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6時になると遥輝さんが来てくれた。
「明日はリハビリするんだって」
たとえ少しの間だったとしても、ずっと寝たきりでは歩けなくなる。
いつもトイレに行く時は手すりに捕まらないと歩けないほどだった。
「…歩けないのってやっぱり大変?」
「そうですね…大変です」
「そっか、早く治るといいね」
遥輝さんは優しくしてくれる。
ふときになったことがあった。
「遥輝さんって、私と過去になんかあったんですか…?ごめんなさい、なにも覚えてなくて」
「…急に、何で?」
「失礼ですけど、知らない人に看病してもらうのもおかしいなって…」
「…そうだね、関わりがないって言うと嘘になっちゃうけど、今のほのかちゃんだったら俺との記憶がないからね」
そう説明してくれたが、意味がわからなかった。
「じゃあ明日は俺来れないけど、お父さん来てくれるはずだから、リハビリ頑張って。」
そう行って帰って行った。
暇になったから遥輝さんから借りた本を読む。この本を読むと、なんだか懐かしくなる。素敵な作品だと思った。