注意事項は一話へ
他界隈注意
それでは本編&追記へGO!!!!!!!!
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とある鎮守府・母港執務室
窓の外は既に夜の帷が降りていて、秋の寒さで覆っていた。
それに反し、中は暖かく、いつもは入れない執務室にいる充足感に満たされている。
ここの主は今や南へ輸送任務中なので留守番を任されているのだ。
法務「偶には、、、こうゆう待ち方も悪くないですね。」
そう、もう失う事ない今は
あの時のように仲間が撃ち落とされる数を数えるだけの、あの待ち方とは随分変わった。
なぜなら、既に自分も含めて皆死んでしまったのだから。
だから架空の世界にある確かな温もりに浸るのは、とても心地が良かった。
そんな余韻に、徐に目を閉じた。
安心して暁が見える今に心の底から感謝して
軍医「法務サン!!ウチの子が家出しました!!!!」
法務(うん、やっぱ安心出来ねぇわ)
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こんな感じで進む兵科ヒューマンズ、どうぞよろしくお願いします。
ーちへいせんじょう・スイセンジョウにかつての想いを刻めー
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第五路『心配』
法務「えっ、、、と、、、ウチの子とゆうのは衛生兵サンの事ですよね?
なまじっかし、いつも一緒に居ると聞いています。その子が家出ですか、、、?」
軍医「はい、、、最近忙しくて見てあげられなくて、、、
やっとの思いで、ちゃんと寝ているか部屋を確認するといなかったのです。
僕は見放されてしまったのでしょうかッ、、、?」
法務(本当におかぁさんかな?ウチの子とゆうのは比喩だよね、、、?)
「、、、ほら眉根を寄せて泣かないでください。野戦病院内には居なかったんですか?」
軍医「居ませんでした、、、
厠も、お風呂もどこにもッ僕の普段の態度のせいで、、、‼︎」
法務(過保護が過ぎない!?)
軍医「それで衛生兵サンの部屋を見ていたら、机に新聞が置いてあって、、、『山の宝石ここにねむる!コレがあれば全て解決!』って」
法務「あぁ〜、、、模範的嘘情報のあの新聞」(さしずめ従事記者
軍医「どうしよう法務サン!僕の事が嫌すぎて山に逃げた先に、あの子、、、今頃山で遭難していたら!!、、、」
法務「いやいや!衛生兵サンの性分を考えて見て下さいよ!」
わんわんと泣く軍医サンのその姿はまるで頼れる先生ではなく
、置いて行かれた一人の親のようだ。
衛生兵サンは軍医サンの心の支えなんですね。
軍医「やはり、、、嫌われたのでしょうか、、、?」
法務「そんな事はありませんよ!あの子は先生にとても懐いてますよ。
何か近頃の変化とかありませんでした、?」
自虐の念に押されている軍医サンを諭しながら、心の内で法務も衛生兵の事を心配する。
衛生兵の性分上、極度のドジっ子とゆう武器で何かしらの事件に巻き込まれているのではないかと不安になる。
いや、、、そんなことよりも
軍医「ウゥ、、、ナンデ、、、」
法務(ッ、この方をなんとかしないと、、、)
ガチャ、、、
ピンっと張り詰めた気まずい空気が切り裂く音。
開かれたドアの隙間から冷たい空気が入ってくるのを足元で感じた。
工兵「失礼します。ボイラーが治ったからその報告 ___
何この状況」
どうやら気まずさは変わらなかったようだった。
法務「、、、その、衛生兵サンが家出したとかで泣きついてまして」
工兵「、ついに見捨てられたか?」
軍医「そんな!」
法務(ッ、そういえば毒舌少年だったなこの人)
「あっ、あ〜、、、、、、工兵サンハ何シニ来ラレタノデスカ?」
工兵「お宅の整備員が風邪だから代わりに駆逐のボイラーを修理してたんだよ。
そのかかった費用込みで文句を言いきに来たのに、、、主はお留守か?
あと、なんでそんなに虚どってんだよ、口角しか上がってないぞ」
法務「えぇ提督サンは今、南方輸送船の随伴艦に搭乗し、陸戦サンと一緒に任務中です」
工兵「後文は無視かよ。それにしてもアイツらも酔狂な奴らだな、この時代に輸送任務かぁ」
軍医「あの、、、工兵サン、ウチの衛生兵サンは見ませんでした?最近の様子とか、、、」
工兵 「、?あぁ、、、そういえば、、、つい数日前に
『白い粉が売ってる店を知らないでありますか?』って聞かれた」
工兵「え、、あっ!違っそうゆうことじゃ!おい!!」
ガチャ!!
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工兵「誤解だ。離してくれ憲兵サン。」
憲兵「だとゆうが。どうなんだ?」
法務「呼ばずともこうゆう事に駆けつけてくれるのは頼もしいですね憲兵サン。」
憲兵「昔取った杵柄さ。で、こいつの処分はどうすればいい?」
軍医「有罪で。よくもウチの子に変なもん勧めたなぁサディストが。」
工兵「だから誤解だって!!一つの文言で肥大妄想は非常に良くない!!しかもこの時罪に問われるのは探し求めてた衛生兵だろうが!!もっと主観的に捉えろよ!お前、医者だろ!!」
軍医「医者は医者でも、外科医なので。」 工兵「あっそう!!」
法務「まぁここはひとまず離しましょうか。離してもどこか行くつもりはないでしょう?」
工兵「法務サンは味方」
軍医「本当かなぁ、、、怪しぃんだよなぁ、、、」
憲兵「お前腕細くね?」
工兵「お前らは敵」
工兵「なんだよもう!大人勢による誤解の特売日じゃねぇか!
やっと仕事が終わったのに!!その白い粉の件だってボイラーの修理で適当に返して、関わらなかっだぞ!!だから離してくれよ!!、、、ありがと、存外そこは離してくれるんだ、、、」
法務「じゃあ少なくても工兵サンは違いますね。嫌ぁな気配は未だ立ちますが」
憲兵「それにしても衛生兵がなぜそんな事を?」
工兵「やっぱ見捨てられたんじゃ。」
法務「また炭に水を撒くような真似を、」
法務「、、、、、、、、、でも、衛生兵サンだって一人になりたい時もあるのでは?」
軍医「あの子が、、、一人に、、、、、、?、、、、、、」
数々の衛生兵のど天然行為、マジで死にかけた思い出、甘えている衛生兵の捏造映像
そして
軍医、だらんと崩れる絶望のご尊顔。
憲兵「勝手にナレーションつけるなよ、可哀想だろ」
法務「その文言も、そうですよ」
憲兵「、、、まぁ一先ず今日中には無理なんじゃないのか ?
帰ってきた時にゆっくり話聞いてやんな。今夜は酒席で我慢しよう。」
工兵「サラッと誘うスタイル。」
軍医「ッ、、、」
法務「ほらそんな顔、衛生兵サンだってきっと見たくない筈ですよ。
、、、食堂、開いてますかねぇ、、、」
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憲兵「邪魔するぞ、ッ 、、、、、、」
工兵「あ、ちょ、、後ろがつっかえるぞ!、、、、、、」
衛生「軍医サン!?」 軍医「衛生兵サン!?!?!?」
炊事「あんら〜、何ぃ?運命的登場なんかぁ?」
砲兵「また騒がしくなるな」
衛生「あ、、、、あの、、、実は、、、、、、
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最近、軍医サンがとても忙しそうにしてて、とても真剣で、、、
寝る時もあまりない様子でありますし。
こんな僕には何もお手伝いできなくて、どうしようもなかっであります。
でも、、、せめてまた二人でご飯食べたくて、、、その、、、
炊事サンの所へお料理を教わりにいっていたので あります。
それで味の材料として砂糖を工兵サンに聞きたかったのでありますが、恥ずかしさで舌の根が引っかかって上手く言えなかったのであります。
工兵「あーそうゆうことだったのか」
衛生「黙っててごめんなさい!!であります!!!!」
炊事「と、ゆう事やんなぁ
なぁ先生。この子は、 立派な子とよ、自分でアンタの事思って来よったからねぇ、偉いなぁ」
衛生「///」
軍医「、、、ッ!、、、ッッ‼︎、、、貴方も何かと気にかけて考えてくれてたんですね。
気づいてあげられなくてごめんなさい。これからは
一緒にご飯食べよう」
衛生「‼︎、はい!!」
軍医「工兵サンには免罪符として何か奢りますね。」
工兵「そもそも論。罪ですらねぇよ、」
憲兵「ここって喫煙していいんだっけ」
法務「空気を読んでくださいよぉ」
憲兵「え?」
砲兵(何かあったみたいだが、パッピーエンドだな)
fin
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衛生「あっ!、、、また駄目なのであります、無理なのであります、、、
こんなの先生が笑ってくれない、、、」
炊事「そう落ちこまへんで、コレでいいんよぉ
あの人はちゃんとアンタの思い受け取ってくれはるからぁ」
衛生「‼︎、はいッであります‼︎‼︎」
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追記
煩わしく、見苦しい、言い訳
ここ2025年になってから投稿頻度が落ちました。
理由として新学期の忙しさに、立て続きの引退する方々に精神がやられていました。
死別とも言える別れに中々立ち上がれず、、、
やっと落ち着いた八月も、ヨウツベが調子乗ってきたが故に投稿できませんでした。
それに重ねて過去話から始めます。
テラーは去年の夏始めた俺にとっては力が試される最高の居場所でした。
評価がよった話、悪かった話。今までできなかった俺の世界を構築するのに打って付けでした。
なので秋からはお気に入りの小説にも影響受けたことにより、“本気”の制作活動に移り、、、
『愛と憂』は今の力じゃかけないと心の中で断言し、『短編集』に移りましたが、前記の通り精神の不調、ヨウツベ活動により投稿頻度が激減しました。
でも、諦めるつもりはありませんし、諦めないために今はもう少しお時間をもらえると幸いです。
ここテラーで最高級の話が作りたいから。
それに向けて現状の制作方針をお伝えします。
・テラーで話、イメージを作る。(小話、受けるか受けないかわからないネタ、等)
・テラーでイメージングした話をヨウツベで紙芝居or漫画として投稿
その繰り返しになっていくと思います。
また今年の終りからもっと忙しくなるので月一をベストに狙って活動していきます。
そして次回からは旧國・亡國のカンヒュ、時代ヒュ含めて話が作れる、作る、、筈だと思います。
俺の世界を愛するすべての人に感謝を
そして
『 』さん、最前列で見ていてくれませんか?
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