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生きてはいまっす
遊郭みたいなところの話。設定ごちゃごちゃ丸
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幼い頃からよく碁で賭けをしていた。
俺は彼に勝ったことがなくて、いつも「だんご買ってきてよ。」とかの軽いだから良かったんだけど、ずっと悔しさは残っとって、いつかないこに勝ってやりたいと思っていた。
桃「ねぇまろっ!!また碁をやろーよ〜!!」
青「ええよ。やろか」
…また負けた……
今日こそは勝てると思っていたのに、またもボロ負け。
もうどうやったら勝てるんやろ…
桃「……ふは、笑」
桃「難しい顔してる…笑笑」
青「う…」
桃「まろも大分上手くなってると思うよ。俺もそろそろ負けるかも?」
青「なんやそれ。ムカつくわ」
桃「ははっ笑……は、笑」
桃「俺さ、一応遊郭で働いてるじゃん??」
青「ん?あー、お前の女装姿バリおもろいねんな笑」
桃「おい笑うなよー笑!!」
桃「でね、んーと…」
桃「……んーん、やっぱなんでもない!」
青「なんやそれ。逆に気になるんやけど」
桃「大したことないから大丈夫!」
青「ふーん、?」
幼なじみであるないこは、親に売られ、店の楼主である俺の親の店で働いている。俺の親の店はそれなりに稼ぎのあるところであったのだ。
働くと言っても、主に遊女の仕事をするのではなく、裏方のお仕事みたいな。遊女が病にかかった時だけ接客をするらしい。
たまたま仕事場で出くわしたないこが俺に「あとで碁をしようよ!!」と言ったことを今でも思い出す。
それが初めて碁をした時。負けた人は勝った人の言うことをひとつ聞くというものだった。
初めてだし、それこそルールもよくわかんないけれど、とにかく、ないこと遊ぶのは楽しかった。
もちろんあいつが勝負に勝って、その時、あいつは俺に言った。
桃「今度また一緒に遊ぼうね。」
そう言って、俺の手を握りしめて、優しく微笑んだ。それが、恥ずかしくて、ついパッと手を離し、手で顔を隠してしまう。それを見たないこは、また楽しそうに微笑んだ。それから、よくないこと話すようになった。
ないこはすぐに気づいてくれたが、店の奴らは俺をあまりよく思っていなかったのか。ないこはよく店のヤツらに怒られていた。
さすがに心配になって、ないこに「大丈夫なん?」と聞くと、腕をまくり上げ、腕筋を見せながら、「心配しないで、大丈夫だよ。」と声をはりあげていた。
桃「ねぇねぇ、まーろ!」
青「ん?どしたん。」
桃「だいすき」
青「うん。知っとる」
桃「んー!!そうじゃない!!」
青「…ふは笑」
俺らは幸せなことに両思いであった。
付き合っているわけでもないし、俺から愛を伝えている訳でもないけど。
よく告白されてはいるが、少し、恥ずかしくて、その返事をしてやることが出来なかった。
彼を愛している変わらないんやけどな〜。と1人頭を悩ませる。
誰よりも努力家で人一倍優しく、あまり見せない顔を俺にだけ見せてくれる。俺にだけ弱音を吐いて、涙を見せてくれる。ないこの弱い所を俺にだけ見せてくれるというのが嬉しくて、つい彼を甘やかしてしまう。
彼が涙を流したりしたら、決まって俺は彼を抱きしめる
こうすると、安心したのか、彼は眠りにつく。
愛おしい。
花のような彼をずっと傍で見ていたかった。
桃「好き、大好き。愛してる、!」
突然俺の部屋にやってきたと思ったら、思いっきり抱きしめて、そう言い放つ。
青「知っとる知っとる」
今日はいつにもまして、積極的だな〜と呑気に考える。
桃「これで最後の賭けにしよう。」
突然彼は言い放った。
桃「ルールはいつも通り、負けた方が勝った方の言うことを聞いてね。」
何故か、ないこは悲しそうな顔をした。何故そんな顔をするのか。俺には何も分からなかった。
緊張感の中、碁石を置いていく、ないこの打つ手はいつも完璧で、揺るぎが無かった。
案外、あっさりと負けてしまった。
桃「賭けのことなんだけどね。」
桃「…伝えたいことがあったんだ。」
唇をキュッと噛み、俯きがちに言われる
桃「俺さ〜、なんか身請けされることになったんだ。」
桃「男好きとかいたんだな〜、はは。」
青「は、?」
桃「面白いよな。俺身請けされちゃったよ……笑」
青「は、ぇ?いや。行かんとってや。」
思わずないこを床に押し倒してしまった。ないこは一瞬驚いたような顔をして、「もう遅いんだよ。」俺の視線を逸らすようにして言い放った。
桃「俺はどうもできない」
桃「その人さ、結構偉い人でさ。まろの親の店が立ってるのだってその人の支援のおかげでもあるし、断る訳には行かないんだ。」
その言葉に一瞬フリーズしてしまう。
なぜそんなことをもっと早く教えてくれなかったのか。
俺の親はそれを知っていたはずなのに、何故教えてくれなかったのだろうか。
何故、何故……
……こんなことなら、早くないこに思いを伝えれてれば良かった。
青「ないこ、愛してる……」
桃「…へ?…もうっ…」
桃「もっと、ッ…はやく言ってよ…」
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なんか たのしい
ネタを 考えてる時は 楽しかったんだけど、書いたらこんなんだからやばい
一応の設定
【桃】親に青の店に遊女として売られる
↓
【青】と【桃】が出会う
そこで【桃】が【青】に碁で賭けをしようと誘う
↓
お互いに思いを寄せる
↓
【青】と【桃】が再び出会い、2人で賭けをするようになる
↓
【桃】による告白が始まる
【桃】が偉い人に気に入られる
↓
↓
↓
【桃】が偉い人に身請け話をされる
↓
【桃】が【青】にこれで最後の賭けにしようと誘う
↓
【青】が勝負に負けてしまう
↓
【桃】が偉い人に身請けされると告白
↓
【桃】が自分に向ける【青】の気持ちに気づく
↓
【桃】はもう遅いんだよ…と言う
↓
【青】からの愛の告白
↓
↓
【桃】が身請けされる
ざっとこんな感じです
なんかもう ぐちゃぐちゃすんぎて泣く