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「林田!綾香さんを探せ!」
医師の身で親を殺した。藤川雅也
何処で調べたのか、橋本桜子、山元早希がお互いに交換日記をしてたらしく、
元の現場で見つかった鞄の中をもう一度確認した。
鍵付の日記帳を開いたら、橋本淳一、山元朋哉の子供が入れ違いになってた事と山元朋哉の子供は上に男の子がいたらしい。手放して施設で藤川隆也に預けた。
恨んだ…
畜生のやり方だと書かれてた…
林田と木幡さんに連絡した。
え?川崎雪湖さんの娘だって報告された。
藤川雅也は親、妹と知らずに脅迫紛いな事をした。
橋本凌も弟のやり方で刺して逃げたらしい…
『早く見つけないと藤川雅也は恐ろしい事を考えてるって!聞こえるか!林田!綾香さんを助けろ!』
了解しました!
近くに男性を見つけた
あれ?佐伯さんだなもう一人の男誰だろ…
運転しながら、急いだ!
もう一度病院に来たら
橋本凌さんが歩いて、
「お大事にしてくださいね」
「ありがとうございました!」
「橋本さんちょっと来てもらえますか?」
「何でだ?」
「この男誰ですか?」
差し出された写真を受け取り、
「10年前、俺の頭を叩き押された…母さんの男…婚約者と名乗った…藤川克彦…確か男子を…俺より上だった」
「いくつ離れてたか分かりますか?」「大学院出たからには俺の跡継ぎをして欲しいよなって聞こえたのを覚えてる…」
「二十歳の時なら大学院卒は26歳…
今なら35歳から40歳位だな」
綾香さんが誘拐された、君の協力が欲しい!」
「この前の刑事に早く綾香を探せって言いましたよ…」
「何だって?…刑事が見えた」
「名前は?」
「聞いてません…」
「足大丈夫なのか?…」
「大腿骨のつけねを刺されただけで済んだからなら親父の退院もあるから良いのか?」
朋彦…
「殺れ早くしろ!」
「兄さん…俺出来ない!」
「この娘が川崎雪湖の子供だよな」
「今川崎悟志の嫁がお前の母親だろ」
「何の為に…なりすまししたのか分からないのか!」
「先生~警察の方がお見えになりましたが!」
「入るな!今行くから!」
「朋彦処分しろ!」
眼鏡をかけ直した!
2人の刑事が見えた。
「恐れいります。藤川克彦さんの息子さんですよね?…私、榊警部部長と申します」
「はい…藤川雅也ですが何かありました?…」
(面の皮を被った悪魔か…)
恐れいりますがこちらに山元綾香さんが訪ねて来ませんか?…
(こちらから狸の化かしあいを罠に嵌めてやる…)
ちょっと待ってあなた!
振り向いた時に
?…
お客さん待ってくださいませ!
皮膚炎にかかってるからって診てもらいに来たのに何よ!
沙耶が
只の痒みだって!やぶ医者でしょ!警察に訴えるわよ!
待ってください!優木さん…優木沙耶を保護させて…
「モォ姉さん良いよね」
あ?
優木夕夏が出てきた。
え?…山元綾香さんがいる?…
藤川医師が顔色を悪くなった
ちょっと失礼いたします!
看護士の藤川さんが後を着いていった。
沙耶と夕夏、
「あなた…あの先生が犯罪者…」
川島刑事が警部に合図した。
「良いだろ…後は川島刑事に頼むよ」
ドアの中で揉めてた。
朋彦?…
「娘じゃない!何者だ!」
え?…
「お義兄様~助けて!」
榊部長と夕夏と駆け出した。
「夕夏!」
綾香さん…え?…この娘達入れ替わったのか!
付き人の広川と親父の理事長が駆けつけた。
「現行犯で逮捕しますが?…理事長良いかな?」
榊拓弥?…
え?…兄貴と同じ同級生だった
「藤川さんあなたが私の母を殺しました?…」
「綾香…君と義兄妹だろ…」
「早希母さんまで殺して置いて!ひとでなし!」
頬をひっぱ叩いた!
目頭を熱くしてた綾香だった
弟の朋彦も連れられて、
「理事長も警察にお越しになられますか?…一つ聞きたい事がありましたが」
病院…
無意識に手に手錠をかけられた。
「あなたのした事が仇になりましたが?…意味分かりますか?」
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