あなたの匂い

私は今でも忘れないものがある

それは元彼の誠也の香水の匂い

誠也とは6ヶ月前に別れてまだ1度もあってない。

誠也の匂いが忘れられなくて今でも誠也の匂いお探している

～shopping～

誠也の匂いを探すために香水屋さんに来てしまった。誠也と別れてからずっと探してるけど全然見つからない。

店員さんが横を通った瞬間誠也の匂いがした。

〇〇 あの！

店員 はい？どうしましたか？！

〇〇 えーとお姉さん香水とかってつけてますか？

店員 え？香水ですか？

〇〇 はい、

店員 香水はつけてないんですけどバンドクリームならつけてます

〇〇 そうなんですか？！

店員 はい。これです

店員さんからハンドクリームを出されて匂いを嗅いでみるとやっぱり誠也の匂いがして付き合ってた頃を思い出す。

〇〇 あの、どこで買いましたか？

店員 えっと〜、ここです！

〇〇 そうなんですね！ありがとうございます。

店員 ぜんぜんです！！お役に立てて良かったです

〇〇 では、

私は帰り道そのハンドクリームが売ってるお店によってそれを買った。

買ってからそれを手につけて匂いを嗅いでみるとやっぱり誠也の匂いがすごくして香水じゃなかったけど毎日付けるようにした。

～park～

仕事かえり公園で飲み物を買ってベンチに座って帰ろうとした時

〇〇 え、、

誠也 久しぶり。

〇〇 久しぶりだね、元気にしてた？

誠也 うん。彼氏できたん？

〇〇 出来るわけないよ、誠也の事忘れられなもん

誠也 え？

〇〇 なんでもない！！誠也は？彼女できた？？

誠也 彼女は居ないけど好きな人だったらいるよ

〇〇 そっか、

誠也 うん。

誠也に好きな人がいる事それだけ辛くて私だけがずっと誠也のこと好きな事が嫌になってきた

〇〇 用事あるから帰るね、！

誠也 おう。またな

〇〇 うん。バイバイ

誠也の顔を見る度付き合ってた頃を思い出して辛いから用事があるって嘘をついて逃げた。

その時 気がついた。

付き合ってた頃にしたあの誠也の香りがしない。

なんで？そう考えた時気づいた。

付き合ってた頃にしたあの誠也の匂いは2人が愛し合ってる時にしかしない匂いってことを。

𝐄𝐍𝐃

〇〇 私はまだ誠也の事好きだよ？そう伝えれば良かった。