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1枚の花びらが落ちた
ひらり
植木鉢に何かが書いてある暗くてよく見えない
また1枚の花びらが落ちた
ひらり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーはっ!!
ぼくは目を覚ました。
当たりを見渡すと、いつもの風景、見慣れた部屋。ぼくは重たい体を起こしながら時計を見た
「7時20分、、、。遅刻する!」
僕は飛び起き急いで支度をし、家を出た。
「行ってくる!」
久しぶりにその言葉を口にし、ぼくは急いで2年間通っている中学校に向かった。
じ「ま、間に合った」
か「じん、おはよう!珍しいじゃん遅刻ギリギリなんて。」
こいつは皇かずやぼくの友達さ。
じん「かずやおはよう。ちょっと寝坊した。」
かずや「ふ〜ん。あ!先生きた。早く座ろうぜ。」そう言いかずやは急いで席に着いた。
キーンコーンカーンコーン(チャイム)
高橋先生「おはよ〜」
聞きなれた先生の声を聞き、ぼくは慌てて席に着いた。
先生が出席を取り始めた。
高橋先生「白鳥は休みだ。」
白鳥優斗。そう言えば1週間前から学校に来ていない。
優斗は幼稚園からの幼なじみ。泣き虫でいつもぼくの後ろに隠れてたっけかなぁ。
かずや「じん、、、じん!!」
じん「はっ!!」
かずや「出席!ほら。呼ばれてるって!」
高橋先生「黒羽!!!!!」
じん「は、はい元気です!」
高橋先生「次〜」
じん「かずやサンキュ」
かずや「おう。」
当たり前の日常だった。
これが毎日続くものだと思っていた。
キーンコーンカーンコーン(チャイム)
高橋先生「今日の授業はこれで終わりだ。」
かずや「先生さよーなら!」
高橋先生「さよーなら!」
じん「先生、、、。」
高橋先生「どうした黒羽?」
じん「優斗1週間学校に来てないっすけどどうしたんすか?」
高橋先生「ああ、、、。白鳥の事か。白鳥は体調が優れなみたいだぞ。」
と先生は少し困った顔で言った。
じん「どこか悪い所でもあっ」
先生B「高橋先生〜もうすぐ会議始まりますよ〜。」
高橋先生「あ!忘れてた。すぐ行きます。
ごめんな黒羽。また今度な。」
そう言い残し、早足で教室から出ていった。
外が部活で騒がしい中、ぼくは1人残された教室に寂しさを感じ、家に帰った