いてから教室にはいった。



「あぁ五条遅かったじゃないか、何かあったのか?」

「いや、特に何も無い。ちょっと朝から気分が最悪なだけだ」

「それは大丈夫じゃないな、なんかあったなら聞くぞ」

「………」


俺は硝子に今朝のことを話してもいいのか少し悩み迷ったが、このまま怯えたままで夏油に会いたくもないので、話してみてなにか解決策が見つかるならいいと、今朝のことをはなした。


「………それ、親父さんに気おつけた方がいいぞ。」

「やっぱり硝子もそう思う?」

「当たり前だろ?話しか聞いてないから確証はないけど、危険な匂いはするし。それにオメガの防衛反応は確実に当たる。だから危険だと感じた時は逃げるのもありだと思うぞ。」

「うーん俺逃げれるような場所知らないし……」

「そうだな、私も毎回お前を自分のマンションに呼ぶ訳にも行かないし、それこそ夏油に話してみてもいいんじゃないか?あいつの家なら安全だと思うけど」

「あんまり同じ空間にいない方がいいんじゃなかったっけ?」

「番になっていない場合だ。好きならさっさとつがいになれ、その方がお前も楽だろ」

「ついこの間初めてヒートが来た相手に言うセリフじゃないだろそれ、好きなのは認めるけどそれはそれで利用してるみたいでやだ」

「自分の身が危ないって時にわがままかよ。いいじゃないか利用したって、夏油はそのくらい迷惑とは思わないと思うぞ」

「心配かけたくないんだよ。」

「……ぁあああ、お前らほんと面倒臭いな!とっとと番えよ!」


うじうじ今朝のとこと夏油のことで悩んでる俺に、頭にきたのか硝子が急にキレた。


「見てるこっちがめんどくせぇしむず痒いしうざい!好きなら好きってとっとと言え!振られたらそんときは奢ってやるよ!」

「おまえな!声がでかいって!それに無理にきまってるだろ、夏油に迷惑だ。」

「それがめんどくせぇって言ってんの!」

「はぁ!?」

「相手の気持ちとか考えんな!男な直球勝負で挑めよ!お前男だろ!」

「うっ……」


硝子に背中を押されても、やはり告白するつもりにはなれなくて、そのままその話は終わった。

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