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恋恵side
今なんと!真夜中!展望台にいます!
「うわぁきれーっ!」
ゆうちゃんはしゃい…でるのか…?
あ、そうそうまあちむが疑問に思ってることがありまして!ゆうちゃんやっぱりさっきから変なんだよなぁ…?表情がぎこちないし?
「くにのちゃーんおもーい」
「えぇ…?こた寒そうじゃん」
「…」
「んふふ〜♪」
寒いのか完全装備のこったんにバックハグしてるくにの。イチャイチャしてるなぁ…?よく短期間でここまで仲良くなれるね…?
実はとある目的で今日ここに来いって言われたんですよね。奶子ちゃんに。だから風呂上がってからみんなを誘ったんだよね!
「…」
ゆうちゃんはさっきまではしゃいでたように見えたけど落ち着いた雰囲気で微笑みながら空を見上げている。濃い緑色の髪がまだちょっと濡れてる。一番上がるの遅かったからか乾かしきれてないっぽい。申し訳ないなぁ…
「はぁ〜っ」
一方さっきまで嫌がってたと思えないほど落ち着いた様子でアメジストのような瞳をふわりと細めて赤くなった手に白い息を吹きかけている。
紫色の髪はマフラーと上着でほとんど隠されている
「んふふっ♪」
そんなこったんにバックハグして嬉しそうにしながらこったんの付けてるマフラーをいじってるくにの。そんな彼女は薄着めで、抱きついて暖をとっているようにも見えるふわっとゆれる綺麗な茶髪の髪に光が反射する
「綺麗に星が見えんなぁ〜?」
白い艶のある髪と綺麗な虹色のメッシュが 星明かりに照らされながらなびく。
北に向かってスッと手を伸ばして何か懐かしそうな目をする。
するとくるっとこっち側を見てくる
「で、ちむ〜?なんでここに来たん?」
みんなには何も言ってないのに察してたのかな…?
「…いや、話さないといけないことがあってさ。」
…ダメだ、今はどう足掻いても笑顔がぎこちなくなる。心から笑えないなら笑わなくていっか。
思い出したくもないあの日常。いつの間にか頬に水がつたる感覚がする
「っ、まさか…」
さっきまでの微笑みは消え、絶望のような悲しみのような複雑な表情になる。
こったんは察したかなぁw?
ごめんね、
「…僕の過去について。話させて欲しい」
読んでいただきありがとうございました!
どもども星音です!
修正なんですが 第三話の「夏休み」発言、実際は「冬休み」です!申し訳ありません💦
恋恵さんの「僕」、なにがあるんでしょうね?
それでは!また次回、