【竜蘭】
◎最終回です!!
*蘭嫌われネタです
*梵天軸
*みんなで住んでる(た)
・病み
・過呼吸
・キャラ崩壊
・捏造しかない
・誤字脱字
・自己満
なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
入院せずそのままアジト帰ったって事でお願いします🙇♂️
三途「マイキー…本当にやるんですか…?」
マイ「…こうするしかないから…」
ココ「でもアイツが逆にダメになっちゃうんじゃ…」
マイ「…」
蘭「…パチッ」
ココ「蘭起きたのか…おはよう」
蘭「…おはよ」
ココ「腕とか大丈夫か?」
蘭「大丈夫…」
ココ「なら良かった」
蘭「今日会議は…?」
ココ「今日はないから大丈夫だぞ」
蘭「そっか…」
ココ「俺マイキーに呼ばれてるから行ってくるな」
蘭「うん…」
ココ「…三途、」
三途「おう、、」
ココ「竜胆、寝てるか?」
三途「あぁ、そろそろ起きると思うけど…」
ココ「…」
ココ「なぁ…本当に飲ましたのかよ、?」
三途「あぁ、…」
ココ「なんでだよ…なんでそんな…ッ」
三途「仕方ねぇだろ!これはアイツらの為なんだから…」
マイ「…でも効果あるかわかんない」
コ・三「え?」
マイ「効果あっても早くて3日、遅くて1ヶ月は記憶戻らないらしい…」
ココ「…」
三途「効果が出ない場合もあるってことっすか」
マイ「うん…」
ココ「本当にそんなことしてアイツらのためになんのか…?」
三途「…少なくとも今よりは苦しまねぇで済むんじゃねぇかとは思う…」
ココ「でもアイツらがどんなに暴れたって今まで支えてたのはお互いだろ…?その片方が忘れちまったら…」
三途「俺だって本当はこんなこと…ッ」
マイ「ココ…ごめんね、」
ココ「なんで首領が謝るんすか…」
マイ「提案したのは俺だから…」
ココ「…アイツらが壊れたら協力してくれますか…?」
マイ「もちろん…」
三途「竜胆起きてっか〜?」
竜胆「んぁ…三途かよ…うっさいな〜」
三途「あ?せっかく起こしに来てやったのにそれはねぇだろ!」
竜胆「はいはい、ねぇ三途」
三途「ンだよ」
竜胆「兄ちゃんは?」
三途「は…」
三途(効果出なかったってことか…?)
三途「今部屋にいっけど…」
竜胆「そう。会いに行ってもいいかな…」
三途「少しそっとしといた方がいんじゃねぇか…?」
竜胆「…なんで、?」
三途「アイツは多分竜胆の事気にしすぎてあぁなったんじゃねぇかって話になってんだよ…」
竜胆「あ…俺暴れて…」
三途「お前忘れてたのかよ…」
竜胆「みんなに謝らなきゃ…」
三途(蘭がマイキー庇って怪我したってことも覚えてねぇんだろうな…)
竜胆「三途、みんなどこいる?」
三途(蘭とは会わせないようにしたい…)
三途「みんな会議室いると思う」
竜胆「じゃあ行こ」
ガチャ
三途「竜胆起きました〜」
マイ「竜胆…」
竜胆「はよーございまーす」
ココ「…?」
竜胆「あの…昨日はすみませんでした…」
マイ「気にしてないから大丈夫だよ…」
ココ「あぁ、気にすんな」
ココ「三途、記憶は…コソッ」
三途「効果なかったっぽいコソッ」
竜胆「あの…兄ちゃんは…」
全員「…」
竜胆「え…?」
ココ「今は…会わない方がいいんじゃないか…?」
竜胆「でも兄ちゃんにも迷惑かけたし…」
蘭「はよーございまーす」
全員「?!」
竜胆「兄ちゃん!」
三途「蘭…!?」
ココ(会議無くなったつったのに…!)
蘭「…」
竜胆「兄ちゃん…?」
蘭「えっと…誰?」
竜胆「え?」
ココ「は…?」
三途「?!」
竜胆「に、兄ちゃん…?冗談、だよね…?」
蘭「俺弟いないんだけど…」
三途「なんで蘭の記憶が…?!」
ココ「お前竜胆に飲ませたんじゃねぇのか…?」
三途「ちゃんと竜胆に飲ませたはず…!!」
ココ「じゃあなんで…?」
竜胆「…今のどういうこと…?」
マイ「…すまない竜胆、本当は竜胆に蘭の記憶を無くす薬を飲ませるはずだったんだ…」
ココ(ここでばらしちゃって大丈夫か…?)
竜胆「…」
蘭「あ、あの…」
竜胆「ダダダダッ!!」
蘭「え、ちょっ…」
三途「竜胆!」
ココ「ッ…」
蘭「え…アイツ俺の何な訳…?」
三途「お前俺らの記憶はあんのか?」
蘭「え、うん。」
マイ「あの薬…本人にとって1番大切な人の記憶だけ無くなるやつだから…」
ココ「…やっぱ蘭にとって1番大切な人は竜胆だよな…」
蘭「なんかよく分かんないけど…アイツって俺にとって大切だったの?」
ココ「あぁ…」
蘭「ふーん…」
ダダダダッ
ココ「ちょ、蘭!!」
《竜胆side》
兄ちゃんが俺を忘れた…?
本当は俺が兄ちゃんを忘れるはずだった…?
なんでそんなことするの
なんで俺から大切を奪うの
竜胆「グスッ…」
竜胆「なんでだよ…ポロポロ」
そもそも薬は俺に飲ませたはずだったんじゃないの?なんで効果が兄ちゃんに出てんの?
俺が忘れられれば楽だったのに…
竜胆「にいちゃ…ポロポロ」
もう兄ちゃんは俺の事思い出さないの?
そんなのやだ…
ドッキリだったりしないかな
みんなで俺の事騙して反応見て楽しんでたりとか…
…ないよね。そんな都合のいいこと
兄ちゃんに忘れられるくらいならいっそ…
竜胆「死んじゃおうかな…笑」
ガチャ
蘭「…」
竜胆「にいちゃ…?」
まさか本当にドッキリだったのかな、
お願いだから”竜胆”って呼んでよ。
いつもみたいに優しい声でさ
蘭「…なんで泣いてんの」
竜胆「…にいちゃ、」
蘭「俺はお前を知らない。兄ちゃんなんて呼ばれてもお前が弟だって思えない。」
やっぱりそうだよね、もう俺は兄ちゃんにとってただの同僚なんだ…
竜胆「そ、だよね…ごめんね、これからは蘭って呼ぶから…」
蘭「…泣くくらい悲しいの?”兄ちゃん”に忘れられたこと」
竜胆「…う”ん、辛いよ、苦しいよ、ポロポロ」
蘭「そんなに好きだったの」
竜胆「うん…大好き、ずっとずっと大好きで仕方ないよ。に…蘭の記憶の中に俺がいなくてもずっと…ポロポロ」
蘭「そう…じゃあ俺が忘れてよかったんじゃない」
竜胆「…俺は俺が忘れた方が楽だったよ…」
蘭「じゃあ悪いことしちゃったね」
竜胆「え…?」
蘭「もう行くね。竜胆」
竜胆「…?!まって、兄ちゃん…!!」
バタン
今”竜胆”って言った!
いつもの…優しい声だった…!!
竜胆「兄ちゃん…!」
バタン!!
三途「うおっ!竜胆どうした?」
竜胆「兄ちゃんは!?」
ココ「蘭なら戻ってきてないぞ…?」
竜胆「チッ…!」
ココ「ちょ、どこ行くんだよ!!」
三途「…」
まだ遠くには行ってないはずなのに…
どこ行ったの兄ちゃん…
プシュッ…
ジリリリリ…
何の音だろ…
まいいや。早く兄ちゃん探さなきゃ…
通行人A「何あれ…火事?」
通行人B「うわぁ…」
こんなとこで火事か…放火でもしたんかな
放火…
まさか、ね…
ブワァァァ
竜胆「コホッコホッ…」
凄い煙…
こんなとこいるわけないのに、何故かここにいるんじゃないかって思ってしまった。
お願い。こんなとこ居ないでよ。
竜胆「コホッ…嘘…」
あぁ、なんでこんな時の勘は当たってしまうのだろう。
燃え広がる炎の中に向かって歩いていく姿が見えた。
兄ちゃんだ。
竜胆「兄ちゃん、!!」
ほら、振り向いた。
やっぱりあんたは俺の”兄ちゃん”だよ。
竜胆「何してんだよ!!」
蘭「ははっ、よく分かったね」
竜胆「早く帰るよ!」
蘭「…敵わないなぁ…ほんと」
兄ちゃんは俺の手を掴んでそう言った。
ようやく消防が来て火が消えていく時、兄ちゃんは口を開いた。
蘭「なんで来たの」
竜胆「心配だったから」
蘭「なんでここだって分かったの」
竜胆「分かんない。何となく」
蘭「…なんでここまでするの」
竜胆「…愛してるから」
蘭「記憶ないって分かってんのに」
竜胆「嘘だって気付いたから。それに記憶がなくったってこうするよ」
蘭「なんで…気付いたの…?」
竜胆「”竜胆”って呼んでくれたから」
蘭「…ばかぁ…ポロポロ」
竜胆「バカはどっちだよ。勝手に死のうとすんなっつの」
蘭「う”ぅ…ッポロポロ」
竜胆「ほら、帰ろ?」
蘭「う”ん…ポロポロ」
(移動中)
竜胆「なんで記憶なくなったって嘘ついてたの?」
蘭「…昨日首領達が竜胆の記憶なくなる薬飲ませるって話してて、大丈夫って言ったけど竜胆から俺の記憶なくなるって考えたら嫌で…」
蘭「だから三途が持ってった薬と鎮痛剤入れ替えて俺が飲んだの…」
竜胆「だから痛みなかったんだ…てか兄ちゃんも結局飲んだの?!」
蘭「うん…」
竜胆「え、じゃあ嘘じゃなかったってこと…?いやでも今覚えてるし…んん?」
蘭「飲んだけど記憶なくなんなくて…多分睡眠薬とか飲んでたからそれのせいで効果出なかったのかなって…」
竜胆「あ、そういうことね…でも良かった…」
蘭「うん…ごめんなさい…」
竜胆「謝んなくていーよ。それよりもなんで火の中飛び込んでいったりしたの?」
蘭「…本当は忘れちゃいたかったから。辛いことも竜胆のことも…」
竜胆「…」
蘭「でももう大丈夫だよ、竜胆の本音聞けたし…今なら死んでも生き続けても幸せかな、」
竜胆「…そっか。俺も。兄ちゃんとなら死んだっていいよ」
蘭「…大好き」
竜胆「俺もだよ。」
竜胆「戻りました〜」
ココ「竜胆!!それに蘭!!どこ行ってたんだよ!」
竜胆「後で後で!それより三途、聞きたいことあんだけど!」
三途「ンだよ…」
竜胆「お前本当は知ってただろ!」
三途「はぁ?何がだよ!」
竜胆「兄ちゃんの記憶なくなってないこと!」
ココ「え?」
三途「チッ…なんでバレたんだよ…」
ココ「うっそ!え、じゃあ蘭記憶あんの?」
蘭「あはは…」
竜胆「なんで隠してんだよくそヤク中!!」
三途「うっせ!!ちょっと反応見たかっただけだわ!」
マイ「三途…」
三途「あっマイキー…すみません!!」
三途「つーかなんでバレたんだよ!」
竜胆「…なんとなく。」
三途「は…?お前なんとなくで疑ったのかよ!?」
竜胆「いやぁ知ってそうだなーって…」
三途「マジありえねぇ!!おい蘭!!なんとか言ってやれ!」
蘭「ん〜?可愛いね竜胆♡」
竜胆「兄ちゃんの方が可愛いよ♡」
三途「ブラコン兄弟どもが!!」
ココ「何が何だか…」
マイ「元気になってよかった…」
マイ「あ、三途は後で俺んとこ来い」
三途「ヒェッ…すみません…」
これでこの話も完結です〜!!
なんか急に完結しちゃって申し訳ないです…💦
ネタ尽きる前に終わらせちゃおうと思いまして…(もう既にネタ尽きてた)
文脈変だったり繋がってなかったり色々不備があったかもしれませんが甘々で見て下さい💦
ここまで読んでくださった方々ありがとうございました!!
また会えたら会いましょう🥰🙌
コメント
28件
良かったぁぁぁー このままだったら僕も壊れてたかもしれない
いい話過ぎない、、、?ノベルで書けるのまじ尊敬します!書くの大変そうなのに、、、完結お疲れ様でした!