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涼ちゃんは 、凄く 綺麗だ 、でも 手は すっごく 男らしくて 、俺を 優しく 包んでくれる 。すぐ泣くくせに 、自分の事は 後回しに する 。 俺や 元貴を 最優先して 、自分を 顧みない 。
そういう 涼ちゃんが 、俺は 大好きで 堪らない 。
「 ッふぅ … 、 さっぱりした 〜 。 」
活動休止中 、 元貴の 計らいで 俺と 涼ちゃんは 同居 していた 。
ダンスの 練習も 軌道に乗り 、俺らの 仲も 深まってきた 頃 、正直 欲求不満 だった 。
一人で 抜いたり していたが 、抜いた後の 虚しさが 押し寄せてきて もはや 出来ないに 等しかった 。
濡れた 髪を タオルで 拭きながら 、冷蔵庫を 開け 水を 取り出し 飲んでいると 、 先に お風呂を 済ませて 部屋で 涼んでいた 涼ちゃんが 近付いてくる 。
「 わ 〜 かい 。明日 出掛けない ? ダンス 休みだし 。」
「 え ? 良いけど … 、なんか 欲しいもんでも あるの ? 」
そういうと 、「 ん 〜 … 、 」 と 言葉を 零すと また 俺に 向き直り 微笑みながら 言う 。
「 せっかく 一緒に 住んでるのに 、出掛けないの 勿体ないし … 、若井 最近 疲れてそうだったから … その … 、ね ? 」
ほんとに この人は …… 、と心の中で 呟けば ふと 口元が 緩む 。
優しくて 、綺麗で … 、誰よりも 俺らの 事を 考えてくれてて 、自分の事を 顧みない そういう人 。
そこまで 思えば 、頷き 出掛ける事に なった 。
私 、時波と 申します 。
FC会員 。
見る専 でしたが 小説を 出すことに しました 。
初 小説に なります 。
よろしく お願い 致します 。