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今日任務も授業もない乙骨は、部屋に一人でいる気にもなれず談話室に向かった。
談話室にいたのは狗巻と○○。仲良くソファに座り映画を読みながらアイスをかじっている。こちらに気づくと、憂太も一緒に見る?と誘われたがこの先1時間30分も映画を見る気は起きなかったので大丈夫と断る。
冷蔵庫から出したお茶を飲みながら、2人は相変わらず仲良いなぁなんて考えていた。
ウトウトしてしまい、2人の声で起きた。「なんでいつもいつもそうなの!!」「高菜!!!」「は?意味わかんないんだけど、、私が悪いって言いたいの?」「しゃけッ!!!」狗巻の言葉を理解できるようになったと思っていたがまだまだだったらしい。だが、2人が喧嘩していることは分かる。
普段呪霊と対峙した時以外怒っているのを見たことの無い2人が。「ちょっと2人とも落ち着こうよ。」「何?ちょっと黙っててくれない?」乙骨の制止も聞かず喧嘩はヒートアップしていく。「ツナマヨ!!!!」「うっざ、ちょっと表出てくれる?」どうしよう、どうしようと乙骨が戸惑っている間に○○が狗巻の胸ぐらを掴み窓の外に投げる。「棘のこと大好きだけど、今回は許さないから。」「しゃけ。」上等だとでも言いたげに狗巻も上着を脱ぐ。チラと乙骨の方を見る2人。そこには乙骨はいなかった。
それもそのはず、自分では実力的にも止められないとわかった乙骨はパンダを呼びに行ったのだ。
「こらぁーーーーー!!」しばらくしてパンダが声を荒らげて走ってきた。
立ち尽くす2人をみて乙骨が唖然とする。「あれ?」「憂太ごめん!!」「2人が喧嘩してるドッキリみたいなのをやりたかったんだけど、、、」「しゃけ。」
「よかった。2人の仲が悪くなったらどうしようとか、怪我したらとか、僕じゃどうしようもならないって思って……。」ボロボロと泣き始める乙骨。今度は2人が慌て始める。「ほんとにごめん。」
「しゃけ。」
「今回はやりすぎだぞ。」パンダに軽くいゲンコツを食らう2人。
その後1週間程。憂太に尽くしまくる2人が見れたとか……。