テラーノベル
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びはいんどの切り抜きみて思いつきました
あのタイミングでLove so sweet流した方
天才ですね
違う学校に通ってます
通学路が一緒です
🎤…高3
🎸…高1(かんとぼ)
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side_Hiloto
motoki》若井、線香花火しない?
お盆も終盤に差し掛かったある日の事
密かに思いを寄せている先輩から(線香)花火の誘いが来た
やることも無く暇だったので俺はすぐに了承し祖母にお願いして浴衣を着つけてもらった
👵🏻「彼女かい?」
🎸「ん〜、まぁそんな感じ」
ばあちゃんには俺のセクシュアリティは話していない
けど、なんとなく気づいていると思う
👵🏻「うん、かっこいい!楽しんでおいで」
🎸「うん、ばぁちゃんありがとう!」
線香花火をするだけなのに浴衣まできて浮かれちゃってるのは夏の暑さのせいにしておこう
motoki》着いたよ〜、どこにいる?
hiloto》ごめんなさい!今から出発します!
motoki》大丈夫だよ!ゆっくりおいで
やっぱ大森先輩は優しいな、、、
浴衣にスニーカーと和なのか洋なのかよく分からない格好をしているが髪も可愛くしてもらったから急いで集合場所に向かう
🎸「ごめんなさい!遅れました! 」
🎤「大丈夫だよ」
🎸「すみません」
🎤「さ、空もいい感じだしやろっか?」
🎸「はいっ!」
線香花火を手渡されチャッカマンで火をつける
しばらく経つとオレンジ色で夏の夕日のような火花が弾けだし、小さく揺れている
🎤「綺麗だね、」
🎸「そうですね」
先輩と過ごせる夏はこれが最後だから
できるだけ長く過ごせるように右手に力を込める
🎤「ぁ、そういえば浴衣と髪、可愛いね」
🎸「へっ、、、」
ポトッ
🎸「ぁ、」
🎤「落っちゃった?」
🎸「…コクンッ」
🎤「俺もw」
可愛いと言われ、視線をあげたと同時に目が合い、線香花火の火種を落としてしまった
それは先輩も同じのようでいたずらっぽく笑い頭を撫でられる
🎤「さ、もう一本やる?」
🎸「ぁ、いや、、、」
🎤「、、、もう、帰る?」
ここで全部やっちゃったら、来年先輩に会えなくなるのではないかと不安になる
🎤「どうした?」
🎸「いや、」
🎤「うん?」
🎸「ここで、花火全部やったら」
🎤「うん」
🎸「来年、先輩に会えないんじゃないかと思って、、、」
🎤「そんな理由?w」
🎸「だって、」
大学生は忙しいからいつ会えるか分からないと付け足すと先輩はまたケラケラ笑った
🎤「大丈夫、花火なくても会いに来るから 」
🎸「んぅ…」
結局、先輩に流させるまま全部やってしまった
そして別れの時
🎸「先輩、また来年も絶対やりましょうね?」
🎤「うん、約束」
🎸「絶対ですよ?」
🎤「うん、絶対」
無言が凄く苦しい
🎸「せんぱ…🎤「若井…」
🎸「ぁ、先いいですよ?」
🎤「ほんと?じゃぁ、」
🎸「はい?」
🎤「若井、好きだよ」
🎸「……ぇ//」
🎤「じゃぁ、また来年」
先輩はそう言い残して帰ってしまった
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好評だったらその後のお話書きます
コメント
2件
今回の話も好きです!