そこからというもの、毎日
罵倒、殴られ蹴られの繰り返し、
たまに、たまに風呂に投げ込まれて、
冷水で風呂に入る。
お湯なんて使わせて貰えない。
たまに氷とかも出てきたりする。
だいたいはご飯無しか、残飯、
こんな生活を続け、
俺は精神的に壊れた。
そんなある日、
ーー千冬母「チッ、何よ。」
がちゃっ______(扉開)
ーー千冬母「な、…」
ーー場地「千冬を返せ。」
ーー千冬「……?怯」
ーー場地「千冬を返せって言ってんだよ!!」
ーー千冬母「っ、何よっ、!あんたも死にたいわけ!?」
ーー警察「松野○○さん。」
ーー千冬母「っ、えっ、?」
ーー警察「あなたを虐待の罪で逮捕します。」
ーー千冬母「っ、くそぉっ!!」
ーー場地「千冬っ、!」
縛り付けられている千冬の鎖を取り、
ーー千冬「こ、来ないで、!怯」
ーー千冬「嫌だっ、!触らないでっ、!泣怯」
ーー場地「千冬、、俺だよ、、」
ーー千冬「嫌だっ、!嫌だっ、!泣怯」
ーー場地「…千冬…。」
抱き抱えようとした瞬間、
ーー千冬「嫌だっ、!離して、!泣怯」
ーー千冬「嫌だっ、!う”わ”ぁ”ぁ”っ!!泣怯」
ーー場地「千冬っ、!、、とにかく、」
ーー場地「っっ!!(軽すぎる、)」
神社_____。
ーー三ツ谷「ば、場地、それっ、泣」
ーー場地「…千冬、、」
ーー千冬「はぁっはぁっ泣怯」
前会った時以上に怯えて、震えていた、
ーー千冬「はぁっはぁっ泣怯」
そっと、三ツ谷が千冬に触ろうとするが、
ーー千冬「ひっ、う”ぅ”ぅ”っ!!泣怯」
ーー三ツ谷「千冬、、泣」
哀れだった、見てる方も辛かった、
人という人を恐れているようだ。
きっと、誰のことも覚えていない、
だって、、前会ったのは…
千冬の家がずっと引越しを続けて、場所が分からなかった。
でも、最近近所迷惑で有名なところがあって行ってみればあたりだ。
ーー千冬「ぅ、、泣怯」
場地と目が合っただけでも、
ーー千冬「ひっ、はぁっはぁっ、泣怯」
怯えていた。その姿はまるで、
弱々しく。人間に怯えている警戒心が強い子犬のようだった。
「カッケェ」「尊敬」と言っていた人にもこうなってしまう。重症だろう、。
ーーマイキー「お、降ろして見たら、?」
場地がマイキーの言った意見を同意。
場地が千冬をそっと、降ろす、
ーー千冬「っ!?怯泣」(ビクッ、)
急に動いたから少しびくついている様子、
ーー千冬「………ううっ!!泣怯」(ビクッ)
下に降ろして、マイキーに気づいた。
少し足がガクガクしているが、歩けはする。
ーー千冬「っ、、怯泣」
なぜか千冬は、もの陰に隠れた。
物陰から俺らをじっ、と見つめた。
疑いの目をしている。
ーー武道「ち、千冬、?俺らは千冬をいじめたりしないよ、?」
そんなことを言いながら近付くタケミッチ。
ーー千冬「ひっ、ヴヴーッ!!怯泣」
威嚇されている。
このままだと、少し危ない。
これじゃぁ、保護もできない。
それから、
1時間経った時、千冬に変化が訪れた。
千冬以外はどうするかを相談していた時。
千冬が、きゃきゃっと笑う声が聞こえた。
みんな振り向けば目を疑った。
千冬が、1人だけど、何かで遊んでいる、
そう、
木から落ちてくる葉っぱと遊んでいるのだ。
ーー千冬「きゃきゃっ!」
その姿は怯えた子犬ではなく、幼い子に見えた。
みんな同じ顔をしていた。
あんな笑顔できるんだ、と、言う顔
ーー三ツ谷「…。」
三ツ谷が千冬の方に向かうと、千冬は三ツ谷に気づいた。
ーー千冬「っ、怯」(ビクッ)
ーー三ツ谷「千冬!じゃーん!」
三ツ谷の手の中からは、
[松ぼっくり] [どんぐり] が出てきた。
ーー千冬「!!」
目がキラキラと輝いていたのがわかる。
ーー千冬「あ、りがと、ござい、ます、」
ーー三ツ谷「にしっ!」
三ツ谷は、千冬の頭をわしゃわしゃと撫でた。
慣れているな、と思った、、
そこから千冬が変わった。
俺らを認めたんだ。
ーーマイキー「千冬ー!おいで!」
呼ぶと来てくれる。
ーー場地「千冬、なんかいるか?飴あるぞ。」
ーー千冬「食べますっ!」
俺らを怯えなくなったんだ。
精神年齢は低くなった。
それでも千冬は千冬。そう見えた。
そんな幸せもあんな簡単に壊されてしまうなんて。
コメント
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今日続きめちゃ書いてくれてありがとうございます😊😭
千冬のお母さん逮捕されたけど、その後もやられそう