「お兄ちゃん!お兄ちゃん! 」
切喜「はッ…………」
また夢だ。ループし続けてる。どうやってもこうなる。
小恵を殺しても、僕が死んでも、敵を殺しても、
頭の中で整理していると、もう出来る術がないのではないかと思った。
そう思いながら、服を着替える。
切喜「…ひとつ、やってない方法があったな。」
そうだ。これがあった。
そう思いながら、ベットに寝っ転がる。
切喜「僕の名前はこえ、小恵の名前はせつき。ほんと、僕らは運命だな。」
小恵「…切喜くん遅いなぁ。どうしよう、」
切喜くんの事は、ノートを通して知った。
そして、あるページで
「せつきくんはぼくのおにいちゃん」
と書いてあった。
お兄ちゃん。そうだ。お兄ちゃん。お兄ちゃんとお出かけができる。
楽しみにしてたのに
お兄ちゃんは来ることは無かった。
二度と。先生も連絡はしてくれたらしいが、繋がらないって。
お兄ちゃんの、嘘つき。
こんなこと、あるかよ、
でも、ループを抜け出したのがいちばん悔しい。もっと苦しんで欲しかったのに。
切喜・小恵「ごめんな/ね」
私「こちらが最終回。小恵くんがループの元凶だったって訳です。とってもいい子なはずなのに。切喜はこの後敵の奇襲死んでしまいます。最期に小恵に会えなかった後悔を抱えたまま、地獄に行ってしまうのですね。
少し悲しいENDです。『最後こんなENDもみてみたい!』などありましたらコメントに(˶’ ᵕ ‘ ˶)では、別のお話でも会えることを楽しみにしています。」
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