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1. irxs様の小説です
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なんでも許せる人のみの通過となります。
最後に!結優音(ゆいね)との約束を守れる方のみどうぞ!
(3185文字あります。)
・・・
ここ最近のないこの様子がおかしかった。
毎日のように体調を崩している。
そのたびにメンバーは心配するが「大丈夫だよ」って
言ってエナジードリンクを片手に部屋に戻ろうとする。
水「ないちゃん…」
桃「ん~…?」
紫「そろそろ休みな…?」
桃「ここまで終わったらね…笑」
赤「そろそろ聞き飽きたよ?」
桃「俺が頑張らないといけないから笑」
濃い隈を作った顔で力の入っていない苦しそうな笑いを残していってしまった
ないこに誰も何も言うことができなかった。
・・・
朝。
珍しくないこが降りてこない。
また仕事やっているのかなとか思いながら部屋の前まで行く。
黒「…?」
なぜか生活音がしない部屋。
おそろしいぐらいにひっそりとしている部屋の前で息をのむ。
コンコンッ
黒「ないこー?入るでー?」
返事がないからあわてて部屋の扉を開ける。
ガチャッ
開けた瞬間,目に入ってきたのは倒れているないこ。
予想していた中の最悪な展開。
黒「誰かッ!!!!!」
蒼「朝っぱらからどうしたん?って」
蒼「…救急車呼ぶな」
黒「お願い…っ」
まろもないこが倒れていると予想しなかったのだろう。
予想さえしたくなかったが事実だ。
ひたすらに俺の頭が目の前の現実を否定するが,
近づいてくるサイレン音が俺の意識を現実へと引き戻す。
・・・
救「いつお気づきになりましたか!?」
黒「今朝ですっ」
救「わかりました,この方のお名前は?」
黒「内藤ないこですっ」
救「わかりましたっ!!ありがとうございます。落ち着いてくださいね。」
救「ないこさんっ!?わかりますか!?」
桃「…」
救「意識なし,このまま都立病院までお願いしますっ!」
救「はいっ!!」
・・・
桃「んっ…?」
救「患者さん意識戻りました!」
救「お名前言えますか?」
桃「ないとうっ…ないこですっ…」
救「はい!ないこさん!ここは救急車の中です。
もうすぐ都立病院につくからね。頑張ったね。」
黒「ないこっ。よく頑張ったね。大丈夫だからね(撫)」
桃「んっ……スーッ」
・・・
その後ついた緊急外来の中で酸素マスクと点滴を付けられて運ばれてきた
ないこを見ながらひたすらにメンバーを待つ。
この孤独で不安な時間が一番嫌いだ。
ガラガラガラッ
蒼「あにきっ!」
水「ないくん大丈夫!?」
黒「おぉおぉ」
「大丈夫やで笑」
紫「よかったあぁ“」
赤「はぁ…」
紫「もう,心配しかかけないんやから笑」
黒「救急車の中で一回意識が戻ってそのあとにまた気を失ったんやけどお医者さんが大丈夫って」
蒼「原因は…?」
黒「寝不足,疲労,ストレス。」
紫「うぉ“…起きたらまろにきからの説教やな笑」
水「うわっ“いふくんとあにきの説教は絶対に受けたくない笑」
赤「wwww」
蒼「失礼な」
黒「まぁ,怒らなあかんよな」
蒼「仲間としてな笑」
その時の5人の中にあったのは心配というより純粋にないこを”愛したい”という感情だけだった。
・・・
数十分後
静寂が伴う部屋に小さな声が響く。
桃「んっ…?」
水「あ!!ないちゃん起きた!!」
紫「ほんま!?」
赤「おはよう,ないくんw」
蒼「ここは都立病院やで(撫)」
「ないこ,朝部屋で倒れとってあにきが見つけてくれたんや」
「もう大丈夫やからな」
桃「んっ…あいが,,とぉ」
黒「酸素マスクつけとるからしゃべりにくいな(撫)」
「無理しすぎたらだめやで?」
紫「どうせ昨日も具合悪かったくせに仕事してたんやろー?」
桃「・・・,」
ないこは図星すぎたのか固まってしまった。
赤「ちゃんと休めって言ったじゃん」
「なんで休まないの?」
桃「だって,りぃだー,だかぁら(ニコッ)」
「おれ,が,がんば,ら,ない,と(ニコッ)」
蒼「ないこ。それは違うで。」
「少しまじめなお話をしてもええ…?」
桃「…コクッ」
蒼「あのな,熱が上がったり下がったり,別に風も引いていないのに体調が悪くなる時は
心が“限界”って言っているサインなの。」
「だから,そういう時はすぐに休まないかん。」
「絶対に無理しちゃダメなんや。」
「今回はこれだけで済んだかもしれん。」
「でも次は意識が戻らん可能性だって十分にあるんよ?」
桃「っ…」
蒼「リーダーだからと言ってリーダーだって人間。
必ず立ち止まらないといけない時が来るんよ。」
桃「は,ぃ」
蒼「でも,ないこがきつくなったら俺たちがおる。
頼られるためにおるんやで?みんな頼られたらうれしい。」
桃「めい,わくっ…じゃ,なぃ?」
蒼「もちろん。ないこのことを迷惑だなんて思うやつはメンバーの中にはいないよ。」
桃「そっ…か,ぁ笑」
「じゃ,ぁ,すこし…ずつ,たよって,みるね笑」
蒼「わかったならよし!」
「よう頑張ったな(撫)」
桃「んっ…笑」
紫「お,めずらしくまろちゃんがのりのりやんw」
蒼「べつにええやろー?w」
桃「んふ笑」
・・・
数週間後のシェアハウスにて
水「はい!仕事時間しゅーりょー!!」
「僕と遊ぼっ!!」
桃「いやっ!!!!ここまでって!!!」
水「だめですぅー!!!そうやってまた無理して倒れるんでしょー?」
桃「うぐっ…」
水「はい!パソコンは閉じた閉じた!!」
パタンッ(閉
桃「ん,はい。閉じたよ?」
水「ん!偉い!!えらこぉぉおお!!!!(撫)」
桃「なにこれ,はっず…っ///」
紫「いむくんー!!ないちゃん,終わらせられたー?」
ガチャッ
紫「……」
桃/水「……」
紫「しつれーしましたぁ…」
桃/水「いや!なんもしてないから!!」
紫「あははwww」
・・・
ガチャッ
赤「え,なにこれw」
「どんな状況…?ww」
目の前には
・首まで真っ赤のないこと
・ないこを撫でているいむ。
・床にうずくまって動かなくなった初兎。
・黙ったままソファに座ってパソコンをいじっているいふ。
・キッチンで料理を作っているゆうすけ。
赤「いやいやwまろにきはなんで黙ってるの?w」
蒼「いやぁ,邪魔せんほうがええかなぁってw」
黒「俺も同じ。なんかいちゃいちゃしてたからw」
桃/水「してないからっ!!!!!」
赤「おぉおぉw」
蒼「復活で来てよかったなー笑」
黒「ほんまにな笑」
なんて親みたいな会話をしながら初兎もツボにはまったところから
帰ってきてないこたちとじゃれあっているのを見ながら微笑む。
蒼「もう,誰も倒れてほしくないな笑」
黒「そうやね。でもないこはだいじょうぶなんちゃう?」
「セコムがおるからねw」
水「誰がセコムじゃ!!!」
蒼「っwww」
黒「お前ら子供組のことやでw」
紫「なんだとぉ!?」
桃「んふっw」
赤「あ!ないくんがわらったぁ!!!」
蒼「やっぱないこは笑顔が似合うね(撫)」
桃「んへへ笑」
「満開の笑顔で笑ってほしい」おわり。
こんばんわっ!はじめまして!!
結ぶ優しい音と書いて結優音(ゆいね)って言います!
今回,初投稿となりましたっ!
誰かを小説で元気づける。そんな活動ができたらなと思っています!
そんな結優音を応援してくださる方がいたらフォローをお願いします!
これから末永くよろしくお願いいたしますっ!
コメント
2件
初コメ失礼致します🙇🏻 初投稿なのに🎲をうまく表現できていてとても読みやすかったです!! 上から目線で申し訳ありませんがこれからも頑張ってください!! 陰ながら応援させていただきますっ