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『 今日家きてよ。 』
ギターを触って
少し休憩とスマホを点けると
元貴から連絡。
それは
ただ簡単に一言。
” 家きてよ ”
オレは少し不思議に思いつつ
「 いいぞー。すぐ行くわ。 」
と返した。
見張ってたのか?というほど
数秒で既読がつく。
「 さすが元貴だな。笑 準備しねーと。 」
ソファから立ち上がり
洗面台へ向かった。
「 元貴んち行くだけだし別にそんな気使わなくていいよな。 」
見た目もあまり気にせず
オフな雰囲気で家を出た。
ーー
家についてインターフォンを押す。
マンションのベルが機械から鳴る。
「 …あれー。元貴出ねぇな。 」
押しても扉があかない。
もう一度押してみた。
「 …?なんでだ? 」
少し待つも
誰も出ない。
オレは元貴に連絡を入れた
「 元貴ー?家いるんだよな? インターフォン押してるぞ? 」
するとまたすぐに既読がつく
『 えっ、ほんとに?ごめん何も気づいてなかった、今開ける!! 』
と返ってきて
少しホッとした。
「 …。気づかねぇことあるか? 」
少し心はもやもやしたが
元貴の玄関前についた。
そうすると俺が
ベルを鳴らす前に
玄関の扉が開いた。
『 っ若井! 入ってー。 』
少し寝癖がついていて
オフな元貴が外に顔を覗かせて
俺を手招きした。
「 お、元貴。 お邪魔しますー。 」
玄関に上がると
元貴の家だぁ…なんて語彙力のない言葉が出る
「 元貴んちのいい匂いだな。 」
『 笑…ほんと? あインターフォン気づかなくてごめん 』
「 全然大丈夫、でも気づかないってことあるか…?遠い部屋にいたのか…? 」
『 いや…。インターフォンがあるリビングにいたんだよね 』
「 えぇ…。故障かもなぁ…。 」
さっきの出来事を聞きながらリビングに向かう
『 でもなんか最近 鍋とか沸騰の音聞こえなくてさ笑 お湯の量すげぇ減らしちゃったり溢れちゃったりするのよ。笑 』
と
普段話のように喋る元貴
「 …。それ大丈夫か? インターフォンも故障じゃなくて、
” お前の耳が聞こえなかったんじゃね… 。? ”
一気に真剣になるように
目を見つめ合う。
『 えぇ…?そんなわけないよぉ 』
「 …。そっかぁ。 」
今すぐ病院に行かせたいくらい心配だったが
まだ堪えておくことにした。