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2 . 『 衝撃の事実 』
『ねーぇー!ちょっと聞いてるっ?!』
「あー…うん、聞いてるよ」
『絶ッッッ対聞いてないじゃんっ!』
『もぉ〜!まぁそうゆうところが好きなんだけどねぇ〜♡』
「…」
「は?」
『ははっ!食いついたっ!』
『さっきから結婚しよ?って言ってるんだよ?w』
「…えっと…突っ込んだ方がいい、、かな、?」
『えぇ〜本気なんだけどぉ〜ww』
「いやいやっ!僕ら初対面だよ?!」
『…?私はずぅぅーっと見てたよっ…?♡』
「…いやなんで、?」
『だってぇ、どタイプだったからぁw』
「…へ、へぇ…」
『んでっ!結婚式はいつにするっ?!』
「…いや結婚しないよっ??!!」
『へ、?』
「ん、?」
こんばんは、どうも主人公です。
今は…えっと…メイド服を着ている女の子に結婚を申し出られています…
いやなんで?僕が1番気になってる…
この女の子によると、僕の顔がどタイプだったらしい…それからずっと見てたとか…
いや怖いな…
「ま、まず自己紹介っ…から…」
『んぇ〜…えっとぉ!』
『花峰さくらっ!ですっ…!』
『趣味はぁ〜…貴方を見ることっ……♡』
いやドヤ顔で言ってるけど普通に怖いからねっ?と思いながらも「へぇ〜」と適当に僕は流した。
『あっ質問いいよ〜?』
「え、えぇ…な、何があるかな、」
『なんでもいいからぁ〜!!』
「なんでも…?うーん…」
『おぉ私のために悩んでくれてるっ!!』
「…う〜ん…っと…」
「あ〜じゃあ、なんでメイド服なの?」
『おっ!いい質問ですねぇ〜』
『何故か…それは…幽霊系メイドさんだからだぁっ!!』
『可愛いっしょぉ〜?このメイド服っ!』
「あー…うん、可愛いね…」
「って幽霊っ?!!」
『ん?うん〜幽霊だよ〜?』
「は、へ、え、へ、ちょ、、」
『私ねぇ〜こんな見た目は可愛いのにぃ〜』
『オバケなのぉ…ww』
いや ww じゃねぇーよ…
「うーんと…言ってることがよく分からないなぁ、、あははっ………」
『ふぇ〜?だぁかぁらぁっ!幽霊ってば!!』
いや幽霊な訳あるかっ!
「あ、あの冗談は程々に…ね?」
『はァ?冗談じゃないしっ!!』
『てかっそもそも私のお家なんだからねっ?ここ!』
また訳の分からないことを…
「も、もういいよ…」
『えっちょ、何よその言い方っ!』
『……ってもしかして知らない系…?』
なんて言う彼女はとても真剣な表情をしていた。
「なに…知らない系って…」
『あー…察した…あのクソ親から言われてないんだ…』
「う、うん…?」
『…ここさ…』
「は…はい…」
僕は何が来るのか、とビクビクしながらそう返事をした。
『事故物件なんだよね…?w』
「あー…うん…そうなんだっ…」
「ってハァァァァ??????!!!!」
『あははっww今更すぎてウケるよねぇ〜w』
「いやウケるって…怖すぎでしょっ?!」
『私は今初めて知った貴方が怖いよぉ〜ww』
「いや怖いって…」
『あははっwwww』
こんな人とマトモに会話したのって何年ぶりだろ…
意外と…楽しいな、
今気付いた。主人公君の名前決めてなかったじゃん…
とりま”湊”で宜しく。
最近伸びなさすぎてモチベ爆下がりwwwwww
♡くれ、皆…宜しくお願いします❤️🔥✊🏻