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私の名前は降鬼霊華(ふるきれいか)。鬼の子だ。生まれつき父親は居なくて母が一人で私を育ててくれている。母は人間だ、父がおそらく鬼なのだろう。なぜ父が苦労しないのか、この私を鬼にした父が居なくなるのか、楽になるのか。なぜ人間の母が育てないといけないのかと自分でも考える時がある。学校ではバカにされる。「え〜霊華ちゃんコスプレイヤー?笑えるわ〜」「ち、違うよ。私鬼の子なの。」クスクス。クスクス。みんな笑うばかり、私のことなんて考えもしない。1人だけクラスに1人だけ私に優しくしてくれる子がいた。その子の名前はフレイヤ・スクラーンと言う子で、外国から来たハーフの子らしい。英語ペラペラで人気者だった。その子は帽子をいつも深く被っていて皆少し興味を持っていた。けれどみんなはそれには触れずに優しい態度で接していた。あの事件までは。あの事件とは、彼女の帽子が外れてしまったこと。クラスにはいじめっ子の頂点がいて、時期にみんながその子に従うようになっていった。私のことを虐めたのもそのいじめの頂点の女。疾喜強夏(やまききょうか)強夏が彼女の帽子を外したのだ。わざと。彼女の帽子の下には長い耳があった。仲が良かったので後日聞いてみるとエルフの子だったらしい。私はその子に人声掛けてあげなかったことを後悔している。なんでかって?そう。その子は転校してしまったからだ。なにも言わずに転校してしまい、その後はわたしがいじめのターゲットになったと言うこと。実は私も帽子で隠していたのだが、角が大きいためよく見れば分かってしまう。そして、現状に至る。私は死のうとしている。母には申し訳ない、いや申し訳ないほどで住むことでは無いから地獄に行こうとしている。どうせ鬼だし行先は天国じゃなく、地獄だろう。今私は家の近くにある橋の柵の上に立っている。よく漫画とかで見る橋の上。すこし、ほんの少しだけ異世界に行けたらな、とか思ってしまう。そう思ってしまった報いとして飛び降りた。身体がフワンと浮く感覚。気持ち悪い、怖い、飛び降りなければよかった。飛び降りる人や自殺する人はこう思っているのだろうか。いや、わたしがしてることは自殺だ。「死にたくない。けど、死にたい。」最後の私の言葉。あ、岩だぶつかる。だれか、助けて!! 2話に続く
追記:初投稿でございます!テラーなのにこの使い方でいいのか、、、コメントといいねよろしくお願いします!