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ん?描かないって言ってなかったって?お黙り!

BL注意 未成年喫煙はダメ絶対

碧「」明良『』



『届くぞ、お前の気持ち!』


───嬉しい。優しすぎる。こんなクズにも。でも言えないんだよね。ありがとうなんて、面と向かって。

『ここら辺なら大丈夫っしょ』

「そだな」

カチッ シュブォ

「スッ───ふぅー。」

『おっさんじゃんw』

「黙れ。」

『スゥッ───はぁー。』

「深呼吸か」

『黙れ』

『「っふっはは」』

本当に届いてよかった。距離がグンと縮まった気がした。

『でもよ、届きそうってだけで俺はおめぇが好きな訳じゃないんだよ。』

「───へ?」

『あぁ、誤解する言い方したな。お前の気持ちは届いた。何してもいいから俺をお前の恋人にしてみなってことな?』

「スゥッ───惚れた。」

『惚れ直した、だろ』

「そっすね。好きにならせてみせるからな。」

『やってみろや』


───随分夜がふけた時。俺はふと思い出した。

親がいる。

そう。俺に向かってゲイと言ったのも、全部否定したのも、期待して天才だのなんだの言ってくるのも、俺のストレス全部がアイツらのせいだ。アイツらに見つかりゃ何を言われるかわかんない。そんな恐怖に駆られた。


『───い、おい。』

「───ハッ どうした?」

『いや、呼吸荒いなって』

「あ、ごめんなんもないから大丈夫。」

『?、そうか。』

「──あのさ。俺の親にあったら、友達って言えよ。」

『制服でんな言葉通るわきゃねぇだろ。』

「じゃあどうしろと」

『ん〜捨て子拾ったでいいんじゃね?』

「テキトーかよwそうするか。」

『それにすんのかい。』


ちょっと安心した。大丈夫。明良ならきっと。


ガチャ


『お、お邪魔します。』

「はいどーぞ」

「早歩きだぞ」

『おk』

サササササササッ

ゴキブリみたいで笑いそうになった。楽しいな。

??「その子、誰?」

背筋が凍った。親だ。ははっゲームオーバーか。

『捨て子です。』

「!?!」

馬鹿じゃねぇの、通じる訳ないじゃん。

「あの、っえっと」

『捨て子です。拾われました。』

親「ふーん。じゃぁ出てってくれない?碧が汚れるわ。」

『っ、…………。』

あーあ。論破されてるじゃん。大人しく逃げればよかったのに。でもチャンスだ。しっかり言わなきゃ。俺が。

「しつこいんだよッ!俺がどんな恋愛しようがいいじゃねぇかよ!お前らが金持ちになれたのも俺のおかげってことも忘れんなよ?…行くぞ。明良」

『えっ、あっ』

グイッ

「行くぞっつってんだよ。来い。」

『ぁ、っわかった』フルフル

あーイラつく。なんで親が子供に命令ばっかすんだよ。きめぇ。

『あ、碧、?ごめ』フルフル

「いいよ。別に。」

『ホッ、うん。』

「───俺の方こそごめん。」

『な、んで?』

「またお前に乱暴した。傷つけないって自分で決めたのに。」

『っ、いいよ?。俺は大丈夫だから。』

「、うんありがと」

親が嫌いだ。俺に強要してばっかの鎖でしかない親が嫌いだ。だけど、それより、優しい明良に甘える、守りたいものを守れない、何も出来ない無力な自分が嫌いだ。





おかえり

今日は特に言うことなし〜

んじゃば

煙草の性で、臭い2人。

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