俺は今日、mf君と2人きりで遊園地へ行く!…はずだった。
外から聞こえるのはザーザーという雨音。そう、今は雨が降っている。
昨日見た天気予報では晴れだった。なのに、なのにだよ!?
やっぱりてるてる坊主作った方がよかったかな…、?
とにかく、俺は悲しいのだ。久しぶりのmf君とのデートだったのに。
ちなみにそのmf君はというと…
「…」
俺の隣で難しそうな本を読んでいる。俺の気なんか知らずに。
確かに、mf君とは喋らないでいても気まずくないし、むしろ心地よい。だけどさぁ…、
ちょっとくらい話してくれてもいいじゃんか…
「…dnさん、?」
そんな俺に気づいたのか、mf君はようやく本を閉じ、こちらを向いてくれた。
「、mf君。」
「…どうした、?w」
「今日本当は、デート…だったじゃん」
「そうだね、」
俺の話を聞きながら、頭を撫でてくれている。
さっきまであった悲しい気持ちが、それだけで嬉しい気持ちへと変化していってる。
…俺、mf君に頭撫でられるの、好きみたい。
「雨が降って中止になったけどさぁ、」
「だからといって1人で読書はおかしくないですか、?」
「そんなにその本面白い、?」
俺は今ある不満を全部ぶつけた。
mf君は、少し目を見開いて、それから
「…、w」
口元を抑えながら笑い出した。
「なんでわらうんだよぉ」
「いや、ごめんごめん、w」
「かわいいなーって思いまして、」
「…へっ、?/」
「うん、かわいい」
そう言いながら俺との距離を近づけてくるmf君。
「どうしますー?」
「映画でもみますか、?」
映画…!
「見る!!」
「おぉ、急に元気に笑」
「んじゃ、俺準備してくるから」
「dnさんはそこで待っててねー、」
「えぁ、手伝うよ流石に」
「いや悪い悪い、」
「座ってるんだよ、?」
「…わかった」
「偉い偉い、」
「すぐ終わらせてくるから」
…行ってしまった。
まぁたまにはこんな日も悪くない…かな、?
今度の晴れた休日は絶対遊園地行ってやる!!
あれ、今回のdnちゃん不機嫌にさせすぎてしまった…、?
…遊園地がとっても楽しみだったってことにしておいてください…。
コメント
1件

お楽しみが延期になってしまったけれど、今日は映画おうちデート、そんな日も楽しんでほしいですね…(*´ω`*)