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私のお母さんは

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私のお母さんは

1 - 第1話

♥

9

2022年11月13日

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はじめまして、ミキです

私は高校2年生の17歳。

家族が大嫌いな普通の女の子。

ミキのお母さんは今日ミキに「あなた誰ですか」って言ってきたよ。

記憶喪失とかじゃないんだよ、ただミキがいらない子なんだよ。ミキには付き合ってる男性がいるの、その人ともうずっと半同棲してる。


だってあんな家に帰りたくない。お母さんだけじゃない。あの家自体が嫌いなの。

だって、埃まみれの家

豚小屋みたいな家

24歳にもなるお姉ちゃんがまだ寄生している家

小さい家に私を抜いて4人も大きい大人がいるの


とても居心地悪くて寝れないの。

ミキはアレルギー性鼻炎って言うやつで、少しのホコリにも反応してくしゃみをしちゃって、何回もしちゃうと肺がとても痛くなるの、その時こんなとこから抜け出したいって心も痛くなるよ。

彼氏の家に帰って彼に慰めてもらって落ち着いた。


彼の家族はとても暖かくて優しい人ばかり。

簡単に言えば幸せな家庭なんだよ。


ミキの所と比べるとだいぶ違ってて、彼の家族の話を聞いてミキの所は異常なんだって気づけた。

お母さんは言った、「あんたは本当は生まれる予定じゃなかった」

3番目だから。した事したのは2人なのに…

本人にそれを何回も言ってるお母さん

生まれてこなかった方がいいと思うミキ


彼に「辛かったね、大丈夫」その言葉を聞いてミキは泣いちゃった。

泣くとは思ってなくてミキもびっくりしちゃったよ。


どうしてこんなに辛いんだろう、実母だから?

でも私は高校を卒業したらなんとしてでも実家を出てお母さんと離れるって決めてるよ。

お姉ちゃんみたいに大人になっても実家や親に寄生虫見たいに自立しないだらしない大人にはなりたくないから。

お姉ちゃんとお兄ちゃんにも呆れてるよ

息を吸うだけでホコリの匂いがするような、ミキがマスクをつけないと生活できない環境で平然と過ごしているのが。


お母さんに一緒に部屋を掃除しようって言っても忙しいからって言われていつも終わり。

お母さんは宗教?みたいなのに入ってるから家の中が古新聞でいっぱい。

ミキの机の上も新聞で埋め尽くされてるよ。

ミキの家は変だよね。だって周りから変って言われるんだもん。

少しでもまともな生活送ってお母さんから可愛がられたいな。

もう高校生だから無理だけどね



                          ミキより




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