テラーノベル
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コンビニを出ると、外はもう夕焼け色に染まっていた。少し冷たい風が吹いて、🦈は肩をすくめる。
🦈「うわ、思ったより寒い…」
🎮「お前、薄着すぎ」
そう言いながら🎮は隣を歩く🦈を見る。
🦈「だって昼は暑かったもん…」
🎮「はいはい」
呆れたように返しながらも、歩く速度はちゃんと🦈に合わせていた。
その少し後ろでは、📢と🌸が並んで歩いている。
📢「今日、委員会長引いたの?」
🌸「うん、先生に捕まってた」
📢「あー…お疲れ」
🌸「珍しく優しい」
📢「は?」
🌸は小さく笑う。
そのさらに後ろでは、🍵と👑がゆっくり話していた。
🍵「アイスおいしかったね〜」
👑「甘すぎた」
🍵「えー?」
👑「でも、嫌いじゃない」
🍵「ふふ、素直〜」
👑「うるさい」
そんな何気ない会話をしながら、6人はいつもの帰り道を歩いていく。
やがて分かれ道に着く。
🎮「じゃ、また明日」
🦈「うん」
📢「🌸、寝落ちすんなよ」
🌸「しないし」
🍵「👑、課題忘れないでね〜」
👑「🍵こそ」
笑いながら手を振って、自然に二手に分かれた。
(彼女組 side)
少し歩いたあと、🦈が小さく息を吐く。
🦈「……ふぅ」
🌸「疲れた?」
🦈「ちょっとだけ…」
👑はその声を聞いて、ちらっと🦈を見る。
👑「……だるい?」
🦈「え」
👑「顔、ちょっとそんな感じ」
🦈は少し驚いたあと、小さく笑う。
🦈「👑ってたまに鋭いよね…」
🌸「あー…分かる」
👑「観察してるだけ」
そう言いながら、自分も少しだけお腹を押さえる。
🌸「……👑も?」
👑「まあ、少し」
その言葉で、なんとなく空気が変わった。
🦈「……そろそろ、かな」
🌸「うん、多分」
👑「周期的に考えたら普通」
静かな声で交わされる会話。
周りに人がいたら絶対にしない話だった。
🦈「今回ちょっと早い気がする…」
🌸「最近忙しかったからじゃない?」
👑「ストレスとかでもズレるし」
🦈「やっぱそうかな…」
少し安心したように🦈が笑う。
しばらく歩いていると、🌸がぽつりと呟いた。
🌸「……でも、言えないよね」
🦈「え?」
🌸「📢とかに」
🦈「あー……」
👑も小さく頷く。
🦈「🎮、絶対めちゃくちゃ心配するもん」
🌸「📢も変に機嫌悪くなりそう」
👑「🍵は……過保護になりそう」
3人は顔を見合わせて、少しだけ笑った。
想像が簡単につくから。
🦈「隠したいわけじゃないんだけどね」
🌸「普通に接してほしいだけ」
👑「気遣われすぎるの、疲れるし」
その気持ちは3人とも同じだった。
少し風が強く吹く。
🦈「っ…」
🌸「寒い?」
🦈「んー…なんかちょっと…」
👑はその様子を見て眉を下げる。
👑「無理しないでよ」
🦈「大丈夫だよ、まだ全然」
“まだ”。
その言葉が、どこか引っかかった。
(彼氏組 side)
一方その頃。
🎮「……なんか今日静かじゃなかった?」
🍵「誰が〜?」
🎮「🦈」
📢「あー…🌸も少し変だったな」
🍵「👑もいつもより元気なかったかも」
3人とも、それぞれ違和感を感じていた。
🎮「疲れてんのかな」
📢「まあ、最近忙しいしな」
🍵「でも、無理してそうだった〜…」
その言葉に、一瞬静かになる。
みんな、自分の恋人のことはよく見ている。
だからこそ、小さな変化にも気づく。
🎮「……明日、甘いのでも買ってくか」
📢「なんでそうなる」
🎮「いや、元気出るかなって」
🍵「🎮くん優し〜」
🎮「うるせぇ」
📢は呆れたようにため息をつく。
でも少しだけ口元が緩んでいた。
まだ、誰も言わない。
言えないままのことが増えていく。
それでも6人の日常は、いつも通り続いていた。
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