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始まるで〜()

✂︎—————–㋖㋷㋣㋷線——————-✂︎

そこには……


shp母「やっぱり!ショッピだったのね…!!良かった…いきなり家出するから何があったのかと…」


…は?何を言うてるんやこの人は…

勝手に家出するから…?ちゃうやろ、?あんたらが出てけ言うたんやんか…

……これじゃあまるで、わいがただただ家出したみたいになるやん…


shp母「本当に良かった…ショッピ、家に帰りましょう。お父さんも待ってるわ」


そういうとわいの手首を握りしめて引っ張った。


『っ…!!』


shp母「あら、痛かった、?ごめんなさいね」

「行きましょう?」


再び母が引っ張ろうとした瞬間、


ut「失礼ですがショッピくんとはどう言った関係で」


大先生…


shp母「どう言った関係って…親子以外にあります?というか貴方達、誰です?うちの子に何をしようとしたの?もしかして誘拐犯?最低ね!!」


ut「いえ、私鬱と申します。道端で倒れていたショッピくんを看病した者です」


shp母「へぇ、それで?何故引き止める理由があるのかしら?」


ut「ショッピくんをそのまま帰すのは危ないと思ったからです。」


shp母「は!?何故!?この子はうちの子よ!?」


大先生と母さんの口論が始まる。

わいはと言うとずっと母さんに手首握られてて痛い。怖い。

チラッとコネシマさん達の方を見る。

チーノさんはあたふたしてる、でもコネシマさんは…なんか怒ってる、?

な、何で、?わい悪い事した、?捨てられる、?母さんの元に返される…?

もし今返されたらどうなるだろう…多分監禁だけじゃ終わらない。前よりももっと酷い事になるんじゃないか…?

ヤダ…怖い…怖い怖い怖い

『ヒュッ』

あれ、また呼吸が…


『ヒュッ…カハッハァッ…ハヒュッ』


また過呼吸起こしてしまった…

母さんはびっくりして手を離した。地面に座り込む。


『ヒュッ…ハフッハァッハッ…』


どんどん荒くなっていく。


ci「大丈夫か?ゆっくり息吸おか、できる?」


チーノさんがリードしてくれる。徐々にマシになっていった。


ci「怖いと思うけど…ごめんな」


そう言ってチーノさんはわいを抱きあげる。確かに怖いけど、今怖いのは……


口論はまだ続いてる。母さんはめっちゃキレてる。


shp母「あの子はうちの子よ!?どう扱おうがうちの勝手じゃない!!!」


母さんはついに本性を出したようやった。

そっか、わいは母さんの子供やから…いや、ちゃう。母さんの「おもちゃ」やから…奴隷扱いされて……。人間って見られてなかったんや…わかっていたけどしんどいな…


『っ…』ポロポロ


自然と溢れる涙。チーノさんがびっくりしつつ、落ち着かせてくれる。


kn「あんな、さっきからグチグチうるさいんやけど、」

「お前、子供をもの扱いして何がしたいねん」


いつもうるさいあの人がものすごい低音で言った。この人…怒らせたら怖いやつだ……


kn「実の両親にもの扱いされた子供はどうしろっちゅうねん、ただただ親の機嫌取ってずっと自分の意見も言えずに過ごしていけってか!?」


shp母「当たり前じゃない!私が産んだの、産んであげたのよ!感謝されるべきだわ!尽くされるべきなのよ!!」


kn「お前らのエゴで生まれて、でもいらんとか言われて捨てられて!!!子どもやって人間やぞ!!ショッピやってお前らのものなんかちゃう!!」


ut「シッマ…落ち着いてや」


あぁ…わいのせいで口論になってもたんや…わいのせいや、わいが帰ったら口論も無くなる…?

でも……

帰りたくない。


『……』

トントン

ci「ん?どないしたん?」

「あ、もしかして下ろして欲しいん?」

((・・*)コク

ci「よいしょっと……」

トテトテ(大先生らに近寄る)

ut「ショッピくん…?」

『ぁ…ゲホッゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…』

ci「だ、大丈夫か?」

『…い…とっ……』

shp母「は?」

『大先生ら…いじめん……とって!』

kn「ショッピくん…」

shp母「いじめてなんかないわよ!そもそもあんたのせいでこうなったのよ!謝りなさいよ!!!」ガッ(殴ろうとする)

『ヒッ…』

パシッ

ci「元はあんたのせいじゃないんですか?w」

shp母「は!?何言ってるのよ!!」

ci「それより、いいんですか〜?w人集まってきてるけどw」

shp母「っ……!」

「もういいわよ!!」

「そんなクソガキくれてやる!!」

「二度と帰ってくんな!!」

『……』


ci「…帰るかぁ」

ut「そやな」


kn「ショッピくん、おいで?抱っこしたるわ」

『……』

kn「よいっしょ」

「ありがとうなぁ、助けてくれて」

『……』ポロポロ

kn「怖かったなぁ、ごめんなぁ…」

ci「まぁでも、ショッピくんは俺らが守るからさ」

ut「はよ家帰って皆にショッピくんの武勇伝話そーぜ!」

kn「ええなぁ、それ!!!」



……相変わらずうるさいなぁ

でも、大好きや、この人ら。

対人恐怖症の紫くん

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