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君とまた出逢えたのならその時はこの言葉をふたりにおくりたい
俺は癒樹
生徒会に入ってる以来はごくごく普通の高校生、な、はず
洸樹…ゆーちん!おはよ!
彼は洸樹、名前みたいにキラキラしてる奴
癒樹…またきたのか
洸樹…酷くないw
癒樹…んなもんだろ
優…2人とも!おは!
癒樹…優ーおはよ
洸樹…ゆーちゃんおはよ!
優…うえい
優…てかさ
優…2人って付き合っとん?
洸樹癒樹…は?
洸樹癒樹…ないないない!!!
優…えー
顔が熱い、
優が変な事言うから、
洸樹…まぁね?少しは思うよ?
洸樹…でも俺はそーゆーの望んでないし
優…ふぇー、
癒樹…まったく、
俺らの毎日は毎日会って話しながら行くこと
それが楽しいのだ
幸せなのだ
でも
その幸せは突然崩れることになる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近洸樹を見かけない
何かあったのだろうか
優…なぁなぁ!洸樹んち凸ろうぜ!
普段なら乗らないようなことに
癒樹…おう、そうだな
と、返事をした
優は少し驚いた顔をしながらも
優…よし!行くか!
と元気な声で洸樹の家に向かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピーンポーン
洸樹母…あらぁゆーくん達ーどうしたの?
癒樹律…洸樹いますか?
洸樹母…あー、ごめんねぇ、今は会えないのよー
洸樹母…あの子が病気がちなのは知ってるでしょう?
洸樹母…ちょっと、ね
暗い顔だった
その顔で、何かを察した
でも
癒樹…分かりました、また来ます
そう言ってその日は帰った
それからというもの毎日洸樹の家に通った
そしてある日告げられた
洸樹母…ごめんなさい、洸樹が亡くなったわ、
苦しかった
辛かった
癒樹…あぁ、
ぼろぼろと涙の出る俺を、そっとおばさんは抱きしめてくれた
暖かかった
なんで、気づいてやれなかった
なんで、わかってやれなかった?
後からおばさんに聞いた話、
洸樹は、治療するのが遅かったらしい、
もう、手遅れだったって、
だからせめて最後の時は、
俺らと過ごさせたって
おばさん、ありがとう、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
優…大丈夫か、?
癒樹…、、、
洸樹に会いたい
いや、
会えるじゃないか、!
優…癒樹、?
俺は屋上へと繋がるドアを開け
階段を駆け上がり
屋上のドアを開けた
優…癒樹!やめてくれ!
そんな言葉が聞こえずに俺は、
癒樹…今から会いに行くよ、
屋上の柵から足を出し
そのまま、地を目掛けて飛んだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
優…っ!、
あぁ、またこの夢、
癒樹、死んで欲しくなかった、
目の前で、しなれた、
止められなかった、
あぁ、
すごく苦しい
アイツらが居ない世界を、生きたくない
でも、
生きたかった洸樹の気持ちが、
いや
俺は生きないと
洸樹の分と、癒樹の分を、
目いっぱい生きて、
死んだら、癒樹を殴って
洸樹に、褒めてもらうんだ
ああ、
ごめんな、
もう少し待っててくれよ
2人とも
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あの二人に会えるなら
ひとつ、言いたいことがある
ふたりと、付き合いたかった、
END