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こんにちはおはようございます!!
早朝からの投稿です、本当に更新が遅くて申し訳ない、2日遅れですね、
普通に完成させれなくて!!
今回は2人の距離近くしすぎたお泊まり会です!是非見てください!
では本編どうぞ!
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僕の名前は斉木楠雄。超能力者だ。
前回のあらすじ。明智とふたりでスイーツバイキングに行き、帰り道に「土日、くすおくんの家に泊まりに行ってもいいですか?」と聞かれ、その時点で親に連絡がいっており断れなかった。
そして今日は土曜日だ。どうやら午後から明智が来るらしい。今は昼の十二時半で、僕は昼食を食べ終え食器を片付けていた。
どうせあいつの事だから早めに来るだろう。そう思いながら階段を上った。数段上った時、ピンポーンとインターホンの音が家中に鳴り響いた。絶対に明智だ。というかインターホンを鳴らす前から気づいていた。僕は一度ため息を着いた後、階段を降り玄関のドアを開けた。
いつもとは違う、私服姿の明智。大きめのリュックサックを背負っていて、左手には小さな紙袋を持っていた。そしてよく見ると顔は明るいものの目の下にうっすらとクマが出来ていた。
いつの間にか僕の背後に僕の母が立っていた。母は「あら明智くん、いらっしゃいー!」と、明るく出迎えた。僕は明智に『…入れ。』とだけ言い家に上げた。正直すごくめんどくさいと思ったが、それを言ったらどうなるか…。
明智と一緒に僕の部屋へ向かう。階段を上り、部屋のドアを開けた。僕は椅子に座り、明智はベッド近くの床に座りこんだ。そして明智が口を開く。
「くすおくん、あの、泊まらせてもらうお礼としてスイーツを持ってきたのですが、食べますか?…あ、けどそのままあげても面白さに欠けますね。前見たく勝負でもしますか?」
と、僕に言った。僕は『そんなものに面白さなんていらないだろ』と返した。けど明智は引こうとせず、「負けるのが怖いんですか?」と挑発する。以前二人で勝負した際、明智が僕に勝ったことがあるのだ。僕は『そんな訳ないだろ。』と言った。
「じゃあいいですよね?やりましょうくすおくん。」
しつこい。別に負けるのが怖いとかではないがやりたくない。
「元々このスイーツは二人で食べる用に、と買ったのですが、もし勝負でくすおくんが勝ったら全てくすおくんに差し上げます。そして私が勝ったら…一つだけ私の願いを聞いてくれますか。」
僕が勝ったらこのスイーツを全て食べれる。あいつが勝ったら一つ願いを聞かなくてはならない。
少し考えた後、『…勝手にしろ』と答えた。
「では勝負内容は私が決めてもいいですか?…推理系の映画を見て犯人を当てる、という勝負なんてどうでしょうか。」
普通の人が明智とこんな勝負をしたら絶対に明智が圧勝するだろう。が、相手が僕の場合は話が違う。まあまあバランスを取れている勝負内容ではあるだろう。まあそれでも僕が勝つが。
僕は『好きにしろ』と明智に返した。明智は「ではクリームが溶けてしまうかもなので、冷蔵庫にスイーツを入れてきますね。」と言い、スイーツが入っている小さな紙袋を持って一階に向かっていった。
明智がいなくなり、部屋に一人だけ。明智のテレパシーを拾いながら一つ思った。
あいつと推理映画なんて見て大丈夫なのか、と。冷静になって考えてみるとあいつは思考の量が多い上に映画を見ている間も僕のことを考えてしまうだろう。あいつの思考が流れ込みながら映画を観るなんてたまったもんじゃない。
僕は静かに机の引き出しを開け、中から指輪を取り出した。これはゲルマニウムリングという、僕がつけている間はテレパシーが使えなくなる、という指輪だ。僕は数秒悩んだあと、指輪をつけた。辺りが一気に静かになる。やはりテレパシーがなくなると静かだ。そう思っていると、明智が二階に上がってくる足音がした。部屋のドアがガチャ、と開く。
「では見ましょうか。リモコン貸して貰えますか?」
そう言って手を差し出してきた。僕は明智にリモコンを渡す。その時に明智は少し僕の手を見た。テレパシーがないため考えていることがわからない。そう思った時、明智が口を開いた。
「…くすおくんが指輪をつけているなんて珍しいですね。誰かから貰ったんですか?」
僕は明智の顔を見た。なんとなく考えていることがわかってしまった。僕は『別に誰かから貰った訳じゃない。』と言った。少し明智の顔から力が抜けた気がした。
さく
65
#夢女子さんと繋がりたい
マ芽。
5
けもぬーぶ
30
「じゃあ何故つけてるんですか?」と、2回目の質問をしてきた。正直に言った方がいいのか、言わない方がいいのか…と少し悩んでからこう言った。
『…これはゲルマニウムというものが使われている指輪で、原理は知らないが僕はゲルマニウム火触れている間だけテレパシー能力が使えなくなる。だからつけているだけだ。』
全て説明した。別に隠す必要もないと思ったからだ。明智は『…なるほど。』と返した。
「では詳しくルール説明をしますね。今から見る映画はどうやら殺人事件が起き、目撃者や警官の方々で協力して証拠を集め、最終的に犯人がわかるという内容らしいです。…なので、犯人が分かったら言い、終盤で変えたりなどは無しにしましょう。それでいいですか?」
僕は『ああ。』と返し、明智が手馴れた様子でテレビを操作し、映画を開いた。約2時間の映画。二人テレビの前に座った。
見始めて数十分ほど経っただろうか。登場人物が増えて、色々な人達が協力して事件の調査をしている。その時、明智が口を開いた。
「…犯人がわかりました。この調査に協力している警察官の助手の方です、多分。」
そう言って一人を指さした。僕は別の人を怪しんでいてその明智の選んだ人は考えているなかった。
僕は何も返さず、少し考える素振りをした。明智が僕を見て、「まあ違う可能性も高いので、引き続き見ましょう。」と言い、テレビの方に向き直した。僕は明智がどう考察しその結論に至ったのかわからなかった。とりあえず集中しないと、と思いテレビの画面の方を向いた。
見始めて二時間が経過した。結局僕は見始めて1時間ほど経った頃に決めた。
勝敗は結論から言うと…
明智の勝ちだった。本当に警官の助手が犯人だったのだ。エンドロールを見ながら明智がこう言う。
「…私の勝ちですね。」
僕は小さく舌打ちをして、一階までスイーツを取りに行き、部屋に戻ってきた。机に紙袋を置き、振り返り明智の方を向いた。そしてこう話しかける。
『…それで、僕に何をしろと。』
明智は顎に手を当てて考える。僕はまだ指輪を外していないためこいつが何を考えているかわからなち。だからこそ恐怖を感じた。数秒考えた後、やっと決めたのか口を開いた。
「…ここにあるスイーツはくすおくんにあげます。けれど一口だけ私にも分けてくれますか?」
予想外だった。もう少し酷いことを言うと思っていた。まあスイーツが食べれるならいいだろう。そう思い『いいぞ。』と答えた。
けれど何か引っかかる。これは何だ。机にスイーツを取りに行く際、明智にバレないよう指輪を外し、机に置いた。世界がうるさくなる。明智の思考が流れ込んでくる。どうやら明智は僕に食べさせて欲しい、いわゆるあーんをしてほしくこの願いにしたらしい。分かりにくすぎる。あと僕がそんなことするわけないだろ。
紙袋の中を見ると、小さな箱が二つ入っていて、片方にはショートケーキとチョコケーキ。もう片方にはコーヒーゼリーが2個入っていた。全て見た目は悪くない。
…後ろから視線を感じる。圧をかけられているような。本人に自覚は無いのだろう。僕はため息をついてフォークを取った。そしてショートケーキを一口分取り、明智の方を向いた。そしてフォークを突き出す。
『…ほら、食え。』
周りから見ればきっと餌付けでしか無かったが、そんなことは気にしなかった。
明智は流石にこんなにもあっさりやると思っていなかったらしく、少し目を見開いた。そしてぱく、とショートケーキを食べた。
「…おいしいです、ありがとうございます」
少し声が震えていた。動揺している。思考の量も増えてうるさくなった。
けれど僕は明智のことを無視してケーキを一口食べた。味も悪くない。僕がスイーツを食べていると、明智が「…少しお手洗いに行ってきますね…。」と呟いてそそくさと一階へ降りていった。ドアが閉まる直前に見えたが、明智の耳が赤くなっていた。キャパオーバーだったらしい。自分で望んだことなのにだ。本当にあいつはよく分からないな。
数分後、冷静を取り戻したのか明智が戻ってきた。何事も無かったかのように床に座る。そして独り言のように「もう夕方ですね。」と呟いた。窓から夕日の光が差し込んでいて、二人部屋で座っている。僕も明智も話したりなどはしていない、だが不思議とあまり気まずくはなかった。そこで明智が「…くすおくん」と僕に話しかける。僕が返事をする前に明智がこう言った。
「…くすおくんは、好きな人とかいますか?」
突然の直接的な質問に驚いた。僕は明智の方を向いて『いる訳ないだろ』と言った。
そうすると明智は少し黙り、こう言ってきた。
「あの人とかはどうなんですか?えっと、照橋さん、でしたっけ?」
『…あの人は勝手に近ずいて来るだけで僕は全く好きじゃない。』
明智はそれを聞いて複雑な表情をした。安心と不安が入り交じったような顔。明智は「…そうですか。」と言った。
その時、一階から「くーちゃんー!明智くんー!ご飯出来たわよー!」と母の声が聞こえた。僕は立ち上がり、明智に『行くぞ。』と声をかけた。
明智が僕について行くような形になり、階段を下りる。リビングのドアを開けると、美味しそうな匂いがした。いつもとあまり変わらない夕食。ただ、明智がいることだけはいつもと違っていた。
今日は父も仕事でいないため、この家には僕と母と明智だけ。僕と母が先に座り、明智は自然に僕の隣の席に座った。というか最初からそのことを予想していたかのように食事が置かれていた。明智は小さく手を合わせてから箸を持った。
夕食を食べ終え、僕と明智は皿を流しに置いて二人で部屋に戻る。リビングを出る際、母に風呂が湧いているから冷める前に入れ、と言われた。
そして階段を上る。来た時と同じように明智が僕について行くような形。部屋のドアを開け、電気をつけた。いつの間にか外は真っ暗で少し気温も下がっていたのか部屋が冷たくなっていた。
窓から空を見上げると星が輝いていて、綺麗な夜空だった。明智も僕の隣に来て空を見あげた。そしてこう呟いた。
「…星が綺麗ですね。」
その声にはどこか悲しさや寂しさが滲んでいるような気がした。テレパシーで色々と聞こえてきたが、僕は聞かなかったことにした。
その時、明智がくしゅん、と小さくくしゃみをした。体が冷えたらしい。僕はパイロキネシスで全然平気だったためあまり気にしていなかった。さっき母に言われたことを思い出して、明智にこう言う。
『…風呂、お前が先に入れ。』
まあこいうに風邪でも引かれたらめんどくさいことになるからな。けっしてこいつのためじゃないが。
明智は「では先に入りますね。」と言い、自分のリュックからパジャマを取り出し、脱衣所に向かっていった。
あいつが居なくなったことを確認して、長く息を吐いた。あいつといると疲れる。そう思ってもう一度さっきと同じように空を見た。さっき見た時よりも空は暗くなっていて、星や月が一段と綺麗になっていた。僕は無言でカーテンを閉めた。そして、パイロキネシスで少しだけ部屋の中の温度を上げた。
しばらくしてら明智が部屋に戻ってきた。パジャマ姿で髪は濡れたまま。
「くすおくん、入ってきていいですよ。」
そう言って床に座った。いつもの定位置のようになっていた。僕は『ああ。』と返し、振り返らず脱衣所に向かった。
風呂から上がり、パジャマを着た。そして部屋に戻る。あいつにパジャマ姿を見せるのは初めてだ、絶対にうるさくなる。そう思いながらも部屋に向かった。
そしてドアを開ける。明智は畳まれた布団の上に座っていた。きっと母が明智の布団として渡したのだろう。そして目が合った。少しだけテレパシーの量が増える。それを悟られないようになのか、明智は目を逸らした。
そんなことは気にせず、僕は自分のベッドに座った。よく見ると明智はもう眠そうな目をしていて、テレパシーの量も全体的に減っていて、拾いやすくなっていた。さっき増えた時ももともと少なかったためあまり増えたと感じなかった。
僕は明智に『…そろそろ寝るか。』と話しかけた。明智は少し悩んだ後、「そうですね、」と言った。本音はまだ寝たくないらしい。だがそれで僕に迷惑をかけるのはもっと嫌らしく、折れることにしたらしい。
一階に降りようと立ち上がった。そして二人で一階に降りる。洗面所に来て、歯を磨き、二階へ戻る。布団を敷き、僕はベッドに、明智は布団に寝そべった。僕は明智に『電気消すぞ。』と声をかけた。電気に手をかざし、超能力で電気を消した。数秒間の沈黙の後、明智がこう言った。
「…おやすみなさい、くすおくん。」
僕は何も返さなかった。やがて明智が寝息をたて始め、肩の力がふっと抜ける感覚がした。いつものうるさいテレパシーも聞こえてこない。静かだ。僕は布団を被っているのに少し肌寒く感じた。きっと気のせいだ、と思い目を閉じた。
明日もこいつと過ごすのか…そんなことを考えて、僕も眠りについた。
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はい!!どうだったでしょうか?
急いで書いていたので誤字等あれば教えてください!
次回はお泊まり会2日目ですね、来週出します!
あとこれからは進展等プロフィールに書くので出なかった場合そこに書いてある可能性が高いです
ではご視聴ありがとうございました!!
コメント
4件

お久しぶりです!めっちゃ良かったです!誤字だったら「拾いやすいなっていた」と書いてありましたが誤字でしょうか?めっちゃ良かったです!続き楽しみにしてます!
おお、第3話読んだよ!お泊まり会回、めちゃくちゃ良かったわ〜。 まず、斉木がテレパシー対策でゲルマニウムリングつける描写、超能力者ならではの工夫って感じで好き。で、勝負に負けて「あーんして食べさせろ」って明智の願い、めっちゃ不器用な愛情表現すぎて笑った。自分で頼んだくせに耳真っ赤にしてキャパオーバーになるの可愛すぎるだろ! それにしても「好きな人いる?」の質問、急すぎて胸がざわついたわ…。明日の2日目、何が起こるんだろう。続きめちゃくちゃ気になる!