冴×凛の冴凛です。
冴→攻 凛→受
地雷の方はさようなら。
🔞全然入れます。
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俺には、2つ上の兄貴がいる。” 糸師 冴 “。この名前を聞けばすぐに、クソ野郎共はサッカーをしている兄貴を思い浮かべると思う。そんな糸師冴の弟に生まれてきたことを、後悔している。
新英雄対戦(ネオ・エゴイストリーグ)が終わり、2週間の休暇が与えられた。外出が許可されてたから、家に帰ってホラー映画でも見ようと思った。
「ただいま。」
帰ってきた時は、母さんと父さんが出迎えてくれて、なんだか少し嬉しかった。
「凛!おかえりなさい!」
「試合、見ていたぞ〜!凛はサッカーが天才だなぁ!」
両親は暖かく迎えてくれて、サッカーも褒めてくれた。…だけど、違う。俺は天才なんかじゃねぇ。天才っていうのは、兄貴のことを言う。
「…ありがと。」
そう言って自室へと足を運ぶ。親は珍しく遠出するらしく、家には1人きりだ。
「……んー、なんの映画見よっかな…」
迷っていると、静まり返った家に、” ガチャ “
と、玄関のドアが開いた。
(泥棒か…?)
警戒心を抱きながら、恐る恐る部屋を抜け出し、ドアを開けた犯人を突き止めようとする。
しかし、それは驚くべき人物であった。
「…!?あに、き…??」
凛は少し声が大きくなった。本来、スペインでサッカーをしている、あの ” 糸師 冴 “ がいる。
「…!?クソ兄貴、なんでいんだよ、!?」
会えたこと自体は正直嬉しかった、でも、驚きの方が先だった。
「休暇期間だ、お前と同じくな。」
「ふん、クソ兄貴と一緒にすんな気持ち悪ぃ。」
「相変わらず口悪ぃなお前。友達ちゃんと出来てるのか?高校生活どうなってんだよ」
兄である糸師冴からの心配は、かえって腹が立った。
「うっせぇ!クソ兄貴のせいだろうが全部!」
思わず声を荒らげてそう言った。
「…そうか。俺のせいか。」
彼は一旦言葉を終わらせ、また口を開く。
「なら、責任、取らないとな。」
よく分からなかった。どうやってとるんだ?そう思いながら顔をしかめていたのも数秒。兄に軽々と担げられた。
「お、おい!下ろせよ兄ちゃん!やめろって!」
恥ずかしさで顔が赤くなりながら抵抗した。
「うっせぇ暴れんな。こっちは責任取るっつってんだよ。俺の気持ちも少しは考えろよ愚弟が」
冴の部屋に行き、乱暴にベッドに寝かされる。
「責任取ってやるよ、お前の口調直すまで、辞める気ねぇからな。」
「は、はぁ…!?どういう意味…って、なんで脱いでんだよ…!?」
冴にとって、愛する弟の凛の赤面顔は可愛かった。
「はっ、顔真っ赤じゃねぇか。期待してんのか?」
引き締まった体を屈ませて、凛の耳元で囁く。
「泣いても謝ってもやめねぇからな、覚悟しろよ、” 凛 “ 。」
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今回はここまでです。次は確実に🔞になります。
NEXT→♥100
冴凛の分からセッ大好きな人いませんかね。読んで頂きありがとうございました。
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