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「やっほ!mtkくん」
「えっ、ぁ、こんにちは!」
まさか、ぶつかった日が昨日なのにも関わらずまた再会してしまった。
「偶然だね…?今日のお昼一緒に食べる?」
僕の昨日の願いが通じたのかはしらないけれど、仲良くなれる思わぬチャンスだった
「……ぜひ、!!」
そう答えると、昨日と同じように、頭を撫でられた。
((まただ、………、))
どうやら僕は、この人に撫でられることに異様な喜びを抱いているらしい。
「omrくん!こっちこっち」
お昼のチャイムが鳴り、購買で買い物を済ませた時、手招きされてついて行った場所は何やら騒がしかった。
「あれ、これがwkiのお気に入り?笑笑」
床に散乱するお菓子のゴミ、飲みかけのペットボトル、タバコの吸い殻……
派手髪でガラの悪そうなガタイのいい人たち、おめかししている女子生徒
ここが学校の屋上であることに違和感を覚えたくらい、ここは治安が悪そうに映った。
((いや、こんなことであることなんてはじめから分かっていただろう))
連れられて縁の方に腰掛けたとき、
「名前なんて言うの〜?」
と複数の女子生徒が興味ありげに近寄ってきて、そう発した。
「omrくん。仲良くしてやってね」
肩をぐっと引き寄せられたあと、その問いに対して答えたのは僕をここに連れてきた人だった。
「omrくんか、よろしくね〜?♡」
「あ、はい、……」
僕はこの圧に耐えられるだろうか、さっき買ったばかりのパンがつぶれていくのを感じた。
「てかすっげぇ真面目そうじゃん」
「それなぁーwkiのオキニなのマジびっくり」
「こらこら〜omrくん怖がっちゃうからコソコソすんのやめなよー笑笑」
僕の不安が伝わってしまったのか分からないけど、そのひと言で場が整っていくのが理解できた。
そのまま、僕への興味が薄れたのか少し離れたところでまた騒ぎ出した。
「あの、…そういえば、名前何ていうんですか…?」
さっきから、wkiって言っているのは分かるのだが、聞いてもないのに呼ばれるのは変かと思い今更だが聞いてみた。
「そういえば名乗ってなかったっけ、wkiだよ
wki hrt 」
「てか、omrくんこそ俺名前知らないんだけど〜?」
「あ、mtkですっ!」
「mtk……ね」
急に首に手を回され、お互いの息が伝わるほどに近くなり、僕は何が起こっているのか分からなかった。
ただ恐怖なのか、心臓がドクドクと激しく音を立てる
「夜さ、二人だけで遊ぼうよ…」
この人の瞳には何か吸い寄せられるものがあった。
誰にも聞かれてない状況でかわした約束は僕の心を強く駆り立てた。
あーもうなんだこれ!!進まない
次回はもっと進むはず、です🙂
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