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私の名前は◯◯。
カメラの仕事をしている。
もちろん有名人や一般人の方から色んな方に依頼を頂ける。
今日の依頼人はゲーム実況者のキヨ君と言う方らしい。名前は聞いた事あるがどんな人かは分からない…とりあえず仕事をしに本人に会いに行く。
「お疲れ様です!今日カメラの担当をさせて頂く◯◯です!」
返ってくるのはスタッフの返事だけだ。ゲーム実況者っぽい人はいない。
遅刻かい…と呟く私。
その次の瞬間。
バンッ!と勢いよくドアが開く。びっくりして後ろを振り向くと
?「お疲れ様です、遅れました。」
と荒い吐息をかけながら。多分走ったんだろう
次々と挨拶をするその人。私はもう一度その人にさっきと同じ事を言った。
「今日カメラ担当をさせて頂く◯◯です!よろしくお願いします。」
と言うとその人は
「よろしくお願いします。キヨです、」
コミュ症なのか、人見知りなのか、疲れているのかは分からないが私の時だけテンションが低い。
まぁこんな小さな事で落ち込んでても仕方ないし好きな人でもないし良いんだけど。
スタッフ「時間ないから!早めに行くよー!◯◯ちゃんカメラ用意してー」
仕事が始まった。
そこから約数十日。スタッフさん達との関係は凄く近くなり女性の方はたまに遊ぶぐらい仲良くなれた。
だけど、キヨさん?て人は前と全く変わっていない。どうしてだろうと少しキヨさんをジッと見ていたら。こちらに気付き。優しい目、口でヘラっと笑った。
こーゆー所が人気あるのかなぁ。と思う私
そこからまた数十日。みんなと会うのは最後の日だ。連絡は取っているがこーやってお仕事するのは最後。飲食店に入り順番ずつ椅子に座っていく。
「いぇーい!さおりの隣げっちゅー!」
「なにそれ笑てか何頼む!」
と女子軍。
私の隣は____
キヨさんかぁ…あまり喋った事ないし酔ったら凄そう…(ただの偏見)
みんながメニューを選ぶ。ほとんどの人がお酒、ワイン、ビールだ。私は20歳変えてるがお酒は得意じゃなく、ただ単に水が好きだから
「私は水で…」と言った次に隣から聞こえる
「俺も同じので。」と言う言葉。
つい。「お酒飲まないんですか?」と聞いてしまう。あまり話した事も無いのに。
「あぁ、俺お酒飲めないんすよってか◯◯さんこそお酒飲まないんですか?」
と聞かれる
「私は少し苦手で…(笑)」
と愛想笑い。
「いやぁ俺もなんすよね笑笑酔ってる人も苦手っつーかだる絡みが正直やなんで笑」
「分かります笑だるーって思っちゃいますよね笑」
とそこから数分お酒の話で盛り上がった。こんなにこの人と話を盛り上がるのは初めてだ。
そこから
仕事の話、ゲームの話、漫画の話、昔の話。
最初から最後まで話した。
最終的にはタメ語になり約1時間で親友になった感じがする。