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2件
rd × gm
mb 有
かなり 長め
R も 有 , 物語 が 主 。
自己満 〇
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gm side
今日 は 珍しく 忙しかった 。 大型 , それに 北への 救助 も 沢山 あって 。 疲労感 の 溜まった 身体 を 引き摺って , 帰路 を 辿る 。
何時も 帰る 明るい 道 。 その 横 には 路地裏 が 有り , 一歩 踏み外せば この 街 の 裏 に 触れて しまいそう 。
ふと , 彼 の 声 が そこ から 聴こえた 。 気の所為 だろうか , 若干 機械音 が したものの , 間違いなく 俺 の 大好き な 人 の 声 だった 。
gm「 … らだお ,さん ? 」
疲れて 働かない 頭 は , そこ に 入ろう と 足 を 指示 する 。 身体 も , 頭 も 何 も 理解 しない 儘 俺 は 暗闇 に 溶けた 。
… 踏み込んでは ならなかったか 。 真っ暗 で 足元 も 曖昧 , 少し 立ち竦んで は 戻ろうかと 振り返る 。
でも , 彼 が , 俺 の 名前 を 呼ぶ 声 だけ は 耳に 残って , 気になって しょうがない 。
??「 がみとも さーん , 」
gm「 … らだおさん ? 此処 に 居るの ? 」
その 声 の 主 は 路地 に 入って 直ぐ の 古い 扉 の 奥 だった 。
恐る恐る その 扉 の ドアノブ に 触れる 。
__________ 触れた 瞬間 だった 。
びり 、と 掌から 身体 へ 強い 電流 が 流れて , 俺 の 意識 は 離れていった 。
rd side
遅い 。
幾ら何でも 遅い 。 今日 は お互い 家 に 帰れる 日 で , 明日 も 休み , という事で ゆっくり しよう , と 話していたのに 。
あの 彼 の 事 だ , 絶対 に 帰ってくる 。 と 唱え続け , ソファ に 沈み乍 スマホ を 弄っていた 。
ふと 時計 を 確認 すると , 夜中 の 1時 。
少し 襲い掛かる 眠気 を 抑え , 彼 に 幾度 も 掛けた 不在着信 を もう一度 鳴らす 。
ガチャ ,
やっと 聴こえた 電話 に 出た 音 。 少し 騒がしい …… いや , がみともさん の 荒々しい 声 が 遠く から 聴こえる 感覚 。
rd「 … ? がみともさーん ,? 」
mb「 … ッ くく 笑 」
… は?
耳 に ちくり と 刺さる様 な 知らない 男性 の 堪えた 笑い声 。
rd「 ちょ , は、… 誰 … ? 」
mb「 … 名乗る 訳 ねーだろ 。
赤兎 がみとも は 俺 が 預かってる 。 良いか , 良く 聞け 。
これ は " 唯 の 誘拐 では 無い " 」
思わず 落としそう に なった スマホ 持ち替え , 震える 手 を 抑えようと , 情報 を 整理しよう と 頭 を 回転 させる 。
… 誘拐 。
それならば 此方 は 警察 だ 。 手馴れている 。 ……… " 唯 の 誘拐 では ない " って , 何だ … ? 否 , それより がみともさん の 身 の 安全 を … っ .
rd「 … がみともさん に 手 を 出すな 。 」
mb「 おっと ,笑 それは 約束 出来ねぇ なぁ 〜 笑 」
rd「 … 警察 総出 だ , 」
mb「 別に 俺は 構わねぇよ ? 笑 , 解放 条件 次第 だ 。 この 誘拐 は チェイス なんて 甘い もんで 解決 しねぇぞ 。 」
rd「 … 直接 話 を 聞く , 今から 。 」
mb「 嗚呼 , 来い 。 警察 も どん と 連れて来いよ 。 」
ブチッ
… 警察 を 自ら 欲求 するとは 。 何 が 狙いだ … ? 増えた 疑問 に 自分 で問い掛け乍 警察 へ 未だ 持っている 無線 を 繋げる 。
今日 は かなり 警察 が 多いな ,…… 12 人も 居る 。
rd《 すいません ,
退勤して 直ぐ で 申し訳 無いんすけど 、…
…… ッ がみともさん が 誘拐 されました 。 》
驚き の 声 と , 突如 増える 焦り の声 。 救急隊 無線 へ 連絡 してくれた 人も 居る 。 やはり こういう時 の 団結力 は 劣らない 。
何時も の 警官 の 服装 へ 着替え , 再度 出勤 する 。 少し 寒い 外 へ 扉を 開けては , 教えられた 番地 まで バイク を これ迄 に 無いほど 速い スピード で 走らせた 。
着いたのは がみともさん の 帰路 の 途中 。 此処ら辺 は 路地 が 多いから 気を付けて , と 良く 声掛けて 居たが …… 何か 吹き込まれた だろうか 。
サイレン を 鳴らし , 警察 も 銃 を 持ち , 路地 の 扉 へ 全員 が 視線 を 向ける 。 救急隊 の 雷電 も 来たようだ 。
周囲 の 建物 には 住民 は 居ない 。… これは 誘拐 に 適し過ぎている 場所 だな , と 警戒心 を 強めながら その 扉 へ 警察 が 呼び掛ける 。
mng「 警察だ! がみともさん を 離せ !! 」
mb「 ッち , もう 来たのかよ 。 」
ガチャリ ,
rd「 … ッは、 」
思わず 銃 の 引き金 を 直ぐ 引きそうになる 。
だって , 犯人 が 抱えているのは ____
全身 に 殴った 跡 , 銃 の 跡 , そして 乱暴 に 服 が はだけた がみともさん だったから 。
その場 の 全員 が 目 を 見開く 。 俺 の 沸点 は , とうに 超えそうだ 。
rd「 ッ がみともさん っ!!! 」
gm「 … ッ ぅ “ , 」
俺 の 声 に 反応 して 目 を 覚まし , 苦しそう に 身 を 捩る 彼 の 足元 には , 小さな ナイフ が 幾つも 刺さっていた 。
mm「 が ,みとも ちゃ … ッ? 」
救急隊 も 見た事 が 無い のだろうか 。 酷過ぎる 惨状 に 目 を 逸らす 者 も 居た 。 それ程 , 酷い 怪我 を 負っていた 。
… それでも 彼 は , 意識 を 保とう と 必死 に 足掻いている 。
mb「 此奴 なっかなか 良い 獲物 だなぁ 笑
狙ってた 通り で 俺 ちょー機嫌 良いわ 笑 」
rd「 … ぁ ” ? 」
mb「 おっと 笑 , いーのかぁ ? … 此奴の 頭 に この 銃 ぶち込んでも 良いんだぜ ? 」
カチ 、 と 銃口 を 彼 に 向ける 犯人 に , 心 を 落ち着かせよう と 深呼吸 を する 。
チェイス では 無い 解放条件 。
聞かなければ ,と 怒り を 押し込み , 問い掛ける 。
rd「 … 解放条件 は 。 」
mb「 … そーだなぁ … 笑 , 青井らだお だったか ? 」
rd「 … 嗚呼 。 」
mb「 お前 , 自分 の 頭 に 銃 を撃て 。 」
gm「 ッ は 、” …? 」
mb「 此奴 ,
ずぅーっと お前 に 助け を 求めてた 笑 ,
だから 其れ を 殺せば … 此奴 の 絶望 する 顔 ,もっと 見れるだろ ? 笑 」
気色悪い 趣味 。 大好き な 彼 の 服 の 首元 を 掴んだ まま 此奴 は 笑う 。
触れるな , っ触れるな …
俺 の 彼女 にっ ….
nt「 ちょっと , 解放条件 として それは 可笑しいんじゃないの 。 」
nrs「 度 が 過ぎた 条件 は 俺達 にも 撃つ 権利 が 有る 。 」
ナツメ さん が 彼 を 思いっ切り 睨み 乍 低い 声 で 述べる 。
成瀬 は 犯人 に 銃口 を 向けた 。
mb「 … そう 思うなら それで 良い 。 此奴 は 此処で 殺す 。 」
犯人 の 指先 が 引き金 に 強く 触れる 。 全員 の 肩 が 揺れた 。 駄目だ , 彼 が ,… がみともさん が 死ぬ の だけは 。
rd「 … 分かった , 俺 が 此処で 自分 に 撃つ 。 」
mb「 ッ はは !笑 聞き分け の 良い子 は 好き だぜ ? 笑 」
gn「 ッ, らだお ! 」
nt「 らだお 君 ッ !!! 駄目 だよっ! 」
仲間 の 止める 声 を 無視 して 犯人 を 睨む 。
にやにや と 気色悪い 笑み を 浮かべる 彼 に 悪寒 が する 。 手 に 持つ 銃 を ゆっくり 自身 の 頭 へ 突きつけた 。
gm「 ゃ “ , ッ ゲホッ … ら ,だ ッ… “ 」
rd「 … ッ 」
苦しそう に 此方 を 見詰めて , 涙 を ぽろ , と 流す 愛おしい 彼 を 瞳 に 収めた 。
rd「 … がみともさん 。 」
gm「 ッ ゃ ” だっ … ! 」
rd「 _____ 〇〇〇 。 」
gm「 … へ , 」
パァンッ と 高々 に 銃声 が 路地 に 響いた 。
gm side
やらかした 。 手足 には 重い 鎖 。 コンクリート に 投げられ , 重い 痛み が 頭 に 響く 。
mb「 … 赤兎がみとも , お前 やっぱ 可愛い 顔 してんじゃんねぇ 笑 」
30代 後半 か , 気持ち悪い 瞳 で 俺 の 全身 を 舐めるよう に 見詰められる 。 心臓 が バクバク と 収まらない 。
あの時 聞こえた 声 の 主 であろう 盗聴器 らしき 物 が 目 に 入る 。 地味 に 巧妙 な 手口 で , 俺 の 大好きな 彼 の 声 を 何処かで 録音 したのだろう 。
gm「 ッ 離せ “ ッ!! 」
mb「 ぃや ? 無理 に 決まってる だろ笑 」
" 俺 の 玩具 " なんだから , と 一言 聞こえて , そこから は あまり 覚えていない 。
沢山 の 痛み を 味わって , 喉 も 乾いて 。 夕飯 も 食べてないんだ 。 空腹 でも 倒れそう 。
変な 気持ち悪い 感覚 も 味わった 。 服 を 脱がされ , 何か 入れられた 感覚 が しては そのまま 数十分 放置 されたり 。 もう 手足 な 感覚 は 無い 。
此奴 の アレ が 入って 無い たけ マシ だ , と 自分 に 言い続けては 翻弄 されるだけ 。
俺 は ひたすら , 彼 の 名前 を 叫んだ 。
gm「 ッ ” , …… らだお , さっ “… ! 」
そのまま 意識 を 失って ,
気が付けば 沢山 の 警察 やら 救急隊 やら に 囲まれて 。 助けに 来てくれたのか ,と 安心する 。 目の前 には 大好き な 彼 が 居て , 俺 を 掴む 此奴 を 睨んでいた 。
でも 意識 は 未だ 朦朧 と していて , 何 を 話して いるかも 聴こえない 。
… 唯 , 一つ だけ 聞き取れた 。
mb「 お前 , 自分 の 頭 に 銃 を撃て 。 」
… は、 ?
大好き な 彼 に 向かって 放たれた 言葉 。
背筋 の 凍る 感覚 と , 大好き な 人 を 失う かも しれない 恐怖 が , ぐるぐる と 混ざって 気持ち悪い 。
反抗 の 声 も 聞こえたけれど , 俺 の 頭 に 銃口 が 向けば 皆 黙ってしまう 。
やめて , 俺が 彼 が 死ぬなら , 俺が 撃たれた 方が 良いのに ッ … !
そしたら , 大好きな 人 は 自分 に 銃口 を 向ける 。
嫌だ , 嫌だ , 嫌だ ッ… !
声にならない 声 で 彼 に 伝えよう と する 。
gm「 ッ ゃ ” だっ … ! 」
彼 は , 優しく 此方 を 見詰めて , 小声 で 呟いた 。
rd「 … がみともさん , 」
________________ 大丈夫 。
パァンッ と 銃声 が 響く 。
首 を 掴まれ , 持ち上げられて いた 身体 が 思いっ切り 倒れそう に なる 。
力 が 入らず , 地面 に 打ち付ける かと 思えば , 大好きな 人 に 優しく 受け止められて 。
… 生きてる 。
血 の 香り が する 。
温かい 。
良く 分からない 儘 大好き な 人 は 俺 を 強く 抱き締める 。
mny「 ッ がみ ー っ!! 」
mmr「 がみともっ… 無事か !! 」
pn「 がみともッ ーー!! 」
先輩 達 の , 同僚 の 声 が 聴こえる 。
rd「 がみともさん , 安心して ? 」
gm「 ッ ぇ , 」
rd「 … 撃ったのは こいつ だから 。 」
隣 へ 視線 を 移せば , 犯人 が 頭 から血 を 流し 倒れている 。 引き金 を 引く 直前 に 犯人 へ 銃口 を 狂いなく 向けた らしい 。
生きてる , 彼 も , 俺 も 。
心臓 が , どくどく と 彼 の 胸元 から 響く 。
堪えていた 何かが , 溢れてきて 。
ぽろ , と 温かい物が 頬 を 伝った 。
rd「 ぅえ ッ !? , がみともさん !? 」
gm「 ッ “ ぅ あ … ッ ( 泣 ) 」
良かった , 良かった
安心感 からか 止まらない 涙 を 見て , 彼 は 目 を 開いて , そして 優しく 笑っては 俺 を 再び 強く 抱きしめた 。
rd「 … 大丈夫 , 俺 は 此処に 居る 。 」
gm「 ッ ぅん 、 “ ( 泣 ) 」
rd「 ん , … がみともさん も , 生きてて 良かった … ッ 」
少し 震える 彼 の 背中 に ぼろぼろ の 手 を 回して , 強く 抱き締めた 。
rd side
あの後 , 犯人 は 一応 罪 を 償わせなければ ならない 為 , がみともさん と 一緒 に 救急隊 へ 運ばれた 。
あんな 奴 , 治さなくても 良いのに , と 思いながら 救急車 の 中 で 疲れ果て 再び 気を失ってしまった がみともさん の 手 を 握る 。
gn「 … らだお , 大丈夫 。 救急隊 を 信じて 。 」
rd「 ッ 、… はい 。 」
とりぎん に そう言われ 乍 , 彼 の 手 を 強く 握り続けた 。
病院 へ 着き , 直ぐ 手術室 へ 運ばれた がみともさん の 事 が 離れず , 病院 の ロビー に 座る 。
手術 は 隊長 や とりぎん が 受け持って くれたらしく , 少し 安心 したものの , やはり 不安 で 。 銃 の 跡 や , 数々 の 殴り傷 。
再び 心臓 が ばくばく と 落ち着かない 。
ましろさん が メンケア を してくれた ものの , やはり 不安 は 取り除けなかった 。
数時間程 経って , 隊長 達 が 戻って来た のを 見つけては 駆け寄る 。
rd「 ッ ,… がみともさんは …? 」
mmr「 取り敢えず は 無事 だ 。 命 に 別状 も 無い 。 」
rd「 よ ,良かった … 。 」
全身 の 力 が 抜ける 。 すると , とりぎん が 「 でも … 」 と 言葉 を 続けた 。
gn「 … 少し , 人 の 居ない 所 で 話しましょう , 隊長 。 」
mmr「 … ッ 嗚呼 , そうだな 。 」
言いづらそう に 病院 の 奥 へと 案内 される 。 何か , と 問い掛ければ
mmr「 … がみとも の 身体 から , 幾つか 弾 が 見つかった 。 2 発程 だか , かなり 負傷 していた 。 」
rd「 ッ 、… 」
gn「 それに ,………… 恐らく
" そういう 玩具 " を 使った 跡 も 。 」
rd「 ッ は ? 」
犯人 は そこまで 彼 を 追い詰めたのか , どおりで 服 が はだけて 居た 訳だ 。
拳 を 強く 握っては , とりぎん に 「 らだと , 手 の 力 , 緩めて 。 血 が 出る 。 」 と 咎められる 。
gn「 取り敢えず , 犯人 より がみとも が 目 を 覚ますのが 遅い と思う 。 」
mmr「 がみともは そういう 仕打ち , とかが 嫌いそうだから , 目 を 覚まさない うち に …… な ? 」
まさか そんな提案 を 救急隊 から される とは 。 相当 彼ら も 頭 に 来ているんだろう 。
rd「 … 勿論 , やられた 分 は やり返さないと , ですよね ぇ 。 」
数日後 , 犯人 が 回復 した 後 ,牢屋 に ぶち込まれ , その後 どうなったか ,
言わずとも … 皆 分かるだろう 。
gm side
gm「 … ん , 」
重い 瞼 を 開く 。 瞳 に 映る のは 明るい 蛍光灯 と 天井 。 ダウン した 時 に 見る あの 病院 の 大部屋 の 天井 とは 違って , 個室 だろうか 。
腕 に 刺さった 点滴 と , 包帯 の 巻かれ , 動かない 足 。 ナイフ が 刺さっていた のか と 思うと 背筋 が 凍りそうで 。
喉 が 乾いているのか , 大きな 声 が 上手く 出せず , べる を 鳴らした 。
5秒 も 経たずに ドタドタ と 激しい 音 が 病院内 に 響いた 。
mmr「 ッ がみとも っ!! 」
osm「 がみともぉぉ ッ!! 目 覚めたのか っ!! 」
gm「 … ッ たい , ち ょ” , 」
yth「 ! , 今 水 持ってくるわ ! 」
掠れた 声 しか 出ない 。 俺 は どれだけ 長く 眠っていた のだろうか 。
俺 の 声 に 気付き ,よつは 先生 が 持って来て くれた 水 を ゆっくり と 飲み込む 。 喉 に 水 が 染みる 感覚 。
mm「 ッ 良かった ぁああああ ( 泣 )」
gm「 ッ , もも、み さん 笑 」
大粒 の 涙 を 流す ももみ先輩 に 強く 抱き締められる 。
温かい 。
後から 聞いた話 だと 俺 は 1週間 程 眠っていたらしい 。
ms「 途中 途中 , 脈 が 安定 しなかったり して ,大変 だったぞ … もう 大丈夫 か ? 」
gm「 脈 ,… が … , 」
gm「 ッ … 本当に すみません でした っ 」
自分 の 不注意 で , こんな 大事 に してしまうなんて 。 あの時 , ちゃんと 警戒 していれば … と 謝罪 する 。 皆 に 迷惑 を 掛けて しまった のだ 。
すると 鳥野さん が 頭 を 撫でて ,
gn「 大丈夫 , 悪い のは あっち だし 。 」
osm「 そーだそーだっ!!! ウチ の がみとも に 何て 事 を ッッ !!! 」
yth「 物凄い 怖かった でしょう , がみともくん 。 」
と おさよつ の 二人 にも わしゃ , と 撫でられて は 思わず 笑って 。
" 此処 なら もう 大丈夫 "
と 皆 に 言われては 心 が 解放 された 感覚 だった 。
救急隊 の 人達 から , 眠っている 間 の 面白い 話 を 聞いて , 雑談 を していると , 再び ドタドタ と 足音 が 響いた 。
もしかして , と ドア に 目 を 向ける 。
「 がみともさん ッッッ !!! 」
聞きたかった , 彼 の 声 。
大好き な 声 が 聞こえて ,思わず 少し 身体 を 起こした 。
gm「 ッ … " らだお " さん っ ! 」
勢い良く ぎゅぅ , と 抱き締められる 。
温かい , 彼 の 匂い , 彼 にしかない この 身体 が 嬉しくて 。
ぽろ , と また 何か が 伝っては , 強く 抱き締められる 。
rd「 ッ … 良かった , 本 ッッ 当 に … ッ 良かったぁ… ! ( 泣 ) 」
gm「 ッ … 。 」
震えた 声 で , しばらく 抱き締め合っては , 彼 が 青い 鬼 の 仮面 を 外して , 俺 の 顔 を 見詰める 。
ふと 周り を 見れば 他 の 救急隊 も , 来た 警察 も 居なくて , 病室 には 二人きり 。
ぽす , と ベッド に 彼 が 腰 を 下ろした と 思えば , 突然 唇 が 触れた 。
きゃぁ , と 少し 高い 声 が ドア の 奥 から 聞こえる ものの , 彼 は 唇 を 離さない 。
gm「 ッ ,… んっ … 」
rd「 … 。 」
お互い の 涙 が 混ざった , しょっぱい キス 。 ぷは 、 と 口 が 離れては , 彼 が 目 を 細めた 。
rd「 ちゃんと , … がみともさん だ 。 」
gm「 … 笑 , そぅ , がみともだよ 。
… 本物 の , らだおさん でしょ ? 」
rd「 … ! ふふ , うん 。 本物 の 青井 らだお だよ 。 」
「 生きてて , 良かった 」 と 頬 を 撫でられては , その手 に 自分 の 掌 を 重ねる 。
rd「 本当に , がみともさ … " がみとも " が 居ない と , 俺 何にも 出来ない 。 」
gm「 … ッ 」
rd「 この 1週間 , チェイス も , ヘリ も 全部 出来なくて 。 」
rd「 本当に , 心配 だった …ッ 」
gm「 ッ … ごめん っ… ごめんなさぃ 」
rd「 ン , … 俺から , 離れないで … 絶対 に 。 」
gm「 … ぅんっ 離れない ,… 絶対 。 」
rd「 ッ … はぁ … ほんと , 怖かった 。 がみとも が どっか 行っちゃうんじゃ無いかって 。 」
gm「 " らだお " を 置いて どっか 行く程 , 俺 強くないよ 笑 」
目 を ぱち 、と 開いては , 「 良く 分かってる 」 と 微笑む 彼 に 顔 が 暑くなる 。
すると ドア の 奥 に 仲間 の 気配 を 感じたのか , 彼 が 振り向いた 。 警察 の 人 や 救急隊 の 人 が 盗み聞き していた みたいで 。
恥ずかしさ で 顔 が もっと 暑くなって 毛布 に 顔 を 埋めた 。
nt「 ぃやぁ〜っ らだおくん の 可愛いとこ 見れたなぁ ッ ! 」
pn「 病院 で キス って 大胆 だな ぁぁあ! リア充 め ! 」
mm「 がみとも くん , ちゃんと 愛されてる じゃない 笑 」
gm「 ッ … /// 見なかった 事に …ッ 」
rd「 俺 は 何とも 。 」
gm「 ッ へ … 」
rd「 周り に 牽制 出来て , 良い 機会 だなって 思いまして 笑 」
gm「 … ッ !? /// 」
mmr「 男前 過ぎる … 。 」
nrs「 ふぅ〜 らだお かっちょいーっ!! 」
rd「 うるせ〜 っ笑 」
rd side
数週間 経ち , 無事 がみともさん が 退院 して ,二人 で 家 に 帰る 。 帰り道 の 路地 を 見た 時 , がみともさん が 少し 辛そう な 顔 を した 。
やはり 未だ トラウマ は 有るよな … と 思いながら 二人 で 入るのも 久々 な 我が家 の 扉 を 開ける 。
gm「 ッ… 帰って来れたぁ …! 」
rd「 笑 , ん 、おかえりなさい 笑 」
gm「 … ! ただいまぁ 〜 っ!笑 」
「 おかえり 」 と 言えば 「 ただいま 」 と 帰って来る 。
二人 で 仲良く 風呂 に 入って , 一切 " そういう 雰囲気 " を 感じぬ儘 布団 に 潜った 。
… 足りない 。
否 , 何か 物足りなさ が ある 。
数週間前 に 言える筈 だった 台詞 を 彼 の 耳元 で 囁こうと 上半身 を 起こす 。 肘 を ついて 眠りそう な 彼 の 額 を 軽く撫でた 。
お預け だったのだから しょうがない 。
rd「 … ッ ね , " がみとも " 。 」
gm「 … ぇぁ ,…? 」
眠そう に 欠伸 を しながら 此方 を 見る 彼 に , 少し 怒り すら 覚える 。
_____俺 は こんなにも 待ってたのに 。
ちゅ , と 音 を 鳴らして 口付 を 落とす 。 すると 目 が 覚めたように 見開いて , 顔 を 真っ赤 にする 。
可愛い , こりゃ すぐ 襲われても しょうがないだろう 。 " 危機感 " が 無いのだから 。 ならば 持たせなければ … か 。
rd「 … ねぇ がみとも 。 」
gm「 …?な ,に 。 」
するり ,と 彼 の 腹 の 下 を 撫でては びくり と 肩 を 揺らして , そして また 少し 震えた 表情 を する 。 恐らく , あの クソ野郎 に 触られたのだろう 。
gm「 ッ //… らだ ,ぉ さん っ … 」
rd「 何 ? 」
gm「 そこ , 触っ …たら ,だめっ… 、 」
rd「 どうして ? 」
どんどん 彼 の 顔 は 歪んでいく 。 心配 だ 。 勿論 トラウマ を 味わってるのだから , そりゃぁ こんな 嫌そう な 顔 を するだろうに 。
… でも ,
__________ それが 可愛い ♡
rd「 此処 をさ ? ずる って , ナカ に 玩具 挿れられて 。 」
gm「 ッ …や , やだっ … ( 泣 )」
少し 涙 を 流し始めた 彼 。 今まで 優しく そういう事 を して来た 。 彼 は 怖がると 分かってるから 。 ……………………………でも ,
俺 は 趣味 が 悪くなったのか 。 彼 の 泣き顔 を 見れば 見る程 , 口角 が 上がる感覚 。
つん 、と 張った彼 の 下部 の 突起 の 先 を 撫でたり , 孔 の 近く を 摩ってみたり 。
そして , 彼 が されたで あろう 行為 を 囁いていく 。
gm「 ッ ぅ “ ぁ …… や , やだぁ ッ …… 待っ … ( 泣 )」
rd「 で ? すこーし 弱くなった 玩具 が まぁーた 強く なっちゃったり ? したんでしょ ? 」
gm「 ッ は , … ッぁ” 〜〜〜ッ!? ♡♡♡ 」
rd「 … 想像して ィ っちゃったの ? 淫乱 だねぇ …♡? 笑 」
gm「 ぁ ,… や 、…… 違っ (( 」
チュ ,
反論 なんて させない , と 口 を 封じる 。
gm「 ッ ぁ “ふ ,… んぅ "ッ ♡… // 」
rd「 … ッ …プハ ,
かわぁい〜ねぇ 笑 がみとも ♡ 」
gm「 ッ は , っ… は 、ッ… ♡♡ 」
rd「 … こーふんしてんの ? 犯罪者 に やられた 事 で ? 笑 」
gm「 違っぅ … ッ ら ,だぉ に 触られてるから ッ … /// 」
予想外 の 返事 に 少し 目 を 開く 。 何で , そんな 可愛い事 言うの 。
犯人 が 言っていた 。 がみともさん は 襲われている時 , 俺の 名前 を 呼んで いたって 。
rd「 じゃぁ ,俺 に 触られるの 、 好き ? 」
gm「 ッ …… ん 、 好 …き ッ /// 」
rd「 … ふぅん … そっかぁ ♡ 」
彼 の 頬 を 撫でて , 首 , 胸 , 腹 を そのまま 伝う 手 に , びくっ と 肩 を 揺らす 彼 は まるで 子兎 。
ヂュ ッ ♡ …… ペロッ …♡
gm「 ぁ ” ッ ♡♡ は , ん" ぅあッ … ♡ 」
rd「 … ふふ 笑 , 相変わらず 乳首 よっわぃね〜 っ笑 」
ピンク色 の 可愛い 彼 の 胸 の 突起 を 虐めてみると , 赤い 花 が 咲いたように 色 が 変わって , 固くなる 。
下 の 突起 も また 反り立って 。触って と 言わんばかり に ナカ も きゅん 、と 疼いているのだろう 。
俺 の 服 を 軽く 引っ張っては
gm「 … ッ , らだお 、の 欲しっ … ♡ 」
なんて 俺 の 名前 を 呼んで , 俺 のを 欲しがる 。 可愛い , 本当に 愛おしい 。
一生 , 離したくない 。
ゴチュン ッッ ♡
gm「 ぁ “へ ッ ♡♡ … ん “ぁぅッ♡ 」
パチュ , パチュ ッ ♡♡
ゆっくり ,彼 の 好きな奥 を 濃厚 に 愛していく 。 奥 に 触れる度 肩 を 揺らして , 彼 は 息を 荒くして , そして 俺 に しがみつく 。
rd「 ッ ん" ,♡ 奥 あっつ …ぃ ♡ 」
gm「 ぁ “ッ へ …♡ ン “…ッあ “♡ 」
ねっとり , 甘い 夜 。
彼 は 沢山 俺の名前 を 呼んでくれる 。
快楽 を 求める度 に , 俺 の 名前 を呼ぶ 。
がみとも は , 俺だけ の もの 。
rd「 ッ ,” がみとも 、…♡
中 ,出すね …? ♡♡ 」
gm「 ん “ッ ♡♡ぁ … き”て ぇ”ッ♡ ,
… 奥に , いっぱぁい ♡ ,ちょーだぁい …ッ? 」
rd「 ばか ,// 煽んなッ … ♡♡♡ 」
ゴプ ッ♡
今日 また 互いの名前 を 甘く 呼びあって
奥まで 愛する 。
誰にも 触れさせないと 青い鬼 は 赤い兎 を 愛でる 。
どろっどろ に , 溶けそうな程に 。
恐怖 なんて どこかへ 行ってしまいそう 。
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