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「…え? ねぇ紡ちゃん!大丈夫?!」
倒れたのは私ではなく、紡ちゃんだった。
私は驚きのあまり気絶した。
病院。
私はすぐに目覚めた。
お母さんに紡ちゃんがどこにいるのか聞いて、急いで向かった。
「紡ちゃん!」
紡ちゃんはまだ眠っていて、代わりに紡ちゃんのお母さんが紡ちゃんの状態を教えてくれた。
「紡ね、ストレスとか緊張で倒れちゃったみたいなの。でも、大丈夫だからね まりちゃんはゆっくり休んでね」
頭が追いつかない。
とりあえず、家に帰ろう。
すぐに病院から出られた私は、部屋に引きこもった。
私のせいで、紡ちゃんが倒れた。
もう、紡ちゃんとは関わらない方がいいんだ。
しょうがないよね。
この日から、私の世界は光なんて一切入ってこない、誰もいない世界になってしまった。