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メロ松
マイナーカプすぎて多分第一制作者わたしです
色々と繋げるために複雑な設定です
それでは〜〜〜
カチ、カチ…とキーボードを叩く音や何やらが響く。
「…どんな手を使ってでも、ニアより先に…!」
Lが…死んだ。
あのLが。
5年程前、キラが現れ間もない時間…
ロジャーに呼ばれ、ロジャーの元に向かった。
ロジャーの口から出た言葉は、「Lが死んだ」
それを聞いた時、怒り、苦しみ、悲しみ…様々な感情が込み上げてきた。
Lの死後、ニアとは手を組まずそれぞれで捜査を続けていた。
ー
「…あの、ニア側の連絡役として…僕が行きたいです…!」
「おい、松田!」
「…僕だって、キラ捜査員としてこの捜査本部に居るんです…!何も出来ないのは嫌なんです…!」
「…松田……まあ…分かった。松田が向かえ。」
11月の初頭。
キラの世が終わりに近い時期。
ニアへ渡す物を複数持って、僕はドアに手をかけた。
「…行ってきます!」
「松田、気を付けろよ。」
…どれくらい歩いて、バス、タクシーに乗っただろうか…ぼーっと考えながら歩いていたら、誰かとぶつかる。
「…っうわ!」
「おい、お前…ちゃんと前見ろよ。
「あっ、ごめんなさ…!って…」
目の前には、見覚えのある人物だった。
金髪でショート…メロ。
「メロ…!?」
「…お前、俺の事知ってるのか?どこからその情報を手に入れた。洗いざらい吐け。」
「っえ、あ…ええと…」
僕はあわあわとしながら全部を言った。
「…へえ、まさか自分の失態までも全部言うのか。まあ、とりあえず…お前みたいな甘ちゃんに何が出来るんだよ。」
「あ、え、っと…はは…」
苦笑いをする。
「…ま、けど。そう言う忍耐力がある奴は嫌いじゃない。」
「…っえ…」
「じゃあな。」
メロは優しかった。みんなはそんな事ないと言っていたけど、優しかったんだ…!
それから僕は、こっそりメロに会う様になった。
くだらない話をして、少し笑って。
何回かそうやって会っていた時の一場面…
メロを狙っていたやつが居たらしい。ひっそりとメロの頭に拳銃が突きつけられているのが分かって、僕は咄嗟に…
「メロ…!」
声を荒げ、メロの体をぐっと引っ張り自分の後ろにやる。
「…!?おま、何して…」
「っあ、ご、ごめん…メロ…」
「いや、別に良いんだが…」
俺の中で感情が揺らいだ。何でこんなバカな愚かな奴に。なんで動かされてるんだ…
メロとしての立場として、あってはならない事なのに…!
続きはご想像に
Fin