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ドーーーン
御本人様には一切関係ございません!
izwさんside
あの事故から数日。須貝さんは未だ目覚めない。今日は山本と鶴崎がお見舞いに行っていた。正直あの2人は
“自分達のせいで… “
と自分を責め続けていたから、お見舞いに行かせるには精神的にも不安だったけど、本人達が行くと言って止まらなかったから、こっちも無理には止めなかった。止めてもストレスを与えるだけだろうから。
2人「戻りました…」
そんな事を考えていたら2人が戻ってきた。けど、なんかいつも以上に落ち込んでる…?しかも山本…目が赤い…?
山「あ……あの……」
鶴「…僕が話すから大丈夫。あの、皆、聞いてほしいんですけど…」
…なんだろう?
鶴「…須貝さんが、目を覚ましました。」
福「!ほんと!?」
鶴「はい…ただ……記憶を全て失っているんです…」
他「!?」
目が覚めたって、良い事だと思ったら…記憶喪失か…そりゃ落ち込むよな…
河「…全てって…自分のことも?」
鶴「はい…」
志「…そう、なんだ……そんな…」
鶴「一応、説明はしました。皆が見舞いに行く時は必ず名前を言ってあげてください。」
問「…分かりました。」
山「っ……」
山本が、今にも泣きそうだ…今の俺には背中をさすってやることしかできない。安易に言葉をかけるものじゃないって思ったから。
伊「…。」
山「…………なのに…」
伊「え?」
山「…あの人は…須貝さんなのに…まるで別人と話してる様な感じでした…敬語を使って、僕達に怯えて、無理をさせちゃって…」
伊「…。」
それは…つらすぎるな…
言「…お疲れ様です。」
福「うん、今日は休んでも良いよ。」
志「ショックで、動画なんて撮れないもんね…」
鶴「…ごめんなさい。そうさせて貰います…」
伊「…この事を…どうすべきか…」
福「…視聴者に言うかって事?」
伊「それもだし、確か須貝さんってなんか企画作ってたみたいだからそれが何かも知りたいな。」
福「企画?というか、今何かに使うの?」
伊「そう。その企画書とか見たらなにか思い出さないかなぁって。結構考えていたみたいだし。」
河「うーん…企画書…机まわりちょっと勝手に見てますけどそれらしいものはないですね…」
福「家とかにあるのかな?」
伊「流石に勝手に上がる訳には行かないな…」
問「…記憶を取り戻す事も大切ですけど、さっき言っていた
“視聴者へ公表するか”
も大切なんじゃないですか?」
言「…個人的には言った方が良いと思います。視聴者も、昔から出てる須貝さんが急に出なくなったって不思議に感じる人が多くなるはずですから。」
鶴「…僕は一部言うのが最善だと思います。事故は言って、記憶喪失になったことは言わない…という様な。」
河「ただ、一部だと疑問に思う視聴者も出てきそうなんだよな…」
福「…それは避けたいよね。」
河「それに、特定犯とかが特定して、須貝さんに迷惑が掛かっちゃうのは特に危ないですよね。」
鶴「あ…なるほど。」
問「僕は言わない方が良いと思います。河村さんの言うように度の過ぎたファンが心配とか言って押しかけられたりしたら危ないですし…記憶もないからそうなったら、ストレスが溜まるだけかと…」
志「…確かにね。じゃあ、公表せず、前に撮った動画を投稿したり、朝それとか普通いないと不思議に思われる様な企画系の撮影はやめておこう。」
山「それで良いと思います。」
伊「だな。異論があれば遠慮なく言って良いけど…」
伊「居なそうだな。じゃあ、この事は公表しない。記憶喪失に関しては本人が良いと思わないようなことをする訳にはいかないから明日聞きに行こう。」
他「はい!」
続く
ちょっと今回微妙な話だけど次頑張ります…。
閲覧ありがとうございました!