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遅くなり、すみません!
では、いってらっしゃい。
(⚠︎少し下ネタあり。)
『…..は?』
「オフコラボが決まったぜ!△月△日の午後2時つまり、今週の日曜日だぜ!!たのしみだな!!」
朝10時、目を覚ますと剣持からのDMがあった。内容は上の通りだ。
マジで殺す気なのか?けんもちぃ、
…二度寝しよ
『スーーーーーーーーッ、』
『ハァーーーーーーーーーーーーーーー、』
『よし、行くぞ、』
日曜日の午後2時、私は家の玄関を開ける。
電車を乗り継ぎ、剣持のもとへ。
太陽が眩しく、雲もなく、いい日、なんだけど、
「今どこ?ついた?」
『….』
推しと直接会わなければならない。
“ついたよ。”とメールで送り、黒いパーカーで、紫の髪の男を探す。
『…..いるぅ、、、』
当たり前に、そんな派手な男、すぐに見つかってしまうのだ。
いや、まて。となると、私は黒髪、黒目だから、ワンチャンこのまま逃げれ、、
「あ!月〜〜!!!」
『ぁ、け、けんもちぃ、ソコニイタンダネ、きずかなかったぁ、』
「逃げようとしても無駄だぞ?」
『う、ウン、(汗)』
「じゃあ、陰キャの月君のために僕の家に行きますか!」
「わ、ワー、タノシミダナァ」
「棒読みすんな」
『すみません。』
「よし、行くか! 」
『死刑台へ、』
「www死刑台、??w」
やっばい、まじでヤバい、リアル剣持だ?!リアルだ、生きてる!!やっば、手汗止まんねぇ、!!まともに剣持の顔見れねぇ、幸い、剣持は帽子被ってるから?あんま見えないけど?でもさぁ、そこに推しがいるんだって思うと、本当に死にそう、あ、死ぬ、、?
『…なぁ、剣持ぃ、私死んだかも。』
「ww大丈夫、生きてるよ」
『イケヴォだ、』
「んあははww」
あぁ、神よ、今日が私の命日でしょうか?
…笑い方可愛いーーーー!!!!!!!
『ここが、剣持の住処…!』
「はい、どうぞ〜 」
『お、邪魔します!』
….ふわぁお、剣持の匂いだぁ!!!!
『やばい、剣持の家から剣持の匂いがする、キモい。』
「そりゃ、僕の住処なんだから、いや、キモいってなんだよ!?w」
『見て、鳥肌立った。』
「見せんな!うつるだろ!!」
『見せる〜〜〜』
「やめろバカ!!」
そう言って剣持は帽子を脱いだ。
その途端、私の元に白い光が、
『うぐっ、、!!!!』
「え? 」
大丈夫かと剣持が首を傾ける。
私に10000000のダメージ。
『ぐはっ、、顔面が、いい、だと??、、がはっ、、』
「あ、え!?ちょ、月!!!???? 」
「墓は、建てなくていい、ぜ、、」
「る、月ーーー!!!!!???」
『あ、キタキタ、出来たぜ、剣持ぃ、』
「んぁ?あー、OK。じゃ、始める?」
『うん。 』
さて、あんな茶番は置いておいて、これから剣持と配信だぜ!
死にそう、
「テストテスト〜」
『ん、てぇすと、てすとぉ、!てすと、てすと!(吐息多)』
「ww…んっ、てぇすと、てすとぉ!」
『ん、てぇすと、てすとぉ、、てすとお!!!!!』
「うるっさ、wもういい??w 」
『うん、満足したわ。』
「wwはい、じゃあ改めまして、△△△△年は△月△日になりました!皆様どうお過ごしでしょうか?剣持刀也と?」
『剣持の顎に突き刺さって死にたい!どうも月です!』
「wwやだなぁ、常にお前の体が僕の顎に突き刺さってるなんてw 」
『じゃあ、』
『死ぬ時は、いっしょ、だぜ?(吐息多)』
「まだ続いてた!?そっか、僕の知らない間に、w」
『ごめんな剣持、どうしても、お前には言えなかったんだ、』
「ウザイ…w」
『ふふw、ありがとうごさいます。 』
「なんなの?w毎回ww」
『そう言うプログラムだからw』
「そうだったの!!!???」
あぁ、推しが隣で喋っている、しかも、私と会話している、?
『…最高か?』
「は?」
『愛しいよ、剣持、』
「……..はい、ではこの辺で、いい夜をー。 」
『ちょ、まて、剣持、待て!!!!!! 』
配信を止めようとする剣持を、私は必死に押さえる。
「なんだよ?キモいから今すぐ出ていけカス」
『酷すぎるだろ!!!ま、待てよ!剣持、愛してるのは本当なんだ!!ま、まてーーー!!! 』
ぷつん、
『あ、え、まじで止めた?』
「ちょうど良かったし、だめ?」
『い、いよ。…………剣持が喘ぐだけの同人誌描こうかな。』
「殺すぞ?」
『殺して?』
「死ね」
『www』
「あ、帰るの?」
『え”、だって、泊まるのもやだよ。剣持襲いそうだし、』
「死ね〜おやすみ〜」
『あ、剣持!?』
バタン、
帰ろうとしたら、扉を閉じられてしまった、。
空にはもう月が昇っている。
『ふふ、剣持可愛かったなぁ、』
独り言を呟く。今日はいい日になった。
剣持のおかげだなぁ。実際、今生きているのも剣持刀也という男のせいなのだから。
『ただ、私も剣持も、お互いをまだ分かり合っていないから、もっともっと剣持と近くならないと。』
人は”憧れ”ることにより、大きく変わる。
かっこいい、かわいい、凄い、やってみたい、そんな憧れは、私も大好きである。
『憧れになるより、憧れる方が好きだから、』
だから剣持刀也に沼ったのだ。
剣持刀也で変わったのだ。
剣持刀也で生きているのだ。
『最高だな、剣持。』
「最高だ。」
それは剣持の初のソロ歌みたの歌詞である。
最高になりたいという剣持の想いがよく伝わる。
『はは、剣持、お前はもう、いや、初めから私の”最高”だよ。』
こんなこと、剣持には絶対に言えない。
こんにちは、作者です。
最近何だか忙しくて、大変だけれどこれを描くのは楽しいのでつい頑張ってしまいます。
皆様も、お身体を大事にしてくださいね。
では、また会う日まで。