離れた相棒と気持ちは永遠に。
☕「彰人。話がある。」
🥞「なんだ?」
☕「真剣な話なんだ。聞いてくれるか?」
🥞「おう。聞く。」
☕「ありがとう。」
☕「俺は1週間後海外に行って何年か日本に帰ることが出来ないことになった。」
🥞「…は?」
☕「勝手に決めてしまったことは悪く持ってる…」
🥞「いや、まてよ。海外?戻ってこない?なんで?」
☕「あぁ、その。父さんが進めてくれたんだ。これは俺の判断で決めた。」
🥞「…何のために海外行くんだよ」
☕「あぁ、音楽をもっと学びたいと思ったんだ。ストリート音楽も、クラシックも。音楽について海外に行って…何年か学んで…。」
🥞「まぁ…冬弥が自分で決めたことだし否定はしない。けど…その間俺をどうするつもりだ。」
☕「それは…」
🥞「俺は着いていけねーだろ?その間何年か俺は1人で寂しく家で待つことになる。それでもいいのか?」
☕「よくない…」
🥞「はは、嘘だって。お前が帰ってくるまで待つよ。」
☕「…彰人!絶対すぐに帰ってくるから待っていてくれ。」
🥞「いつまでも待つ。連絡もくれよ?」
☕「もちろんだ!」
🥞「あと一週間か…寂しいな…」
☕「だな。でも別れる訳じゃない。連絡だってするし電話だってしよう。」
🥞「ふ、目の前にいねぇと意味ねぇだろ。冬弥と過ごす日々もあと少しか。」
☕「…彰人。少し気になったのだが。そんなにすぐ受け入れてしまっていいのか?」
🥞「…だってしょうがねぇだろ。今更取り消しなんて出来ねぇだろうし…俺のわがままで迷惑もかけたくない。冬弥の夢も俺は応援したいし。」
☕「…彰人は優しいな。こんな突然言われたことも素直に受けれ入れてくれてありがとう。」
🥞「ふ、大袈裟だろ。まぁ冬弥と別れるだとかそんなんじゃねぇし。お土産も買ってこいよ。」
☕「もちろんだ。美味しいものとか音楽関係の物とかちゃんと持ち帰ってくる。」
🥞「ふは、楽しみだな。」
夜
🥞「冬弥。今日は寝るなよ。」
☕「…わかった。」
ドサッ…(押し倒す)
☕「こういうことだな?ニヤ」
🥞「…そーゆー事。」
パチュン️♡パチュンパチュンパチュンパチュンパチュン️♡
️🥞「ぁっ️♡あぅっ️♡ぉ”っ️♡きもちっ️♡️♡お”ほッ️♡お”ぉ”ッ️♡あへッ️♡とッやッ️♡️♡すきぃっ️♡ぉ”っ️♡すきッ️♡」
☕「はっ…可愛いな。可愛い。俺も好きだぞ。」
数日後…
☕「行ってくる。」
🥞「行ってらっしゃい。他の女作んなよ。笑」
☕「彰人だけに決まってる。彰人も他の男作るなよ?笑」
🥞「冬弥しか居ねぇって。じゃあ連絡くれよ。」
☕「あぁ、電話もする。」
🥞「楽しみにしてる。気をつけろよ!」
☕「気をつける。彰人!」
🥞「ん?」
☕「愛してるっ!」
🥞「ふっ…笑 俺も愛してる。」
☕「じゃあ、行ってきます!」
🥞「行ってらっしゃい!」
数日後…
この家に数年間俺は1人。
冬弥は今上手くやってるだろうか。
俺はダメダメだ。アラームをかけても1回じゃ起きれないし料理も出来なくてレトルト物しか食べてないし。
しかも連絡が着かない。
1週間前に送ったメッセージは既読にならないし電話をかけても繋がらない。
やっぱり嘘を着いて他の女を作ったのかもしれない。
「本当は寂しい。行くな。行かないで。」って。言えばよかった。
後悔だけが張り付く。
でも冬弥とは体を重ねた仲だ、。流石に捨てられたのは無いだろ。あいつはちゃんと人との関わりは大切にするしもし別れたいなら話をするだろう。
でも…悲しいな。
1ヶ月2ヶ月3ヶ月が経った今。
もちろん連絡はつかないし電話も出てくれない。
数年って何年だよ。2年?3年?4年?
いつになったら帰ってくるんだろ。
カフェ
🎧「はぁ?!なにそれ!先に言いなさいよ!」
🥞「いや…だって忙しくて出れないだけかもしれねぇじゃねぇか。」
🎧「いやいや…3ヶ月でしょ?!流石におかしいよ!」
🥞「やっぱそうなのか?杏からの連絡は既読つくのか?」
🎧「いや…私は特に冬弥に連絡は最近してないからさ…。あ、じゃあ私連絡するからこれで私のメッセージに既読が着いたら「黒」だからね?」
🥞「あぁ…よろしく頼む。」
メッセージ
杏「いいお知らせ聞く?」
彰人「なんだよ。」
杏「既読1週間経っても着かない。という事は…「白」だね。」
彰人「うっわ良かった。ありがとな杏。」
杏「まぁ…何かあったら連絡するんだよ?」
彰人「はいはい。」
既読になんてならなくていいし電話にも出なくていいから冬弥が俺の家に帰って来ればそれでいい。お願いだから帰ってきてくれ。
数年後…
メッセージ
杏「彰人!明日予定空いてる?」
彰人「おう。空いてる。」
杏「明日こはねが丁度予定空いてるみたいだから久しぶりに3人で会わない?」
彰人「こはねも来るのか。久しぶりだな。行くわ。」
杏「じゃあ明日の17時私のカフェに集合!」
彰人「OK」
こはねは大阪の方で仕事をやっていて音楽の勉強についての…何かをやってるらしい。詳しくは知らないがそっちで忙しくてあまり時間が取れないらしい。久々だし気合い入れてくか。
次の日
🥞「(財布持ったしスマホも持って…ハンカチ…これくらいか。よし、行くか。)」
カランカラン…
🥞「よっ。」
🎧「彰人!」
🐹「久しぶり!東雲くん!」
🥞「久しぶりだな。こはね。仕事はどうだ?」
🐹「忙しいけど楽しくて順調だよ!東雲くんは?」
🥞「それがな〜。冬弥が海外行ってからなんにも上手くいかねぇんだよ。ご飯作れねぇわ1人で起きれねぇわと色々大変。連絡はつかないし。ほんとどこ行ったんだろ。」
🐹「それは災難だね…。」
🎧「ま、とりあえずこはねの帰省を祝って〜!乾杯っ!」
🎧🥞🐹「乾杯〜!」
🐹「ふふ、みんなありがとう。」
🎧「こはねと久しぶりに会えて嬉しいよぉぉぉぉ!」
🐹「杏ちゃんと会うの久しぶりだけど毎日電話してたしあんまり実感がないね笑」
🥞「ま、仕事休み取れて良かったな。久々なんだし休んでけよ。」
🐹「ありがとう東雲くん。」
🎧「…彰人。」
🥞「ん?なんだよ。」
🎧「こはね!」
🐹「うん!」
🎧🐹「冬弥!/青柳くん! 来ていいよ!」
🥞「?!」
☕「彰人っ!」
🥞「冬弥っ?!」
☕「久しぶりだな。彰人。」
🥞「冬弥っ…(泣」
☕「彰人?!」
🥞「連絡も無しに何やってたんだよぉ…(泣」
☕「すまなかった…。スマホがあっちに行ってすぐに壊れてしまって連絡先が分からなくて連絡が出来なかった。ごめんな。彰人。」
🥞「冬弥〜…!!(泣」
☕「彰人っ…」
🎧「…何そこだけ舞い上がってんの。」
🐹「杏ちゃん…。まぁまぁ…」
☕「白石も小豆沢も久しぶりだな。」
🎧「急に店に来るからびっくりしたよ。」
🥞「え…?」
☕「あぁ…日本に帰ってきてまず、謙さんの店に来て白石に会って話をしたらサプライズをしようとなって…。で、こうなったんだ。」
🥞「なんだよそれ…」
☕「…それにしても。少し彰人痩せただろう。」
🥞「しょうがねぇだろ。ご飯作れねぇんだから。」
☕「作り方を教えるべきだったな。」
🎧「はい!そこまで!よそでやってください!帰った帰った!」
🥞「は?!…まぁ帰るわ。金払う。」
🎧「もう冬弥が払いました〜」
🥞「は?!冬弥…ありがとな。」
☕「あぁ。もちろんだ。」
🎧「はいはい。帰った帰った。私はこはねと喋りたいから~」
🥞「おう。じゃあな。」
🐹「またね!東雲くん!青柳くん!」
☕「あぁ。またな。小豆沢。白石。」
家
🥞「…冬弥。」
☕「ん?どうした?」
🥞「俺に言う事ねぇのかよ。」
☕「…すまなかった。」
🥞「まずは…杏の店じゃなくて俺の所来いよ。俺がどれだけ寂しい思いしたか分からねぇだろ。」
☕「それは…サプライズをしたくて…」
🥞「…やっぱり行くなって言えばよかった。俺も着いていけばよかった。」
☕「うん。ごめんな。」
🥞「許さない。」
☕「許してくれ。」
🥞「…寂しかったんだぞ。お前がいない間俺自慰も出来なかったし。」
☕「え?」
🥞「お前が後ろばっかりいじるから前じゃイけねぇんだよ!後ろいじってもイけねぇし!」
☕「…!」
🥞「何嬉しそうにしてんだよ!」
☕「ふふ、可愛らしいと思って。」
🥞「冬弥はどうなんだよ。」
☕「俺は…彰人を思い出して…シた。」
🥞「人を勝手にオカズにするな!」
☕「すまない…」
🥞「まぁ…他の女とかオカズにされるよりはいいけど…」
☕「彰人以外では無理だ。」
🥞「俺も冬弥のじゃないと無理。」
☕「やっぱり日本に早く帰ってきてよかった。」
🥞「え」
☕「あぁ、本当は5年間だったが流石に俺が持たなかったから3年で帰ってきた。」
🥞「それ…いいのかよ。」
☕「あぁ。問題ない。もう身につけるものは身につけた。」
🥞「…ふは、なんか嬉しい 笑」
☕「!(彰人の笑顔が1番大好きだ)」
END
この話を書くために約1週間粘りに粘って書きました🙄
頭が冬彰だらけです(笑)
是非感想などあればコメントにお願いします!!
おつたに!
コメント
6件
めっちゃ好きです…! これからのビビバスのストーリーも気になりますね~
彰人さんと冬弥さんの遠距離恋愛・・・いいな 最高主さん=神様 家で叫びかけた 良かった家に誰もいなくて
彰人君と冬弥君の遠距離恋愛もいいな‥相変わらず可愛さは変わらないですね!今回も良かったです!