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本編とは関係ありません。
曲パロ、死ネタです。
太敦です。
曲で完全にキャラが亡くなっている曲ですので、
死ネタに致しました。
此の曲は絶対太敦で書きたかった……
それでは、スタート!
「此処が彼の子の部屋だ」
彼の父親に、彼の部屋を案内される。
そして部屋の扉をゆっくり開けた。
綺麗な部屋だった。
壁も床も物も、全部真っ白で綺麗な部屋。
ふと彼が知り合いに貰ったと云った机に目をやる。
其の机の上には、彼と一緒に撮った写真が有った。
小さな写真立てに入れて飾っていた。
其の横には白い小さな箱が有った。
中身が気になったので、開けてみる事にした。
其の中には色々な物が入っていた。
昔彼の誕生日に上げたブレスレット。
お揃いで買ったキーホルダー。
海辺で拾った茜色の貝殻。
全部、指紋も傷も着いていなかった。
それ程、大切にしていたのだろう。
彼のベッドに身を投げる。
彼の匂いがする。
もう二度と戻って来ない彼の。
彼との思い出を思い出す。
辛く、苦しく、
楽しい、
彼との人生を。
あの夏の日の記憶を。
彼との逃避行が始まったのは、
彼の苦しげな一言だった。
「_________」
「___え?」
彼がする様な行動とは思えなかった。
だって彼は何時だって優しく、強かったから。
「咄嗟に、やってしまった」
彼はそう云った。
その日は雨が降っていた。
彼の涙を隠す様に。
嗚呼、きっと、彼は限界だったんだな。
表に出さなかっただけで。
気付けなくて、御免ね。
「だから、もう逃げようかな、って」
「思って」
「何処か誰にも見つからない処で、」
「死のうかなって」
彼は、云った。
震える声で、云った。
彼の手を取った。
然して、問い掛けた。
「じゃあ、一緒に逃げてみる?」
要らないものは全部捨てて、
必要なものは鞄に詰めて。
金が足りなくなったら、
盗んでみよう。
どうせ死ぬなら、
はっちゃけてみよう。
まるで鳥籠から逃げ出した鳥みたいに。
君と一緒なら、怖くなんてないよ。
彼の手を再び握った時には、
もう震えは無かった。
今夜は薄暗いトンネルで過ごす事にした。
「大丈夫?寒くない?」
「大丈夫です」
大分遠くに来ている感覚だった。
もう金もそろそろ尽きていた頃。
彼は、云いだした。
「……貴方は、まだ戻れます」
「だから、死ぬのは、」
咄嗟に押し倒し、彼の言葉を遮った。
「そんな事云わないで」
「自分から着いてきたんだから。大丈夫だよ」
「でも、貴方の人生を奪いたくありません」
「もういいんだよ」
「君と居れたら、それで良いや」
よく二人で来ていた海に来た。
海から太陽が除く。
朝が来た。
水も無くなって、視界が揺れ出していた。
警察も追い付いていて、
怒号を啼く様は鬼の様だ。
彼は海に脚を入れた。
ふと君はナイフを取った。
「ここ迄着いてきてくれて、」
「ありがとうございます」
やめて。
「僕は貴方の人生を奪いたく無い」
やめて、
「だから、」
「もういいですよ」
いかないで。
「死ぬのは、僕一人でいい」
君は、そう云い遺した。
然して、首を切った。
まるで、映画のワンシーンの様に。
私は、捕まった。
君は、
然して、時は過ぎていった。
ただ暑い暑い日々が。
クラスの奴らは皆いるのに、
君だけが何処にも居ない。
そんな夏の日を思い出す。
君をずっと探しているんだ。
君に、云いたい事があるんだ。
九月の終わりにクシャミして、
六月の匂いを繰り返す。
私に笑いかけてくれたあの優しい笑顔が、
君の無邪気さが、
ずっと、頭の中に飽和する。
君は、何も悪くないよ。
何も悪くないから。
「もういいよ投げ出してしまおう」
そう云って欲しかったんでしょう?
なぁ__。
ーあとがきみたいなヤツー
九月って自殺する人多い月らしいですね。
私の誕生日九月だから一寸悲しい。
無理しないでね。