TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

そこからというもの、毎日

罵倒、殴られ蹴られの繰り返し、

たまに、たまに風呂に投げ込まれて、

冷水で風呂に入る。

お湯なんて使わせて貰えない。

たまに氷とかも出てきたりする。

ご飯は1週間に1回野菜とお米が出る。

だいたいはご飯無しか、残飯、

こんな生活を続け、

俺は精神的に壊れた。


そんなある日、

どんっどんっ!!(扉叩)

ーー千冬母「チッ、何よ。」

がちゃっ______(扉開)

ーー千冬母「な、…」

ーー場地「千冬を返せ。」

ーー千冬「……?怯」

ーー場地「千冬を返せって言ってんだよ!!」

ーー千冬母「っ、何よっ、!あんたも死にたいわけ!?」

ーー警察「松野○○さん。」

ーー千冬母「っ、えっ、?」

ーー警察「あなたを虐待の罪で逮捕します。」

ーー千冬母「っ、くそぉっ!!」

ーー場地「千冬っ、!」

縛り付けられている千冬の鎖を取り、

ーー千冬「こ、来ないで、!怯」

ーー千冬「嫌だっ、!触らないでっ、!泣怯」

ーー場地「千冬、、俺だよ、、」

ーー千冬「嫌だっ、!嫌だっ、!泣怯」

ーー場地「…千冬…。」

抱き抱えようとした瞬間、

ーー千冬「嫌だっ、!離して、!泣怯」

ーー千冬「嫌だっ、!う”わ”ぁ”ぁ”っ!!泣怯」

ーー場地「千冬っ、!、、とにかく、」

ーー場地「っっ!!(軽すぎる、)」


神社_____。

ーー三ツ谷「ば、場地、それっ、泣」

ーー場地「…千冬、、」

ーー千冬「はぁっはぁっ泣怯」

前会った時以上に怯えて、震えていた、

ーー千冬「はぁっはぁっ泣怯」

そっと、三ツ谷が千冬に触ろうとするが、

ーー千冬「ひっ、う”ぅ”ぅ”っ!!泣怯」

ーー三ツ谷「千冬、、泣」

哀れだった、見てる方も辛かった、

人という人を恐れているようだ。

きっと、誰のことも覚えていない、

だって、、前会ったのは…

”2年前 ”だもんな、、、

千冬の家がずっと引越しを続けて、場所が分からなかった。

でも、最近近所迷惑で有名なところがあって行ってみればあたりだ。

ーー千冬「ぅ、、泣怯」

場地と目が合っただけでも、

ーー千冬「ひっ、はぁっはぁっ、泣怯」

怯えていた。その姿はまるで、

弱々しく。人間に怯えている警戒心が強い子犬のようだった。

「カッケェ」「尊敬」と言っていた人にもこうなってしまう。重症だろう、。

ーーマイキー「お、降ろして見たら、?」

場地がマイキーの言った意見を同意。

場地が千冬をそっと、降ろす、

ーー千冬「っ!?怯泣」(ビクッ、)

急に動いたから少しびくついている様子、

ーー千冬「………ううっ!!泣怯」(ビクッ)

下に降ろして、マイキーに気づいた。

少し足がガクガクしているが、歩けはする。

ーー千冬「っ、、怯泣」

なぜか千冬は、もの陰に隠れた。

物陰から俺らをじっ、と見つめた。

疑いの目をしている。

ーー武道「ち、千冬、?俺らは千冬をいじめたりしないよ、?」

そんなことを言いながら近付くタケミッチ。

ーー千冬「ひっ、ヴヴーッ!!怯泣」

威嚇されている。

このままだと、少し危ない。

これじゃぁ、保護もできない。

それから、

1時間経った時、千冬に変化が訪れた。

千冬以外はどうするかを相談していた時。

千冬が、きゃきゃっと笑う声が聞こえた。

みんな振り向けば目を疑った。

千冬が、1人だけど、何かで遊んでいる、

そう、

木から落ちてくる葉っぱと遊んでいるのだ。

ーー千冬「きゃきゃっ!」

その姿は怯えた子犬ではなく、幼い子に見えた。

みんな同じ顔をしていた。

あんな笑顔できるんだ、と、言う顔

ーー三ツ谷「…。」

三ツ谷が千冬の方に向かうと、千冬は三ツ谷に気づいた。

ーー千冬「っ、怯」(ビクッ)

ーー三ツ谷「千冬!じゃーん!」

三ツ谷の手の中からは、

[松ぼっくり]  [どんぐり] が出てきた。

ーー千冬「!!」

目がキラキラと輝いていたのがわかる。

ーー千冬「あ、りがと、ござい、ます、」

ーー三ツ谷「にしっ!」

三ツ谷は、千冬の頭をわしゃわしゃと撫でた。

慣れているな、と思った、、

そこから千冬が変わった。

俺らを認めたんだ。

ーーマイキー「千冬ー!おいで!」

呼ぶと来てくれる。

ーー場地「千冬、なんかいるか?飴あるぞ。」

ーー千冬「食べますっ!」

俺らを怯えなくなったんだ。

精神年齢は低くなった。

それでも千冬は千冬。そう見えた。

そんな幸せもあんな簡単に壊されてしまうなんて。

この作品はいかがでしたか?

222

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚