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翌日。
「 スターティングメンバーはこれで行こうと思う。 」
鵜飼コーチがホワイトボードに書いた。
前衛レフト ウィングスパイカー 鎌千里 2年 184㎝
前衛センター ミドルブロッカー 叶桜芽 1年 160㎝
前衛ライト ウィングスパイカー 滝沢晴香 3年 178㎝
後衛レフト セッター 早瀬飛和 1年 181㎝
後衛センター ミドルブロッカー 島道蘭 1年 189㎝
後衛ライト ミドルブロッカー 来路奏楽 2年 187㎝
「 高さが重要なミドルブロッカーに…叶? 」
寧音先輩が驚いた。
「 低身長ミドルブロッカーが通用しないことはない。それに叶は飛べる 」
鵜飼コーチそう言う。
「 そうだ。良いか叶。お前は最強の囮だ。 」
飛和はそう説明する。
「 囮…!!!囮…おとり…なんかパッとしない… 」
「 速攻ぶち込んでガンガン点稼いで敵ブロックをお前に集中させる。そうすれば他のスパイカーが活きる。 」
「 あ!たしかに… 」
「 いいな、お前はそれだ。 」
それから俺はスタメンに入れたことが嬉しく家に帰った。