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お兄ちゃん~笑っ

夏、散歩するからって誘われた。

宗方麻季の兄博也さん、

毎日散歩道、石狩川の堤防、

ここで夏休みに花火大会があった。あの時、火の粉が飛んできた。

眼が見えなくなった。


オッス!

相模…

こんにちわ。

えっおはようございます。

腕時計がまだ8時を示してる。

見せて…

ガラスなしのだな。。

父親が買ってくれた。

麻季?…この人博也兄さんの同級生なの?…

そうだよ。


夏~

お母さんの声だ…

あなたこの前言ってたわね。眼が見えたらまた花火を観たいって。

市の職員の人から手術受けて欲しいって

宗方…途中から見えなくなったのか…

そうだよ…中学生の時だった。高校生で見えなかったら卒業出来ない。

見えたらまた会えますよね。相模さん笑っ

君に会いたい…

博也君、この人

おばさん相模孝介、

中原夏の母です…

お母さんですか!…

二十歳?…大人っぽいから…

えっ俺が?…

俺の下に弟と妹がいるからかな…

そうですか…

早めに戻っ欲しい…

行くわよ。

戻る?。麻季

良いよ私も帰るから。

振り返り。

相模さん笑っまたあってね。

ありがとう…


佐久間さんが待ってるわね。

和也の親父さん来てるの。

そうなのよ。

お父さんいるの?…

喜んでたわ連絡したら帰ってくる。

忙しいのに呼んだの。

当たり前よ。会社の責任重大だから市の方で全面的にしてくれるって

宗方~病室決まったら教えてよ。

了解だよ!。またな

あいつ良いな

なっちゃんと手を繋いでた。



病室側で

ドナーカード登録してました。何年かかってるんだ!…

なかなかドナーの

患者側で訴えるよ!いい加減にしろよ!

お父さん…

河村先生がいるから。

骨髄移植のドナー?…

すみません。中原ですが中原夏のドナーの相手

お待ちしてました。

どうぞ…


御両親お待ち下さい。

夏ちゃん入って。

はい。

ドキドキしてきた。

眼の状態確認中…

ぼやけてます、

光は見えてますか。

はい!…でも火が怖い…!!

いやだ~!

落ち着いて!

小間君、

押さえろ!、


先生~開けろ!夏の声がした!

光を見たら怖いって言われ…すみません…鎮痛剤を打ちました。

あの娘幼い時に火事を目の前で見てますから…

2度も観ましたか…

様子観ますか…

はい…お願いいたします。

学校をしばらく休ませて欲しい。

休学ですか…

来年卒業出来ますか?…

なるべく早く眼の移植をいたします。

私は夢を見た。

孝介さんのお兄さん、

待ってるって。


眼を開けたがまだ見えなかった…

夢なら見える様になって欲しい…


半月後。

ドナーが決まった。

前の人は男性客にあたえた男同士ならいいって。

また病院に向かってた。

入院支度をしてた母親…


わあ可愛い娘が入ってる!

コラ君たち覗かない。

入院の病室。

真ん中のベッド。

六人部屋。

個室が開いてなかった。


兄ちゃん、夏の病室。

あったよ。


こんにちわ笑っ

麻季なの?…お兄さんの博也?…

夏良かったな。

一人っ子だからさみしいよ…


誰?…

中原さんが入ったら覗きに来るのよね。

いきなり?…

可愛い顔してるからよ笑っ

自分の顔忘れたよ笑っ

笑った!…

可愛いなぁ

君達~

逃げろ!…

コラ!走るな!

わたる!心臓発作起こすなよ!。

わあ先生だ!…

あの三人元気よ!あれでも病人?…

麻季も盲腸したとき、

いたなあんな感じの男の子。

美人かしら笑っ

うぬぼれるな!。

アハハ笑っ

またきます。おばさん母さんが何かあったら教えろって

ありがとう笑っ博也君、麻季ちゃんもたまに顔を出してね。

はい笑っ

行くか?…

お邪魔しました。

ご苦労様笑っ



夏さん、

はい?…

車椅子で風当たりの中庭で看護士が。

またきます。夏さん何かあったらこれ押してね。

はい!

看護士も大変なんだ。

音楽のカセットを聞いてた…

君一人か。

車椅子の音が聞こえた。

そうですが…


及川さん~勝手に歩いたらダメだわ。

戻りなさい!…

ごめん戻る!…

何か言われた?…

一人かって言われました。

お母さんが見えましたよ。

ほんと笑っ



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