下校時間
nk
「一応…彼奴等には言っといた…」
shk
「無理すんなよ…?」
kt
「コクッ」
nk
「じゃあ、またな…」
kt
「ニコッ」
kt
「またね」
喧嘩組
「!」
nk
「またな!」
shk
「まってろよ!」
kt
「コクッ」
嬉しいなぁ…w
信用できる人がいるっていうのは…
後2日間…耐えるだけ…
俺も、頑張らないと…
…でも、まぁ
どうして母さんは
俺を虐待…するんだろ…
…考えても、無駄…か
早く帰ろ…
________
kt
「ただいま…」
母
「…おかえり」
母
「テストはどうだったの?」
kt
「…いつ、も…どおり…で、す」
母
「…ふぅん」
母
「2つとも…90点以上。ね…」
母
「んで?」
kt
「ぇ…?」
母
「何って…さっさと飯作りなさいよw」
母
「考えることもできなくなったのかしら?」
kt
「ッ!は、はい…!今すぐ…っ」
母
「その汚い声で喋るな!!!」
kt
「ビクッ!」
kt
「コクッコクッ」
やっぱり…いつもの母さんだ…
どうして…なんで…
俺には、愛をくれなかったの…?
なんで…?理由あるなら、言ってよ…
俺だって…指摘されたなら…
直したのに…
…けど、もう遅いのかな
明後日には、もうここには
居ないと思うし…
kt
「…」
ご飯できたし…
渡してこよ…
母
「毎度毎度、遅えなぁ…」
kt
「…」
母
「それにまずいし…」
母
「ホント、将来それで生きてけんの?w」
母
「自慢できない息子ね」
kt
「ッ…」
母
「なに?言いたいことがあるなら言えよ」
kt
「…フリフリ」←首振ってる
母
「あっそ…」
kt
「い”ッ?!」
母
「あぁ〜…スッキリした…」
母
「んじゃ、さっさとどこか行け」
kt
「…」
母
「返事は?」
kt
「ッ!は、はい…」
母
「さっさとどこか行け」
kt
「は、い…」
________
kt
「スゥ…」
kt
「はぁぁぁ…」
痛い…
kt
「ぉぇ…」
吐き気がする…
kt
「はぁ…はぁ…」
…けど、今日を耐えたんだから
後は明日を耐えるだけ…
多分…大丈夫…
kt
「ゲホッ…ゲホッ…」
kt
「…リスカしたい」
kt
「…バレ…ないかな…?」
けど…やめろって、なかむからも
心配されてる…
kt
「…明後日までの、我慢」
今のうちに…家出の準備も…
しとかないと…
kt
「…けど」
何を…持っていくんだ…?
とにかく…色々…
kt
「…適当でいっか」
kt
「服とか…自分で買ってたし…」
まぁ…なんとかなるか…
PCは絶対…でしょ?
唯一の、宝物だから…
kt
「ほかは…」
________
kt
「っし…こんくらいかな…?」
kt
「普通に…」
kt
「デカいリュックに入れただけだが…」
kt
「…後は、作戦とか考えてくれてる…」
…信用できる人って
頼もしくて…優しくて…
あったかいなぁ…
kt
「…母さんは、また出かけてるか…」
kt
「…宿題割ったら、寝よっかな…」
kt
「今日の宿題なんだっけ…」
理科のテスト勉強
kt
「…」
kt
「…」
kt
「死ぬ気でやらないと…()」
kt
「テストいつだよぉ…」
理科一番嫌いなんだって…
なんだよ…リトマス紙とか…
わけわからん用語出してくるし…
…テストは…来週の月曜日。
…今日は、水曜日。
後…4日…
…オワタ()
kt
「マジで死ぬ気でやらないと…」
4日かけても…
テストの点数悪いんだから…←
赤点ギリギリよ…
kt
「えーっと…範囲どこだ…」
________
kt
「はぁぁぁぁ…」
なんとか範囲のところは確認したけど…
絶対に無理だってぇ…
kt
「早く寝よ…」
kt
「おやすみなさい…」