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nk「はぁ…….」




みどりくんからもらった精神安定剤を出し、俺はそれをいっきに飲み込む



いわゆる、”オーバードーズ”というものだ


もちろん、胃が荒れるから腹痛とか吐き気はやばいけど


飲んだ瞬間、ふわふわしてなんだが気持ちがいいから


なんとなくやってる



md「…….ナカム?」



nk「ぁ…..おはよぉ」



md「イマヒルダヨ、?」



nk「ぁれ、そうだっけ?」(笑



頭が上手く回らない、オーバードーズをした日は誰にも会わないようにしていたのに



md「…..タイチョウ、ダイジョウブ?」



md「イチオウ、フクロヨウイシトクネ」



nk「ありがと、」(笑



多少めまいがするが、そんなのはどうでもいい


俺は立ち上がり、きんときの所へ行く


_______________


nk「きんとき…..ぃ?」



kn「ぁ……なか、む」




きんときは少し驚いた後、腕を隠した



nk「……大丈夫だよ、隠さなくて」



kn「ぅ……で、でも…..」



きんときは俯いたまま喋り出した



kn「ほら、リスカ跡、汚いから」


kn「見せる、ものじゃないし…..」



彼は”失語”のせいで、喋り出すのに時間がかかる


けど、そんな彼と話したい


nk「俺だって、さっきオーバードーズしてきた所だよ」


kn「へ…..!?」



きんときは驚いた表情のまま固まってしまった



nk「そんな驚く、?w」



kn「お、驚ろくよ…..」



kn「で、も…..大丈夫?」



nk「なにが?」



kn「ぇ、ぁ、怒られる….の、?」



nk「ううん、むしろ体調のこと気にしてくれる」



kn「優しい….のか、な」



彼の障害は、わかってもらえないことが多いと思う


それでも、俺はきんときと一緒にいたいんだけどね


ま、俺も一緒か…..


精神病棟へようこそ____。

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