「どゆこと!?」
「いやだってこんなnoobがなんで好かれてんの!?」
「我もわからんなぁ。」
level1にも関わらず、ゴブリンに好かれるのは意味がわからない。そもそもゴブリンって敵モブだよね?どういうことだ?
「なんで?ほんとに」
「あ、あの、説明してもよろしいですか?」
と、一匹(一人)のゴブリンが話を進めた。
「わたくし達は、貴方様のムードでなぜかしらの魔法かなにかで友好モブ的なものになってしまいました。」
「なので、貴方を襲わなかったと思われます。」
ほほう、そういうことか、ムードは、言いかえるとオーラ的な意味だったけ、魔法、んーまだ謎が沢山だな。
「ゴブリン達も人間を襲うのは本能ではないのです。自然と体が動いてしまって、本当に申し訳ございません、」
本能じゃないなら仕方がないな、
「いえいえ、本能じゃないのなら仕方ないことですよ笑」
自分はそう言った。
「あのお詫びに私たちの村へ来ませんか?」
「え、いいんですか?」
本当に行っていいのか?フェアルもいるのに、
「あの、フェアルもいいですか?」
「フェアル?」
ゴブリンはそう問いかけてフェアルをみた。
「フェアルって、ルファ・ケンジャですか!?」
「え、あそうです。どうしてですか?」
「ルファ・ケンジャは神の神使のなかでも一番神にたたえられていますから、地上では珍しいのですよ!」
とゴブリンが言った。
そんなにすごいやつだったのかこいつ、まぁ仲間が居るだけでありがたいよな。
「じゃあ、遠慮なく行かせていただきます!フェアルも行くよな?」
「我は構わんぞ。」
おれ達は、ゴブリンの村へ行くことにした。
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