テラーノベル
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ねぇ
君は…
人を助ける為にした事で
**怒られた事はある?**
僕はあるよ、
彼のためにやったんだ
そして、その結果が
これみたいだね
もう戻る気力も起きないよ
左腕が痛い、
左目が痛い、
頭が痛い、
何も感じてないはずだけど
チクチク痛む
大丈夫、君のせいじゃないよ
だから
早く
ボクを離して
君の甘くて暖かい手のせいなんだよ
早く冷たい世間の中に行きなよ
ボクみたいな…
なりぞこないの
理性があって君を誑かすかもしれないやつに
君の為、
そんなわけない
ただ
頭が割れそうなんだ
さぁ、早く行って
もう戻ってこないでね
ほら早く行って
僕が死ぬ前に
「す!すいません…!」
「助けてくれませんか?」
「エレベーターが行っちゃって…」
…
『大丈夫だよ、僕が案内してあげる』
安全なところを教えてあげる
今だけ
これができるのは今だけ
だから
この子を君だと思いたい
我儘でごめんね
僕の愛しい人
見てくれてありがとう
分からないけど続きは作られるかもしれない
迷子よ、迷子よ、寂しい子供の心臓を救って
子供を許せ、迷子の子よ
泣いても慰めなさい
許して
コメント
3件
もう、タイトルからして心臓ぎゅってなるね…「許して許して許して許して許さないで」って、それだけで全部の矛盾が詰まってるよ。 ルビで二重に読ませる表現、すごかった。本音と建前の間で揺れてる感じが、そのまま痛みとして伝わってきた。自分を救おうとしてくれた人を、自分が傷つけるかもしれないって怖がってる……それでも「今だけこの子を君だと思いたい」って、もう切なすぎるよ。 まだ続きがあるなら、読みたい。でもこの一話だけで、心臓の奥まで冷たい空気が入ってきたみたい。素敵な作品をありがとう。
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