『で、♍️おネーサンの場所は?』
『あ、ちょっと待っててくれ』
〜電話終了〜
『どこにいるの?』
『ここら辺の近くらしいぞ!』
『🎲はたまには役に立ちますねぇ』
『たまにはってなんだ!たまにはって!』
さすが🎲は♍️の息子なだけある。連絡がちゃんと取れている
『正確な場所は?』
『おう!えーと』
🎲がスマホを触り地図アプリで場所を示した。それは本当に近くのカフェだった。
『わっ、ホントに近くのカフェだ!みんなカフェ好きだねぇ』
『ですねぇ』
『なぁ』
『それでは行きましょうか』
〜移動〜
『おや、早かったですね』
『おう、お袋』
♍️がゆっくりとコーヒーを飲みながら作業していた。
『好きなものを頼んで大丈夫ですよ』
『ではお言葉に甘えて』
前と同じように📚はコーヒーを🎲はジュースを俺はお菓子を頼んだ。
『お話願えますか?』
『……あの子のことですね🎲から聞いていますよ』
♍️は淡々と話し始めた。でも
『あの子はクローンですから』
急に俺の機嫌を悪くさせる…というより嬉しい気持ちもあったが少し複雑な気持ちに陥った。📚は顔が青ざめ🎲は怒った顔だ。気持ちを言わないのはカフェだからうるさくできないのだろう。
『え、今なんて?』
『あの子はクローンなのでじきに壊れます』
『ど、いうこと?』
声が震えた。
確かによくよく考えるとたしかに壊れてしまう。あの子には生きる道がないのだろうか?俺みたく生きることはできないのだろうか?
『この前確認したところ持って3週間です。🍭貴方は飴はまだ残っていますか?』
『……残ってるよ』
『助けたいのならきっとまだ大丈夫です。その飴を使ってください』
『分かった。』
まだ胸にもやがかかっている。何か胸が痛い、何か違う。上手く分からないこの感情にどんな言葉を使えばいいのだろう。
『ザザッしは大丈夫サザッから』
頭の中でノイズが鳴り止まない。ノイズともに何かが聴こえる。なんだろう、分からない。うるさい……。
『🍭?🍭!!』
📚が俺を呼んでいた。ずっとボーっとしていたらしく呼んでも呼んでも返事をしなかったそうだ。
『ここからでは👑は遠いのでここら辺にいる元👑メンバーを探しますよ』
『う、うん』
〜移動〜
『う、うーん📚達はやっぱり知ってたんだよね?』
『ええ、もちろんです』
『なんか言ってもいいか微妙だったからなぁ』
『まぁいいけど』
教えてくれたっていいと少し思えた。だけどいなくなってしまうのはやはりダメだ。だがまだ時間はある♍️からは居場所を聞くのを忘れていた、そのためまだ情報がいる。
『他のメンバーを探しましょう』
『うん!』
あの子がいなくなるのは絶対に許せないけどそれを救えない俺はもっと許せない、だからそのために探すんだ!
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